【公式】HULFT IoT EdgeStreaming 逆引きリファレンス_2021年7月1日_初版発行

現在日時(OSタイムゾーン)から、「年」、「月」、「日」を取得したい

EdgeStreamingの現在日時取得ロジックから、「年」、「月」、「日」を取得する処理について説明します。

この処理で以下のような出力結果を得られます。

例(「フォーマット」が「2006年01月02日」の場合)

取得したOSのタイムゾーンが「2021-03-03T06:04:36.9060502Z」の場合、出力値が「2021年03月03日」になる。

処理の説明

現在日時を取得し、「年」、「月」、「日」のみを出力します。

以下の例では、「YYYY年MM月DD日」の形で出力するマッピング定義を作成します。

= 備考 =

日時フォーマッティング(定型書式)ロジックでフォーマットを定型書式の中から選択することもできます。日時フォーマッティング(定型書式)ロジックについては、「現在日時(OSタイムゾーン)から、「時」、「分」、「秒」を取得したい」を参照してください。

ポイントとなる機能

現在日時(OSタイムゾーン)

現在日時を出力します。

ツールパレットの日付-基本-現在日時(OSタイムゾーン)で設定できます。

日時フォーマッティング(カスタム)

指定されたフォーマットに日時をフォーマッティングします。

ツールパレットの文字列-日付-日時フォーマッティング(カスタム)で設定できます。

操作手順

ここでは、Runtimeを実行するIoTゲートウェイのOSのタイムゾーンから年月日だけを「YYYY年MM月DD日」のフォーマットで出力する場合を例に説明します。

1. スクリプトを作成します。

スクリプトの作成方法については、「ファーストステップガイド」を参照してください。

ここでは以下のスクリプトを前提に説明します。

2. スクリプトキャンバスでmapping_1アイコンをダブルクリックします。

Mapperエディタが表示されます。

3. ツールパレットから以下のロジックをMapperエディタにドラッグ&ドロップします。

  • 現在日時を取得するため、日付-基本-現在日時(OSタイムゾーン)

  • 出力する日時のフォーマットを指定するため、文字列-日付-日時フォーマッティング(カスタム)

Mapperエディタに各ロジックが配置されます。

4. 配置したロジックのプロパティを入力します。

  1. 日時フォーマッティング(カスタム)ロジックをダブルクリックします。

    日時フォーマッティング(カスタム)ロジックのプロパティダイアログが表示されます。

  2. 「フォーマット」を入力します。

    ここでは「2006年01月02日」と入力します。フォーマットに入力する文字列は以下の日付フォーマットを表します。

    • 2006:年(4桁)

    • 01:月(2桁)

    • 02:日(2桁)

    日付を示すフォーマットの文字列の詳細については、「Mapperリファレンス」を参照してください。

  3. 必要に応じて「コメント」も入力し、完了ボタンをクリックします。

  4. 必要に応じて現在日時(OSタイムゾーン)ロジックをダブルクリックして「コメント」を入力し、完了ボタンをクリックします。

5. 現在日時(OSタイムゾーン)ロジックを日時フォーマッティング(カスタム)ロジックへドラッグ&ドロップします。

現在日時(OSタイムゾーン)ロジックから日時フォーマッティング(カスタム)ロジックへのマッピングリンクが表示されます。

6. 日時フォーマッティング(カスタム)ロジックを出力先へドラッグ&ドロップします。

日時フォーマッティング(カスタム)ロジックから出力先へマッピングリンクが表示されます。

7. スクリプトを保存します。

スクリプトの保存方法については「ファーストステップガイド」を参照してください。

 

スクリプトを実行すると、以下の結果を得られます。

 

 

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