【公式】HULFT IoT EdgeStreaming ファーストステップガイド_2021年7月1日_第4版発行
リモート環境でのテスト実行
リモート環境でのテスト方法について説明します。
リモート環境でのテスト実行を行う前に、EdgeStreaming Studioが通信できるよう、事前にリモート環境側で通信ポートの開放を設定してください。
なお、ポートの開放設定は、管理者権限で行ってください。
許可するポート:22、15601
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デザイナのメニューで、実行設定–リモートデバイス接続設定を選択します。
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リモートデバイス接続設定ダイアログが表示されるので、以下のとおり入力します。
ホスト名
接続したいIoTゲートウェイのホスト名またはIPアドレス
ポート番号
SSH接続を行うポート番号
認証方式
パスワード認証を選択
ユーザー名
SSH接続に使用するユーザーの名前
パスワード
SSH接続に使用するユーザーのパスワード
認証鍵
認証方式で鍵認証を選択した場合、認証鍵のファイルを選択
パスフレーズ
認証方式で鍵認証を選択した場合、認証用の鍵を作成した際のパスフレーズを指定
ターゲット
接続したいIoTゲートウェイのOS種類とCPUアーキテクチャ
ログレベル
出力するログのレベル
作業ディレクトリ
スクリプトを実行するEdgeStreaming Runtimeの作業ディレクトリ
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接続テストボタンをクリックして、IoTゲートウェイにSSH接続できることを確認します。
接続テスト成功ダイアログが表示されたら、OKボタンをクリックします。
= 備考 =接続テストに失敗した場合は、以下の点を確認してください。
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ホスト名、ポート番号、ユーザー名、パスワードの設定が正しいこと
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接続したいIoTゲートウェイで、SSH接続ができるよう設定されていること
続けてリモートデバイス接続設定画面の完了ボタンをクリックします。
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デザイナのメニューで、実行設定–リモートデバイス実行に切り替えるを選択します。
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[スクリプトの実行]
をクリックします。
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ストリーム処理を停止するには、[スクリプトの停止]
をクリックします。
スクリプトの実行に必要なモジュール一式を「リモートデバイス接続設定」画面で設定した作業ディレクトリに転送し、SSHを経由してスクリプトを実行します。
標準出力結果は、ローカルでテスト実行したときと同様に、実行ログで確認できます。
【公式】HULFT IoT EdgeStreaming ファーストステップガイド_2021年7月1日_第4版発行