【公式】HULFT IoT EdgeStreaming ファーストステップガイド_2021年7月1日_第4版発行
バージョン 2.2.0 以降からのレベルアップ
レベルアップの流れ
EdgeStreaming Studioをレベルアップするときは、新レベルのEdgeStreaming Studioを新規にセットアップして、旧レベルのEdgeStreaming Studioから設定を移行します。
データのインポート/エクスポート機能を使用することで簡単にデータを移行できます。
レベルアップの主な流れは以下のとおりです。
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旧レベルのEdgeStreaming Studioでプロジェクト、各種設定データをエクスポートする
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旧レベルのEdgeStreaming Studioをバックアップする
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旧レベルのEdgeStreaming Studioをアンインストールする
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新レベルのEdgeStreaming Studioをインストールする
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新レベルのEdgeStreaming Studioにライセンスファイルを適用する
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新レベルのEdgeStreaming Studioにライブラリをインストールする
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新レベルのEdgeStreaming Studioにカスタマイズした設定を移行する
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新レベルのEdgeStreaming Studioを起動する
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新レベルのEdgeStreaming Studioに退避したプロジェクト、各種設定データをインポートする
レベルアップ前に作成したプロジェクトおよびスクリプトは、レベルアップ後もそのまま使用することができます。
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旧レベルの EdgeStreaming Studioで、新レベルに移行したいプロジェクト、各種設定データをエクスポートします。
コントロールパネルの、「EdgeStreaming Studioの設定」を選択し、「EdgeStreaming Studioの設定」画面からエクスポートを行います。
詳細な手順は 「データのエクスポート」を参照してください。
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旧レベルのEdgeStreaming Studioのバックアップ
旧レベルのEdgeStreaming Studioを終了し、バックアップを行います。OSのファイルコピー機能を使用して、退避フォルダに移動します。
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任意の場所に退避フォルダを作成します。
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旧レベルのEdgeStreaming Studioを、インストールの際に配置したフォルダごとコピーします。
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退避フォルダに貼り付けます。
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旧レベルのEdgeStreaming Studioのアンインストール
旧レベルのEdgeStreaming Studioのアンインストールを行います。
OSのファイル削除機能を使用して、インストールの際に配置したフォルダをすべて削除してください。
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新レベルのEdgeStreaming Studioのインストール
新レベルのEdgeStreaming Studioのインストールを行います。
EdgeStreaming Studioを使用するOSの任意のフォルダにEdgeStreaming モジュールを配置してください。
注意新レベルインストールの際、インストール先のフォルダはファイルなどが存在しないフォルダを指定してください。
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新レベルのEdgeStreaming Studioにライセンスファイルを適用
新レベルのEdgeStreaming Studioにライセンスファイルを適用します。
$EDGESTREAMING_HOME\server\lic下にライセンスファイル(license.lic)を配置してください。
= 備考 =EdgeStreaming の構成が移行前と同じ場合、ライセンスファイル(license.lic)は移行前に使用していたファイルを使用できます。
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ライブラリのインストール
新レベルのEdgeStreaming Studioに各種アダプタで使用するライブラリをインストールします。
詳細については、新レベルに同梱されている「ライブラリのインストール」を参照してください。
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カスタマイズした設定の移行
旧レベルにて以下のマッピングのロジックの「入力数」をカスタマイズした場合、再度設定が必要です。
<対象のマッピングロジック>
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「文字列」-「演算」-「連結」ロジック
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「配列」-「基本」-「追加」ロジック
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「配列」-「基本」-「追加(最大サイズ調整)」ロジック
旧レベルのEdgeStreaming Studioの「$EDGESTREAMING_HOME\client\conf\system.properties」の「icon.input.handler.max.count」の値を、新レベルのEdgeStreaming Studioの「$EDGESTREAMING_HOME\client\conf\system.properties」の「icon.input.handler.max.count」に設定してください。
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レベルアップ後の起動
新レベルのEdgeStreaming Studioを起動します。
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新レベルのEdgeStreaming Studioにプロジェクト、各種データをインポート
1.でエクスポートしたプロジェクトおよび各種設定データを、新レベルのEdgeStreaming Studioのプロジェクトにインポートします。
コントロールパネルの、「EdgeStreaming Studioの設定」を選択し、「EdgeStreaming Studioの設定」画面からインポートを行います。
詳細手順は「データのインポート」を参照してください。
【公式】HULFT IoT EdgeStreaming ファーストステップガイド_2021年7月1日_第4版発行