【公式】HULFT IoT EdgeStreaming アダプタリファレンス_2021年7月1日_初版発行

サイズ指定送信

入力データをファイルに蓄積し、指定したバイト数に到達するとFTPサーバへ送信します。

注意

FTPアダプタには固有の機能制限があります。

機能制限についての詳細は、「FTPアダプタ固有の機能制限」を参照してください。

サイズ指定送信処理画面は、デザイナ画面でスクリプトキャンバスを表示した状態から以下の順番でクリックし、コンポーネントアイコンをスクリプトキャンバスにドラッグ&ドロップして表示します。

  • ツールパレット-汎用プロトコル-FTP-サイズ指定送信

 

図7.3 サイズ指定送信処理画面

(1) 項目一覧

サイズ指定送信処理に設定する項目の一覧です。

表7.3 項目一覧

項目名

初期値

設定値

省略

備考

名前

 

半角英数字、一部の記号(*1)

×

半角アルファベットから始まる値

入力データ

(入力データなし)

入力データのコンポーネント名

×

一覧から選択(*2)

必須設定

 

接続先

 

 

×

 

ファイル名

 

 

×

 

送信サイズ

 

1~2147483646

×

単位:バイト

整数値で設定

書き込み設定

 

追記書き込み

 

 

 

ヘッダ

 

 

 

リトライ設定

 

リトライ回数

15

0~9999

整数値で設定

バッファリング件数

86400

0~1073741824

 

バッファータイプ

メモリバッファー

 

一覧から選択

コメント

 

コメント

 

文字

 

:

省略可

×

:

省略不可

*1

:

「_(アンダーバー)」のみ指定可能です。

*2

:

スクリプトキャンバス上に入力や変換のコンポーネントアイコンが配置されている場合に、一覧に選択肢が表示されます。

(2) 各項目の説明

サイズ指定送信処理に設定する項目について説明します。

それぞれの設定を変更した後、完了ボタンをクリックすると設定が保存されます。

取消ボタンをクリックすると、変更した内容が破棄されます。

名前

サイズ指定送信処理のコンポーネント名

半角英数字、「_(アンダーバー)」で指定してください。

また、半角アルファベットから始まる値で指定してください。

入力データ

サイズ指定送信処理を行う入力データのコンポーネント名の選択

一覧に表示される入力データのコンポーネント名から、サイズ指定送信処理を行うコンポーネント名を選択してください。

必須設定

接続先

FTPの接続先

サイズ指定送信処理を行うFTPの接続先を選択してください。

追加をクリックすると、FTP接続設定画面が表示されます。

FTP接続設定画面についての詳細は「FTP接続設定」を参照してください。

一覧の編集をクリックすると、リソース一覧の編集画面が表示されます。

リソース一覧の編集画面についての詳細は「リソース一覧の編集」を参照してください。

ファイル名

書き込み用のファイル名

ファイル名を絶対パスまたは相対パスで指定してください。

相対パスの場合、実行箇所により書き込み用のファイルは以下のパスをもとに格納されます。

  • Windowsの場合

    表7.4 書き込み用のファイルのパス

    実行箇所

    パスの起点

    Studio実行

    $EDGESTREAMING_HOME\client\es-agent\プロジェクト名\スクリプト名

    リモートデバイス実行

    EdgeStreaming Runtime(es-agent.exe) と同じ階層

     

  • Linuxの場合

    表7.5 書き込み用のファイルのパス

    実行箇所

    パスの起点

    リモートデバイス実行

    EdgeStreaming Runtime(es-agent)と同じ階層

     

送信サイズ

FTP送信を実施する際の送信サイズ(バイト)

FTP送信を実施する際の送信サイズを、“1”~“2147483646”の間の数値で指定してください。

書き込み設定

追記書き込み

追記書き込み指定

FTP送信時にすでに存在するファイルへの書き込みを行う場合はチェックをつけてください。

ヘッダ

ヘッダ

書き込みファイルのヘッダに入れる内容を記載してください。

リトライ設定

リトライ回数

FTPでの送信時のリトライ回数

FTPでの送信時のリトライ回数を、“0”~“9999”の間の数値で指定してください。

バッファリング件数

FTPでの送信時のバッファリング件数

FTPでの送信時のバッファリング件数を、“0”~“1073741824”の間の数値で指定してください。

バッファータイプ

バッファータイプ

バッファリングのタイプを選択してください。

  • メモリバッファー

コメント

コメント

サイズ指定送信処理に対するコメント

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