【公式】HULFT IoT EdgeStreaming ファーストステップガイド_2020年5月1日_第2版発行
シナリオ3:Modbus TCP対応機器から入力されるデータを指定した間隔で送信する
本シナリオでは、Modbus TCP対応機器から入力されるデータを、入力間隔とは異なる間隔を指定して外部に送信することができるスクリプトを作成します。
たとえば、センサーから0.01秒間隔でデータが入力される場合、同じ間隔で外部にデータを送信しようとするとデータ量が膨大になるという懸念が生じます。
その対策として、以下の二つのストリームを一つのスクリプト上に作成します。
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HULFT IoT EdgeStreamingの「スクリプト変数」を使用してModbus TCP対応機器からの入力を一度スクリプト変数に受けます。
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Modbus TCP対応機器の入力間隔より長い間隔で、スクリプト変数の値を外部のシステムに送信します。
= 備考 =
取得した値を外部システムにどれくらいの間隔で送信すればよいかは、後続のシステムでデータの可視化・分析を行う際に必要となるデータの粒度に応じて決定します。
本シナリオでは、1分間隔の温度の推移を可視化・分析したいという要求があると仮定し、その要求を満たすよう、1分間隔で外部システムに温度データを送信するスクリプトを作成します。
【公式】HULFT IoT EdgeStreaming ファーストステップガイド_2020年5月1日_第2版発行