Mapperロジックの仕様(マージMapper)

Mapperロジックとは

Mapperロジックとは、四則演算や文字置換などさまざまな値の変換や加工を行うことができる機能です。

Mapperロジックの使用方法

Mapperロジックの使用方法は、ドキュメントMapper・変数Mapperと共通です。

= 備考 =

詳細については、「Mapperロジックの使用方法」を参照してください。

Mapperロジックの仕様

Mapperロジックの種類

Mapperロジックには「マージ」「変換」の二種類があります。

種類はアイコンの左上のチップで判別できます。

ロジックの種類

チップ画像

パレットのタブ名

マージロジック

マージロジックを表すチップ

マージ

変換ロジック

変換ロジックを表すチップ

分岐

数値

文字列

日付

= 備考 =

変換ロジックの詳細については、「変換ロジックのデータの型」を参照してください。

マージロジック

 

マージロジックの種類

マージMapperでは、統合条件を指定するマージ用Mapperロジック(以下:マージロジック)を使用して、さまざまな条件に基づいた統合を行うことができます。

HULFT Squareでは、以下のマージロジックを用意しています。

 

「APPEND」

それぞれの入力元を指定した出力スキーマの形式で別々に出力します。

「INTEGRATE」

条件に合致するすべての入力元をまとめて出力先に統合します。

「AND」

条件に合致する入力元のデータのみを対象とします。

And-Appendマージ

And-Appendマージ

条件に合致する入力元のみが出力の対象となります。結果データは、それぞれ別に出力します。

And-Integrateマージ

And-Integrateマージ

条件に合致する入力元のみが出力の対象となります。結果データは、1つにまとめて出力します。

「OR」

すべての入力元のデータを対象とします。

Or-Appendマージ

Or-Appendマージ

すべての入力元が出力の対象となります。結果データは、それぞれ別に出力します。

Or-Integrateマージ

Or-Integrateマージ

すべての入力元が出力の対象となります。結果データは、条件に合致するデータを1つにまとめて出力します。

「LEFT-RIGHT-JOIN」

一番目の入力元のデータを対象とします。

-

Left-Right-Joinマージ

Left-Right-Joinマージ

一番目の入力元が出力の対象となります。結果データは、条件に合致するデータを1つにまとめて出力します。

= 備考 =

各マージロジックの動作の違いについては、各マージロジックの「ロジックの使用例」を参照してください。

nullが入力された場合

データベースコネクターなどのデータに、値が存在しないことを表すnullが入っていることがあります。

= 備考 =

変換ロジックに入力されたnullの扱いについては、「nullが入力された場合」を参照してください。

仕様制限

注意

変換ロジックを出力スキーマに直接マッピングすることはできません。

= 備考 =

Mapperロジックに関するMapper共通の仕様制限については、「Mapper共通の仕様制限」を参照してください。

注意事項

= 備考 =

Mapperロジックに関するMapper共通の注意事項については、「Mapper共通の注意事項」を参照してください。