Excel書き込みウィザード

Excel書き込みウィザードとは

Excel書き込みウィザードとは、ドラッグ操作で簡単に書き込み処理の書き込み設定を行うことができる機能です。

Excel書き込みウィザード設定画面のプロパティ

項目名	説明	備考
シート名	書き込み範囲の選択で選択したシート名が表示されます。	直接入力はできません。
書き込み開始セルアドレス	書き込み範囲の選択で選択した書き込み開始セルアドレスが表示されます。	直接入力はできません。
選択	「書き込み範囲の選択」ダイアログが表示されます。
列一覧	書き込み範囲の選択で選択した列名・書式設定・型が表示されます。列名の取得後、選択した列名が表示されます。	各項目については、「書き込み処理」のページを参照してください。
列名の取得	「列名の取得」ダイアログが表示されます。	書き込み範囲の選択後、有効になります。
取消し	「Excel書き込みウィザード」設定画面を閉じます。
完了	「Excel書き込みウィザード」設定画面を閉じ、書き込み処理のプロパティにウィザードの設定項目を反映させます。

Excel書き込みウィザードの操作方法

書き込み処理のプロパティから[Excelウィザードの起動]をクリックします。
[ファイル]に選択したExcelファイルが読み取り専用で表示され、「書き込み範囲の選択」ダイアログが表示されます。
セル上で書き込み列の範囲をドラッグして選択し、[OK]ボタンをクリックします。
注意
- 書き込み行数は入力データに依存するため、行の範囲は指定できません。
- Excel書き込みウィザードでは、書き込み範囲を500列まで選択できます。500列を超える範囲を指定する場合は、書き込み処理のプロパティから[列一覧]を手動で設定します。

「書き込み範囲の選択」ダイアログが閉じ、「Excel書き込みウィザード」設定画面が表示されます。

選択した書き込み開始セルと書き込み列を反映させるために、以下の設定が行われます。

項目名	設定値
書き込み開始セルアドレス	選択した書き込み範囲の開始セル
列一覧/列名	選択した書き込み範囲の前の行の値
列一覧/書式設定	[書き込み先の書式を利用する]
列一覧/型	選択した書き込み範囲の最初の行のセルの書式設定の値
列一覧/フォーマット	空文字

列名を一括で変更する場合、以下の操作を行います。

[列名の取得]ボタンをクリックします。
「Excel書き込みウィザード」設定画面が閉じ、「列名の取得」ダイアログが表示されます。
セル上で列名に使用する列をドラッグして選択し、[OK]ボタンをクリックします。

注意
「書き込み範囲の選択」ダイアログで選択した範囲と同じ列数のセル一行分を列名に指定できます。
「列名の取得」ダイアログが閉じ、「Excel書き込みウィザード」設定画面が表示されます。

[列一覧]の[列名]に選択した列名が設定されます。
[完了]ボタンをクリックすると、設定項目が書き込み処理のプロパティに反映されます。

Excel書き込みウィザードの終了

ウィザードの設定を完了する場合

ウィザードの設定を取り消す場合

仕様制限

Excel書き込みウィザードで起動するExcelファイルは、HULFT Square ストレージから一時的にコピーされたものです。

そのため、Excel書き込みウィザードで起動したExcelファイルの内容を変更しても、HULFT Square ストレージ上にあるExcelファイルは更新されません。
Excel書き込みウィザードで起動するExcelファイルが「Excel 97-2003 ブック (*.xls)」形式の場合、「Office」のテーマや配色パターンで表示されます。
Excel書き込みウィザードで起動するExcelファイルにグラフが含まれている場合、グラフは表示されません。

Excel書き込みウィザードで起動するExcelファイルに以下のいずれかの表示形式が設定されている場合、セルの値が正しく表示されません。