注意事項
Integrateサービスが起動もしくは再起動してから以下を行うと、Javaが管理するJVM Non-Heap Memory領域内のメタスペースが消費されます。
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任意のプロジェクトバージョンのスクリプトをデザイナーからはじめて実行する
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スクリプトを編集して実行する
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はじめてジョブを実行する
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Integrateサービスを再起動するとJVM Non-Heap Memoryはリフレッシュされます。再起動前に実行したスクリプトでも初回実行という扱いになり、上記に該当します。
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消費されるJVM Non-Heap Memory領域はプロジェクト中に含まれるスクリプトとコンポーネントの数に比例します。
以下の場合では JVM Non-Heap Memory は消費されません。
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同じバージョンのプロジェクトに含まれるスクリプトを繰り返し実行する
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同じジョブを繰り返し実行する
JVM Non-Heap Memory領域が不足した場合、「スクリプトのロードに失敗しました。」というエラーが発生し、スクリプトの実行が正常に行えなくなることがあります。この現象が発生した場合には該当サービスを再起動してください。
デザイナー全般
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スクリプトの保存中にスクリプトを実行すると、保存に失敗する場合があります。
スクリプトの保存中に、スクリプトの実行は行わないでください。
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プロパティ設定のダイアログの入力フィールドで、テキストを入力状態のまま完了をクリックすると、入力が反映されない場合があります。Enterキーを押して入力を完了してから、完了をクリックしてください。
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単一行の入力フィールドに改行を含む文字列を貼り付けた場合、改行より前のデータのみが貼り付けられます。
プロジェクトエクスプローラ
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スクリプトやフォルダ、スクリプト変数の削除を行うと、フォーカスが外れプロジェクトの保存ができなくなります。
その場合、再度プロジェクトエクスプローラを選択してフォーカスを合わせてください。
プロパティインスペクタ
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プロパティ項目に値を入力した際には、必ずEnterキーを押して入力を完了してください。
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例外通知処理やメモ処理で、プロパティインスペクタから設定ダイアログを開いた場合、了解をクリックしても入力が反映されません。プロパティインスペクタ以外のビューやキャンバスを選択して、入力を完了してください。
スクリプトコンポーネント
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フロー処理(繰り返し処理や条件分岐など)で、開始と終了アイコン間の最後尾に位置するコンポーネントアイコンは、終了アイコンに対し内部でプロセスフローが補完されます。
同様に、開始と終了アイコン間もプロセスフローが補完されています。よって、開始と終了アイコンの間にコンポーネントアイコンを配置しなくても、コンパイルエラーにはなりません。
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繰り返し処理、繰り返し(条件指定)処理、および繰り返し(データ件数)処理で、コンポーネント変数「count」の加算は1ループの終了時に行われます。