kintone コネクターのメッセージおよび制限事項

 

オペレーションについては「kintone」(オペレーショントップページ)を参照してください。

KINTONEカテゴリのメッセージコード一覧

kintone Connectorで発生するエラーに対応するメッセージコードです。

 

KINTONE0000E

定義されていないエラーが発生した場合に出力されるメッセージコードです。

原因

対策

定義されていないエラーが発生しました。

エラーメッセージやエラーが発生した処理のヘルプなどを確認してください。

対応するエラー

  • 特になし

 

KINTONE0001E

kintoneでの処理中のエラーに対応するメッセージコードです。

原因

対策

エラーメッセージにより、原因は異なります。

下記の「例外メッセージ」に対象のエラーの原因/対策が記述されていないかを確認してください。

対応するエラー

  • KintoneResponseStatusException

 

KINTONE0002E

kintoneに接続できなかった場合に出力されるメッセージコードです。

原因

対策

サブドメイン名不正です。

コネクションリソースの設定でサブドメイン名を確認してください。

対応するエラー

  • org.apache.http.client.ClientProtocolException

 

KINTONE0003E

API呼び出しで入力データの必須パラメータが指定されていない場合に出力されるメッセージコードです。

原因

対策

<入力データ>の必須パラメータが指定されていません。

<入力データ>の必須パラメータを指定してください。

対応するエラー

  • RequestParameterRequiredException

 

KINTONEカテゴリの例外メッセージ

例外名

原因

対策

InputDataNotFoundException

入力データが指定されていません。

入力データを指定する、またはデータフローを引いてください。

InvalidPropertyConfigurationException

<プロパティ名>が指定されていません。

<プロパティ名>が指定されていません。

<プロパティ名>を指定してください。

InvalidPropertyConfigurationException

キーに指定するフィールドは書き込み対象にしてください。

キーに指定しているフィールドが書き込み対象に指定されていません。

書き込み対象に指定する、またはキーのチェックを外してください。

InvalidPropertyConfigurationException

サブテーブルのフィールドはキーに指定できません。

サブテーブルのフィールドがキーに指定されています。

キーのチェックを外してください。

InvalidPropertyConfigurationException

フィールドタイプ[<フィールドタイプ>]はキーに指定できません。

使用できないフィールドタイプがキーに指定されています。

キーのチェックを外してください。

java.lang.NumberFormatException

数値フィールドに数値以外の値が入力されました。

数値を入力してください。

java.lang.NumberFormatException

数値型のフィールドに数値以外の値が入力されました。

数値を入力してください。

KintoneResponseStatusException

<ステータスコード> <ステータスコードの内容>

<エラーの内容>

kintoneでの処理中にエラーが発生しました。

エラーメッセージにしたがって設定を確認してください。

KintoneResponseStatusException

<ステータスコード> <ステータスコードの内容>

<エラーの内容>

kintoneでの処理中にエラーが発生しました。

エラーメッセージにしたがって設定、入力値を確認してください。

org.apache.http.client.ClientProtocolException

サブドメイン名が不正です。

接続先サブドメイン名を確認してください。

RequestParameterRequiredException

<入力データ>の必須パラメータが指定されていません。

<入力データ>の必須パラメータが指定されていません。

<入力データ>の必須パラメータを指定してください。

ResourceNotFoundException

リソース定義が見つかりませんでした。名前:[]

接続先が指定されていません。

接続先を指定してください。

ResourceNotFoundException

リソース定義が見つかりませんでした。名前:[<コネクションリソース名>]

接続先で指定したリソース定義が見つかりません。

接続先で指定したコネクションリソースを確認してください。

 

KINTONEカテゴリの制限事項

稼働環境

注意事項

  • 接続先の仕様変更により、本ヘルプに記載されている動作が変わる場合があります。

レコード取得処理

仕様制限

  • ルックアップ型のフィールドは、フィールド一覧の更新フィールドの型に参照先の型で表示されます。

  • 以下のフィールドはkintoneアプリのフォームに配置していない場合でもフィールド一覧に表示されます。

    • レコード番号

    • 作成者

    • 更新者

    • 作成日時

    • 更新日時

レコード追加処理

仕様制限

  • レコード追加時に以下のフィールドに値を書き込む場合、アプリの管理権限を持つユーザーのログインIDが設定されたコネクションリソースを使用する必要があります。

    • 作成者

    • 更新者

    • 作成日時

    • 更新日時

  • レコード更新時においては書き込み対象の「作成者」および「作成日時」は更新せず、「更新者」はコネクションリソースで設定したユーザー、「更新日時」はスクリプト実行時の日時で更新します。

  • ルックアップフィールドにより値が入力されるフィールドはフィールド一覧に表示されますが、値を直接書き込むことはできません。

    ルックアップフィールドにより入力される値が自動的に書き込まれます。値を直接指定していた場合でも、その値は無視されます。

  • 更新処理を行う場合、キーに指定できるフィールドは、以下のフィールドのみとなります。

    • 文字列 (1行)

    • 数値

    • 作成者

    • 更新者

    上記以外のフィールドにキーが指定されていた場合には、エラーが発生します。

    また、上記フィールドの場合でも、サブテーブルのフィールドの場合にはキーに指定することができません。その場合もエラーが発生します。

  • 添付ファイルの入力方法データ(Base64)を選択し、サイズの大きなデータを入力する場合、OutOfMemoryErrorが発生する場合があります。その場合、ファイルを選択してファイルからアップロードしてください。

レコード更新処理

仕様制限

  • ルックアップフィールドにより値が入力されるフィールドはフィールド一覧に表示されますが、値を直接更新することはできません。

    ルックアップフィールドにより入力される値で自動的に更新されます。値を直接指定していた場合でも、その値は無視されます。

  • 添付ファイルの入力方法データ(Base64)を選択し、サイズの大きなデータを入力する場合、OutOfMemoryErrorが発生する場合があります。その場合、ファイルを選択してファイルからアップロードしてください。

レコード削除処理

仕様制限

ありません。

テーブル読み取り処理

仕様制限

  • 複数の値を設定可能な以下のフィールドでは、複数の値を読み取る場合はカンマ区切りで取得されます。

    • チェックボックス

    • 複数選択

    • 添付ファイル

    • ユーザー選択

    • 組織選択

    • グループ選択

  • ユーザー選択は、「<ログイン名>:<表示名>」の形式で取得されます。

  • 組織選択は、「<組織コード>:<組織名>」の形式で取得されます。

  • グループ選択は、「<グループコード>:<グループ名>」の形式で取得されます。

テーブル書き込み処理

仕様制限

  • 複数の値を設定可能な以下のフィールドでは、複数の値を書き込む場合はカンマ区切りで入力してください。

    また、カンマを含む値を書き込む場合にはダブルクォーテーションで囲む必要があります。

    • チェックボックス

    • 複数選択

    • 添付ファイル

    • ユーザー選択

    • 組織選択

    • グループ選択

  • 複数の値を設定可能な以下のフィールドはキーとして指定できません。指定されていた場合には、エラーが発生します。

    • チェックボックス

    • 複数選択

    • 添付ファイル

    • ユーザー選択

    • 組織選択

    • グループ選択

  • 以下のフィールドへの入力データは無視され、kintoneで設定した値が書き込まれます。

    • テーブル行ID

    • 計算

注意事項

  • 添付ファイルフィールドに値を書き込む場合、添付ファイルフィールドのカラムにHULFT Square ストレージの絶対パスで指定する必要があります。

テーブルデータ削除処理

仕様制限

  • 複数の値を設定可能な以下のフィールドはキーとして指定できません。指定されていた場合には、エラーが発生します。

    • チェックボックス

    • 複数選択

    • 添付ファイル

    • ユーザー選択

    • 組織選択

    • グループ選択

API呼び出し処理

仕様制限

  • API種別ゲストユーザーの一括追加でイメージをアップロードすることはできません。