Snowflake コネクターのメッセージおよび制限事項

 

オペレーションについては「共通」(オペレーショントップページ)を参照してください。

SNOWFLAKEカテゴリのメッセージコード一覧

Snowflake Connectorで発生するエラーに対応するメッセージコードです。

 

SNOWFLAKE0000E

定義されていないエラーが発生した場合に出力されるメッセージコードです。

原因

対策

定義されていないエラーが発生しました。

エラーメッセージやエラーが発生した処理のヘルプなどを確認してください。

対応するエラー

  • 特になし

 

SNOWFLAKE0001E

データベース処理中のエラーに対応するメッセージコードです。

原因

対策

エラーメッセージにより、原因は異なります。

エラーメッセージを確認し、以下のことを行ってください。

  • 下記の「例外メッセージ」に対象のエラーの原因/対策が記述されていないかを確認してください。

  • 使用しているコネクターの制限事項に対象のエラーの原因/対策が記述されていないかを確認してください。

  • 接続先のデータベースのドキュメントなどに対象のエラーに関する情報がないか確認してください。

対応するエラー

  • java.sql.SQLException

  • net.snowflake.client.jdbc.SnowflakeSQLException

 

SNOWFLAKEカテゴリの例外メッセージ

例外名

原因

対策

net.snowflake.client.jdbc.SnowflakeSQLException: JDBC driver encountered communication error.

Message: HTTP status=403.

データベースに接続できません。

コネクションリソースのホスト名を確認してください。

net.snowflake.client.jdbc.SnowflakeSQLException: Incorrect username or password was specified.

ユーザー名またはパスワードに誤りがあります。

コネクションリソースのユーザー名とパスワードを確認してください。

net.snowflake.client.jdbc.SnowflakeSQLException: SQL compilation error:

syntax error at position unexpected "<テーブル名>".

[テーブル名]が不正です。

[テーブル名]で指定したテーブル名を確認してください。

net.snowflake.client.jdbc.SnowflakeSQLException: SQL compilation error:

Object"<テーブル名>"does not exist or not authorized.

テーブルが存在しません。

[テーブル名]で存在するテーブルを指定してください。

net.snowflake.client.jdbc.SnowflakeSQLException: SQL compilation error:

Object"<テーブル名>"does not exist or not authorized.

テーブルの読み取り権限がありません。

[テーブル名]で指定したテーブルの読み取り権限を確認してください。

 

SNOWFLAKEカテゴリの制限事項

サポートする型

本コネクターでサポートする型は以下のとおりです。

型名

サポート

NUMBER型

DECIMAL型

NUMERIC型

INT型

INTEGER型

BIGINT型

SMALLINT型

TINYINT型

BYTEINT型

FLOAT(n)型

DOUBLE型

DOUBLE PRECISIO型

REAL型

VARCHAR型

CHAR型

CHARACTER型

STRING型

TEXT型

BINARY型

VARBINARY型

BOOLEAN型

DATE型

TIME型

DATETIME型

TIMESTAMP型

TIMESTAMP_LTZ型

TIMESTAMP_NTZ型

TIMESTAMP_TZ型

VARIANT型

×

OBJECT型

×

ARRAY型

×

GEOGRAPHY型

×

GEOMETRY型

×

:

サポートします。

:

サポートしますが、制限事項があります。

×

:

サポートしません。

 

 

テーブル読み取り処理

仕様制限

  • DOUBLE として保存されていても、 FLOAT、 FLOAT4、 FLOAT8、 REAL、 DOUBLE、 DOUBLE PRECISION は FLOAT として表示されます。

  • テーブル名が引用符で囲われている場合、テーブル名の大文字小文字を区別します。

  • テーブル名にマルチバイト文字列が含まれる場合、テーブル名を引用符で囲む必要があります。

  • フェッチサイズのデフォルト値は「500」です。

 

検索系SQL実行処理

仕様制限

  • DOUBLE として保存されていても、 FLOAT、 FLOAT4、 FLOAT8、 REAL、 DOUBLE、 DOUBLE PRECISION は FLOAT として表示されます。

  • フェッチサイズのデフォルト値は「500」です。

 

テーブル書き込み処理

仕様制限

  • DOUBLE として保存されていても、 FLOAT、 FLOAT4、 FLOAT8、 REAL、 DOUBLE、 DOUBLE PRECISION は FLOAT として表示されます。

  • テーブル名が引用符で囲われている場合、テーブル名の大文字小文字を区別します。

  • テーブル名にマルチバイト文字列が含まれる場合、テーブル名を引用符で囲む必要があります。

 

更新系SQL実行処理

仕様制限

  • DOUBLE として保存されていても、 FLOAT、 FLOAT4、 FLOAT8、 REAL、 DOUBLE、 DOUBLE PRECISION は FLOAT として表示されます。

 

SQLウィザード(検索系)

仕様制限

  • データベース上のスキーマ名やテーブル名に「.」が含まれるテーブルを扱うことはできません。

  • 結果データの量が大きいと、テスト実行に失敗する場合があります。

  • [実行結果]タブに表示されるレコード件数は最大100件です。

  • 存在しないテーブルがSQL文に含まれる場合、SQL文の再編集を行うことができません。

 

SQLウィザード(更新系)

仕様制限

  • データベース上のスキーマ名やテーブル名に「.」が含まれるテーブルを扱うことはできません。

  • 存在しないテーブルがSQL文に含まれる場合、SQL文の再編集を行うことができません。