SQL Server コネクターのメッセージおよび制限事項
オペレーションについては「共通」(オペレーショントップページ)を参照してください。
SQLSERVERカテゴリのメッセージコード一覧
SQL Server Connectorで発生するエラーに対応するメッセージコードです。
定義されていないエラーが発生した場合に出力されるメッセージコードです。
原因 |
対策 |
---|---|
定義されていないエラーが発生しました。 |
エラーメッセージやエラーが発生した処理のヘルプなどを確認してください。 |
対応するエラー
-
特になし
データベース処理中のエラーに対応するメッセージコードです。
原因 |
対策 |
---|---|
エラーメッセージにより、原因は異なります。 |
エラーメッセージを確認し、以下のことを行ってください。
|
対応するエラー
-
java.sql.SQLException
-
com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerException
SQLSERVERカテゴリの例外メッセージ
例外名 |
原因 |
対策 |
|
---|---|---|---|
InputDataNotFoundException |
入力データが指定されていません。 |
入力データを指定する、またはデータフローを引いてください。 |
|
InvalidPropertyConfigurationException <プロパティ名>が指定されていません。 |
<プロパティ名>が指定されていません。 |
<プロパティ名>を指定してください。 |
|
InvalidPropertyConfigurationException |
SQL文が未設定です。 |
SQL文を指定してください。 |
|
InvalidPropertyConfigurationException 書き込み対象カラムが選択されていません。 |
スキーマ定義の書き込み対象が選択されていません。 |
スキーマ定義の書き込み対象を1つ以上選択してください。 |
|
InvalidPropertyConfigurationException 読み取り対象カラムが選択されていません。 |
スキーマ定義の読み取り対象が選択されていません。 |
スキーマ定義の読み取り対象を1つ以上選択してください。 |
|
InvalidPropertyConfigurationException |
テーブル名が未設定です。 |
テーブル名を指定してください。 |
|
InvalidPropertyConfigurationException |
プロシージャが未設定です。 |
プロシージャを指定してください。 |
|
java.sql.SQLException |
データベースアクセスエラーまたはそのほかのエラーが発生しています。 |
SQLExceptionのメッセージを確認してください。SQLExceptionのメッセージは各ドライバの仕様に基づいています。SQLExceptionのメッセージにはエラーの原因が出力されている場合があります。 |
|
ResourceNotFoundException リソース定義が見つかりませんでした。名前:[] |
接続先が指定されていません。 |
接続先を指定してください。 |
|
ResourceNotFoundException リソース定義が見つかりませんでした。名前:[<コネクションリソース名>] |
接続先で選択されたリソース定義が見つかりません。 |
接続先で指定したコネクションリソースを確認してください。 |
|
com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerException |
ユーザー '<ユーザー名>' はログインできませんでした。 |
ユーザー名またはパスワードが不正です。 |
コネクションリソースのユーザー名またはパスワードを確認してください。 |
このログインで要求されたデータベース "<データベース名>" を開けません。ログインに失敗しました。 |
データベースが不正です。 |
コネクションリソースのデータベース名を確認してください。 |
|
ホスト <ホスト名>、ポート <ポート番号> への TCP/IP 接続が失敗しました。 |
データベースに接続できません。 |
コネクションリソースのホスト名、またはネットワークを確認してください。 |
|
オブジェクト名 '<テーブル名>' が無効です。 |
テーブルが存在しません。 |
テーブル名で存在するテーブルを指定してください。 |
|
'<テーブル名>' 付近に不適切な構文があります。 |
テーブル名がTransact-SQLの標準識別子の規則にしたがっていない可能性があります。 |
テーブル名で指定したテーブルを、引用符で囲ってください。 |
SQLSERVERカテゴリの制限事項
本コネクターでサポートする型は以下のとおりです。
型名 |
サポート |
備考 |
---|---|---|
BIGINT型 |
○ |
|
INT型 |
○ |
|
SMALLINT型 |
○ |
|
TINYINT型 |
○ |
|
BIT型 |
○ |
|
NUMERIC型 |
○ |
|
DECIMAL型 |
○ |
|
MONEY型 |
○ |
|
SMALLMONEY型 |
○ |
|
FLOAT型 |
○ |
|
REAL型 |
○ |
|
TIME型 |
△ |
|
DATE型 |
○ |
|
SMALLDATETIME型 |
○ |
|
DATETIME型 |
△ |
|
DATETIME2型 |
△ |
|
DATETIMEOFFSET型 |
△ |
Stringとしてデータを扱います。 |
CHAR型 |
○ |
|
VARCHAR型 |
○ |
|
NCHAR型 |
○ |
|
NVARCHAR型 |
○ |
|
TEXT型 |
○ |
|
NTEXT型 |
○ |
|
BINARY型 |
△ |
|
VARBINARY型 |
△ |
|
IMAGE型 |
○ |
|
VARCHAR(MAX)型 |
○ |
|
NVARCHAR(MAX)型 |
○ |
|
VARBINARY(MAX)型 |
△ |
|
XML型 |
△ |
|
SQL_VARIANT型 |
× |
|
UNIQUEIDENTIFIER型 |
× |
|
-
○:サポートします。
-
△:サポートしますが、制限事項があります。
-
×:サポートしません。
型による範囲やデータの丸めなどデータベースの仕様については、SQL Server 2019のドキュメントを参照してください。
仕様制限
-
名前に以下の文字を含むデータベースに接続することはできません。また、これ以外の文字でも、データベース名に含めると接続できなくなる場合があります。
= 備考 =データはUnicodeとして送信されます。
詳細については、データベースベンダーに問い合わせてください。
文字
-
%
&
(
)
=
[
]
{
}
'
^
;
仕様制限
-
テーブル一覧の表示について
-
dboスキーマ以外のスキーマに存在しているテーブルは、「<スキーマ名>.<テーブル名>」と表示されます。
-
-
TIME型
-
ミリ秒まで取得することができます。
-
-
DATETIME2型
-
ミリ秒まで取得することができます。
-
-
テーブル名が引用符で囲われた状態でもテーブル名の大文字小文字は区別しません。
仕様制限
-
TIME型
-
ミリ秒まで取得することができます。
-
-
DATETIME型
-
WHERE句にSQLパラメータを使用していて、ミリ秒まであるDATETIME型の値を代入する場合、比較演算子などで正確に判定されません。
ただし、この事象は、Mapperで値を"yyyy-MM-dd HH:mm:ss.SSS"形式の文字列に変換し、SQLパラメータの型をVARCHAR型へ変更することで回避できます。
-
-
DATETIME2型
-
ミリ秒まで取得することができます。
-
仕様制限
-
テーブル一覧の表示について
-
dboスキーマ以外のスキーマに存在しているテーブルは、「<スキーマ名>.<テーブル名>」と表示されます。
-
-
TIME型
-
ミリ秒まで指定することができます。
-
-
DATETIME2型
-
ミリ秒まで指定することができます。
-
-
テーブル名が引用符で囲われた状態でもテーブル名の大文字小文字は区別しません。
仕様制限
-
TIME型
-
SQLパラメータを使用する場合、ミリ秒まで指定することができます。
-
-
DATETIME型
-
WHERE句にSQLパラメータを使用していて、ミリ秒まであるDATETIME型の値を代入する場合、比較演算子などで正確に判定されません。
ただし、この事象は、Mapperで値を"yyyy-MM-dd HH:mm:ss.SSS"形式の文字列に変換し、SQLパラメータの型をVARCHAR型へ変更することで回避できます。
-
-
DATETIME2型
-
SQLパラメータを使用する場合、ミリ秒まで指定することができます。
-
仕様制限
-
TIME型
-
入力パラメータは、ミリ秒まで指定することができます。
-
出力パラメータは、ミリ秒まで取得することができます。
-
-
DATETIME2型
-
入力パラメータは、ミリ秒まで指定することができます。
-
出力パラメータは、ミリ秒まで取得することができます。
-
-
XML型
-
プロシージャの引数にXML型が含まれている場合、実行できません。
-
-
SQL_VARIANT型
-
プロシージャの引数にSQL_VARIANT型が含まれている場合、実行できません。
-
-
UNIQUEIDENTIFIER型
-
プロシージャの引数にUNIQUEIDENTIFIER型が含まれている場合、実行できません。
-
-
名前を引用符で囲う必要があるプロシージャは使用できない場合があります。
-
出力パラメータを使用するプロシージャを指定した場合、入力パラメータ設定にも出力パラメータと同様のパラメータが表示され、入力データが必要になります。
仕様制限
-
データベース上のスキーマ名やテーブル名に「.」が含まれるテーブルを扱うことはできません。
-
結果データの量が大きいと、テスト実行に失敗する場合があります。
-
[実行結果]タブに表示されるレコード件数は最大100件です。
-
存在しないテーブルがSQL文に含まれる場合、SQL文の再編集を行うことができません。
仕様制限
-
コネクションリソースがXAリソースの場合、テスト実行をすることはできません。
-
データベース上のスキーマ名やテーブル名に「.」が含まれるテーブルを扱うことはできません。
-
存在しないテーブルがSQL文に含まれる場合、SQL文の再編集を行うことができません。
-
JDBC Connectorのコネクションリソースで、[トランザクション処理を行う]のチェックを外した場合、テスト実行時にロールバックが行われず、データが更新されます。