PostgreSQL コネクターのメッセージおよび制限事項
オペレーションについては「共通」(オペレーショントップページ)を参照してください。
POSTGRESQLカテゴリのメッセージコード一覧
PostgreSQL Connectorで発生するエラーに対応するメッセージコードです。
定義されていないエラーが発生した場合に出力されるメッセージコードです。
原因 |
対策 |
---|---|
定義されていないエラーが発生しました。 |
エラーメッセージやエラーが発生した処理のヘルプなどを確認してください。 |
対応するエラー
-
特になし
データベース処理中のエラーに対応するメッセージコードです。
原因 |
対策 |
---|---|
エラーメッセージにより、原因は異なります。 |
エラーメッセージを確認し、以下のことを行ってください。
|
対応するエラー
-
java.sql.SQLException
-
org.postgresql.util.PSQLException
PostgreSQLカテゴリの例外メッセージ
例外名 |
原因 |
対策 |
|
---|---|---|---|
InputDataNotFoundException |
入力データが指定されていません。 |
入力データを指定する、またはデータフローを引いてください。 |
|
InvalidPropertyConfigurationException |
SQL文が未設定です。 |
SQL文を指定してください。 |
|
InvalidPropertyConfigurationException 書き込み対象カラムが選択されていません。 |
スキーマ定義の書き込み対象が選択されていません。 |
スキーマ定義の書き込み対象を1つ以上選択してください。 |
|
InvalidPropertyConfigurationException 読み取り対象カラムが選択されていません。 |
スキーマ定義の読み取り対象が選択されていません。 |
スキーマ定義の読み取り対象を1つ以上選択してください。 |
|
InvalidPropertyConfigurationException |
テーブル名が未設定です。 |
テーブル名を指定してください。 |
|
ResourceNotFoundException |
接続先が指定されていません。 |
接続先を指定してください。 |
|
java.sql.SQLException |
データベースアクセスエラーまたはそのほかのエラーが発生しています。 |
SQLExceptionのメッセージを確認してください。SQLExceptionのメッセージは各ドライバの仕様に基づいています。SQLExceptionのメッセージにはエラーの原因が出力されている場合があります。 |
|
ResourceNotFoundException リソース定義が見つかりませんでした。名前:[] |
接続先が指定されていません。 |
接続先を指定してください。 |
|
ResourceNotFoundException リソース定義が見つかりませんでした。名前:[<コネクションリソース名>] |
接続先で選択されたリソース定義が見つかりません。 |
接続先で指定したコネクションリソースを確認してください。 |
|
java.sql.SQLException |
バッチ 0 insert into "<テーブル名>" ("<列名>") values ( <列値>) はアボートしました: <エラーメッセージ> このバッチの他のエラーは getNextException を呼び出すことで確認できます。 |
テーブル名が不正、またはテーブルが存在しません。 |
テーブル名で指定したテーブル名を確認してください。 |
org.postgresql.util.PSQLException |
"<ホスト名>:<ポート番号>" への接続が拒絶されました。ホスト名とポート番号が正しいことと、postmaster がTCP/IP接続を受け付けていることを確認してください。 |
データベースに接続できません。 |
コネクションリソースのポート番号を確認してください。 |
FATAL: database "<データベース名>" does not exist |
データベースが存在しません。 |
コネクションリソースのデータベース名で存在するデータベースを指定してください。 |
|
FATAL: password authentication failed for user "<ユーザー名>" |
ユーザー名またはパスワードに誤りがあります。 |
コネクションリソースのユーザー名とパスワードを確認してください。 |
|
ERROR: syntax error at or near "<テーブル名>" |
テーブル名が不正です。 |
テーブル名で指定したテーブル名を確認してください。 |
|
ERROR: relation "<テーブル名>" does not exist |
テーブルが存在しません。 |
テーブル名で存在するテーブルを指定してください。 |
|
ERROR: permission denied for table <テーブル名> |
テーブルの読み取り権限がありません。 |
テーブル名で指定したテーブルの読み取り権限を確認してください。 |
|
サーバーはSSLをサポートしていません。 |
PostgreSQLサーバーがSSL接続をサポートしていません。 |
PostgreSQLサーバー側の設定を確認してください。 |
|
接続試行は失敗しました。 |
データベースサーバーに接続できません。 |
コネクションリソースのホスト名を確認してください。 |
|
FATAL: no pg_hba.conf entry for host "<ホスト名>", user "<ユーザー名>", database "<データベース名>", SSL off |
PostgreSQLサーバーへの標準接続(非SSL接続)に適合するクライアント認証情報が見つかりません。 |
接続先で指定したコネクションリソースの設定、またはPostgreSQLサーバーの設定を確認してください。 |
|
FATAL: no pg_hba.conf entry for host "<ホスト名>", user "<ユーザー名>", database "<データベース名>", SSL on |
PostgreSQLサーバーへのSSL接続に適合するクライアント認証情報が見つかりません。 |
接続先で指定したコネクションリソースの設定、またはPostgreSQLサーバーの設定を確認してください。 |
PostgreSQLカテゴリの制限事項
本コネクターでサポートする型は以下のとおりです。
型名 |
サポート |
備考 |
---|---|---|
BIGINT型 |
○ |
|
BIGSERIAL型 |
× |
|
BIT[(n)]型 |
× |
|
BIT VARYING[(n)]型 |
△ |
|
BOOLEAN型 |
○ |
|
BOX型 |
× |
|
BYTEA型 |
△ |
|
MONEY型 |
× |
|
CHARACTER[(n)]型 |
△ |
|
CHARACTER VARYING[(n)]型 |
△ |
|
CIDR型 |
△ |
|
CIRCLE型 |
△ |
|
DATE型 |
○ |
|
DOUBLE PRECISION型 |
○ |
|
INET型 |
△ |
|
INTEGER型 |
○ |
|
INTERVAL[(p)]型 |
△ |
|
LINE型 |
× |
|
LSEG型 |
△ |
|
MACADDR型 |
△ |
|
NUMERIC[(p,s)]型 |
○ |
|
PATH型 |
△ |
|
POINT型 |
△ |
|
POLYGON型 |
△ |
|
REAL型 |
○ |
|
SMALLINT型 |
○ |
|
SERIAL型 |
× |
|
TEXT型 |
△ |
|
TIME[(P)]型 |
× |
|
TIME[(P)] WITH TIME ZONE型 |
× |
|
TIMESTAMP[(P)]型 |
○ |
|
TIMESTAMP[(P)] WITH TIME ZONE型 |
○ |
|
ARRAY型 |
△ |
|
UUID型 |
× |
|
ENUM型 |
× |
|
XML型 |
× |
|
JSON型 |
× |
|
JSONB型 |
× |
|
RANGE型 |
× |
|
-
○:サポートします。
-
△:サポートしますが、制限事項があります。
-
×:サポートしません。
仕様制限
-
CHARACTER VARYING型、CHARACTER型、TEXT型
-
最大バイト長は「10,485,760」です。
-
-
BYTEA型
-
半角バックスラッシュ(「\」)と半角アポストロフィ(「'」)はサポートしません。
-
-
テーブル名が引用符で囲われている場合、テーブル名の大文字小文字を区別します。
-
フェッチサイズのデフォルト値は「500」です。
仕様制限
-
CHARACTER VARYING型、CHARACTER型、TEXT型
-
最大バイト長は「10,485,760」です。
-
-
BYTEA型
-
半角バックスラッシュ(「\」)と半角アポストロフィ(「'」)はサポートしません。
-
-
フェッチサイズのデフォルト値は「500」です。
仕様制限
-
以下の型はサポートしません。
-
CIDR型
-
CIRCLE型
-
INTERVAL型
-
LSEG型
-
PATH型
-
POINT型
-
POLYGON型
-
BIT VARYING型
-
BIT VARYING(N)型
-
ARRAY型
-
INET型
-
MACADDR型
-
-
CHARACTER VARYING型、CHARACTER型、TEXT型
-
最大バイト長は「10,485,760」です。
-
-
BYTEA型
-
半角バックスラッシュ(「\」)と半角アポストロフィ(「'」)はサポートしません。
-
-
テーブル名が引用符で囲われている場合、テーブル名の大文字小文字を区別します。
-
アップデートモードのインサート・アップデートは使用できません。
仕様制限
-
以下の型はサポートしません。
-
CIDR型
-
CIRCLE型
-
INTERVAL型
-
LSEG型
-
PATH型
-
POINT型
-
POLYGON型
-
BIT VARYING型
-
BIT VARYING(N)型
-
ARRAY型
-
INET型
-
MACADDR型
-
-
CHARACTER VARYING型、CHARACTER型、TEXT型
-
最大バイト長は「10,485,760」です。
-
-
BYTEA型
-
半角バックスラッシュ(「\」)と半角アポストロフィ(「'」)はサポートしません。
-
仕様制限
-
データベース上のスキーマ名やテーブル名に「.」が含まれるテーブルを扱うことはできません。
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結果データの量が大きいと、テスト実行に失敗する場合があります。
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[実行結果]タブに表示されるレコード件数は最大100件です。
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存在しないテーブルがSQL文に含まれる場合、SQL文の再編集を行うことができません。
仕様制限
-
コネクションリソースがXAリソースの場合、テスト実行をすることはできません。
-
データベース上のスキーマ名やテーブル名に「.」が含まれるテーブルを扱うことはできません。
-
存在しないテーブルがSQL文に含まれる場合、SQL文の再編集を行うことができません。
-
JDBC Connectorのコネクションリソースで、[トランザクション処理を行う]のチェックを外した場合、テスト実行時にロールバックが行われず、データが更新されます。