JDBC コネクターのメッセージおよび制限事項

 

オペレーションについては「共通」(オペレーショントップページ)を参照してください。

JDBCカテゴリのメッセージコード一覧

JDBC Connectorで発生するエラーに対応するメッセージコードです。

 

JDBC0000E

定義されていないエラーが発生した場合に出力されるメッセージコードです。

原因

対策

定義されていないエラーが発生しました。

エラーメッセージやエラーが発生した処理のヘルプなどを確認してください。

対応するエラー

  • 特になし

 

JDBC0001E

データベース処理中のエラーに対応するメッセージコードです。

原因

対策

エラーメッセージにより、原因は異なります。

エラーメッセージを確認し、以下のことを行ってください。

  • 下記の「例外メッセージ」に対象のエラーの原因/対策が記述されていないかを確認してください。

  • 使用しているコネクターの制限事項に対象のエラーの原因/対策が記述されていないかを確認してください。

  • 接続先のデータベースのドキュメントなどに対象のエラーに関する情報がないか確認してください。

対応するエラー

  • java.sql.SQLException

 

JDBC0002E

JDBCドライバが見つからない場合に出力されるメッセージコードです。

原因

対策

エラーメッセージにより、原因は異なります。

JDBCドライバのクラス名と配置を確認してください。

対応するエラー

  • java.lang.ClassNotFoundException

 

JDBCカテゴリの例外メッセージ

例外名

原因

対策

InputDataNotFoundException

入力データが指定されていません。

入力データを指定する、またはデータフローを引いてください。

InvalidPropertyConfigurationException

SQL文が未設定です。

SQL文を指定してください。

InvalidPropertyConfigurationException

書き込み対象カラムが選択されていません。

スキーマ定義書き込み対象が選択されていません。

スキーマ定義書き込み対象を1つ以上選択してください。

InvalidPropertyConfigurationException

読み取り対象カラムが選択されていません。

スキーマ定義読み取り対象が選択されていません。

スキーマ定義読み取り対象を1つ以上選択してください。

InvalidPropertyConfigurationException

テーブル名が未設定です。

テーブル名を指定してください。

InvalidPropertyConfigurationException

プロシージャが未設定です。

プロシージャを指定してください。

java.sql.SQLException

データベースアクセスエラーまたはそのほかのエラーが発生しています。

SQLExceptionのメッセージを確認してください。SQLExceptionのメッセージは各ドライバの仕様に基づいています。SQLExceptionのメッセージにはエラーの原因が出力されている場合があります。

ResourceNotFoundException

リソース定義が見つかりませんでした。名前:[]

接続先が指定されていません。

接続先を指定してください。

ResourceNotFoundException

リソース定義が見つかりませんでした。名前:[<コネクションリソース名>]

接続先で選択されたリソース定義が見つかりません。

接続先で指定したコネクションリソースを確認してください。

java.lang.ClassNotFoundException

JDBCドライバが見つかりません。

JDBCドライバのクラス名と配置場所を確認してください。

java.sql.SQLException

データベース処理中の例外です。

接続先のデータベースの仕様書やマニュアルなどを参照してください。

InvalidPropertyConfigurationException

リソースのクライアント情報プロパティの必須項目が設定されていません。

接続先で選択されたリソースのクライアント情報プロパティの必須項目が設定されていません。

リソースのクライアント情報プロパティの必須項目を指定してください。

 

JDBCカテゴリの制限事項

サポートする型

サポートする型は接続先のデータベース、およびJDBCドライバによって異なります。

本コネクターはJDBCの一般的な方式により、データの読み取り・書き込みを行っています。接続するデータベースや使用するJDBCドライバによっては、読み取り・書き込みを行うことができない型が存在します。

= 備考 =

サポートする型情報については、使用するデータベースのベンダーに問い合わせてください。

 

全処理共通

仕様制限

ありません。

注意事項

  • JDBCドライバをHULFT Squareに適用する必要があります。HULFT Squareでは、JDBCドライバを任意に配置できないので、現時点で利用可能な接続先が限定されています。2023年1月のリリース時では以下のJDBCドライバが配置されます。

    • Snowflake

    • PostgreSQL

    • Amazon RedShift

 

テーブル読み取り処理

仕様制限

  • 接続するデータベースによっては、一部の機能が使用できない場合があります。

  • 引用符で囲う必要のあるカラム名のカラムをスキーマ定義読み取り対象として選択している場合、実行時にエラーになります。

    ただし、すべてのカラムを選択している場合は、エラーにはなりません。

 

検索系SQL実行処理

仕様制限

  • 接続するデータベースによっては、一部の機能が使用できない場合があります。

 

テーブル書き込み処理

仕様制限

  • 接続するデータベースによっては、一部の機能が使用できない場合があります。

  • 引用符で囲う必要のあるカラム名のカラムをスキーマ定義書き込み対象またはキーとして選択している場合、実行時にエラーになります。

  • キーの自動取得ができません。

    キーの値と一致する行を更新したい場合は、スキーマ定義のキーでtrueを選択してください。

 

更新系SQL実行処理

仕様制限

  • 接続するデータベースによっては、一部の機能が使用できない場合があります。

 

ストアドプロシージャ実行処理

仕様制限

  • 接続するデータベースによっては、一部の機能が使用できない場合があります。

  • ストアドプロシージャに定義されたパラメータが正しく取得できない場合があります。

 

SQLウィザード(検索系)

仕様制限

  • データベース上のスキーマ名やテーブル名に「.」が含まれるテーブルを扱うことはできません。

  • 結果データの量が大きいと、テスト実行に失敗する場合があります。

  • [実行結果]タブに表示されるレコード件数は最大100件です。

  • 存在しないテーブルがSQL文に含まれる場合、SQL文の再編集を行うことができません。

SQLウィザード(更新系)

仕様制限

  • コネクションリソースがXAリソースの場合、テスト実行をすることはできません。

  • データベース上のスキーマ名やテーブル名に「.」が含まれるテーブルを扱うことはできません。

  • 存在しないテーブルがSQL文に含まれる場合、SQL文の再編集を行うことができません。

  • JDBC Connectorのコネクションリソースで、[トランザクション処理を行う]のチェックを外した場合、テスト実行時にロールバックが行われず、データが更新されます。