FTP コネクターのメッセージおよび制限事項
オペレーションについては「FTP」(オペレーショントップページ)を参照してください。
FTPカテゴリのメッセージコード一覧
FTP Connectorで発生するエラーに対応するメッセージコードです。
定義されていないエラーが発生した場合に出力されるメッセージコードです。
原因 |
対策 |
---|---|
定義されていないエラーが発生しました。 |
エラーメッセージやエラーが発生した処理のヘルプなどを確認してください。 |
対応するエラー
-
特になし
指定したホスト、またはHTTP Proxyホストに接続できない場合に出力されるメッセージコードです。
原因 |
対策 |
---|---|
コネクションリソースのホスト名のホスト、またはHTTP Proxyホストのホストに接続できません。 |
コネクションリソースの設定内容を確認してください。 |
対応するエラー
-
java.net.UnknownHostException
秘密鍵ファイルの形式が不正か、または秘密鍵パスフレーズが正しくない場合に出力されるメッセージコードです。
原因 |
対策 |
---|---|
コネクションリソースに指定された秘密鍵の形式が不正か、入力された秘密鍵パスフレーズが不正です。 |
正しい形式の秘密鍵ファイルを指定しているか、また秘密鍵パスフレーズが正しいか確認してください。 |
対応するエラー
-
InvalidPrivateKeyException
クライアント証明書の形式が不正か、または証明書パスフレーズが正しくない場合に出力されるメッセージコードです。
原因 |
対策 |
---|---|
コネクションリソースに指定されたクライアント証明書の形式が不正か、入力された証明書パスフレーズが不正です。 |
正しい形式のクライアント証明書ファイル(PEM形式)を指定しているか、また証明書パスフレーズが正しいか確認してください。 |
対応するエラー
-
InvalidCertificateException
クライアント証明書の有効期限が切れている場合に出力されるメッセージコードです。
原因 |
対策 |
---|---|
コネクションリソースに指定されたクライアント証明書の有効期限が切れています。 |
有効期限内のクライアント証明書を指定してください。 |
対応するエラー
-
com.enterprisedt.net.puretls.SSLCaughtAlertException
サーバー証明書の信頼性が検証できない場合に出力されるメッセージコードです。
原因 |
対策 |
---|---|
コネクションリソースでFTP over SSL/TLS接続を指定し、サーバー証明書のチェックを行わないにチェックなしを選択した場合に発生する可能性があります。 Javaに登録されているサーバー証明書と、SSL/TLS接続を行うサーバーの証明書が一致しなかったことから、サーバー証明書の信頼性が検証できなかったことが原因です。 |
SSL/TLS接続を行うサーバーの証明書がJavaに登録されているか確認してください。 登録されている場合、接続先のサーバーがJavaに登録したサーバーと同一か、または接続先のサーバー証明書の有効期限が切れていないか確認してください。 |
対応するエラー
-
javax.net.ssl.SSLHandshakeException
FTP over SSL/TLS接続に失敗した場合に出力されるメッセージコードです。
原因 |
対策 |
---|---|
FTP over SSL/TLS接続に失敗した場合に発生します。 |
コネクションリソースのSSL/TLS接続タイプなどのサーバーの接続情報が正しく設定されているか確認してください。 |
対応するエラー
-
com.enterprisedt.net.puretls.SSLPrematureCloseException
FTPサーバーが何らかのエラーを返した場合に出力されるメッセージコードです。
原因 |
対策 |
---|---|
FTPサーバーが何らかのエラーを返した場合の例外です。 |
メッセージの内容を確認してください。 |
対応するエラー
-
FTPException
-
com.enterprisedt.net.ftp.FTPException
FTPサーバーに接続できない場合に出力されるメッセージコードです。
原因 |
対策 |
---|---|
FTPサーバーに接続できない例外です。 |
ポート番号、あるいは、FTPサーバーが起動していることを確認してください。 |
対応するエラー
-
java.net.ConnectException
リモートファイル一覧の解析処理に失敗した場合に出力されるメッセージコードです。
原因 |
対策 |
---|---|
リモートファイル一覧の解析処理に失敗しました。 |
接続先で選択したエンコードやFTPサーバーの設定などを確認してください。 |
対応するエラー
-
RemoteFileListParseException
FTPサーバー上のパスが「/」から始まっていない場合に出力されるメッセージコードです。
原因 |
対策 |
---|---|
FTPサーバー上のパスが「/」から始まっていません。 |
FTPサーバー上のパスは「/」から始まる絶対パスで入力してください。 |
対応するエラー
-
MalformedRemotePathException
FTPカテゴリの例外メッセージ
例外名 |
原因 |
対策 |
---|---|---|
com.enterprisedt.net.ftp.FTPException |
FTPサーバーが何らかのエラーを返した場合の例外です。 |
メッセージの内容を確認してください。 |
com.enterprisedt.net.puretls.SSLCaughtAlertException Expired certificate at handshake state SSL_HT_FINISHED or SSL_HS_WAIT_FOR_CHANGE_CIPHER_SPECS |
クライアント証明書の有効期限が切れています。 |
有効期限内のクライアント証明書を指定してください。 |
com.enterprisedt.net.puretls.SSLPrematureCloseException Short read |
FTP over SSL/TLS接続に失敗した場合に発生します。 |
SSL/TLS接続タイプなどのサーバーの接続情報が正しく設定されているか確認してください。 |
FTPException |
FTPサーバーが何らかのエラーを返した場合の例外です。 |
メッセージの内容を確認してください。 |
InvalidCertificateException クライアント証明書のロードに失敗しました。ファイル形式やパスフレーズを確認してください。 |
指定されたクライアント証明書の形式が不正か、入力された証明書パスフレーズが不正です。 |
正しい形式のクライアント証明書ファイル(PEM形式)を指定しているか、また証明書パスフレーズが正しいか確認してください。 |
InvalidPrivateKeyException 秘密鍵ファイルの形式、または秘密鍵パスフレーズが不正です。 |
指定された秘密鍵の形式が不正か、入力された秘密鍵パスフレーズが不正です。 |
正しい形式の秘密鍵ファイルを指定しているか、また秘密鍵パスフレーズが正しいか確認してください。 |
InvalidPropertyConfigurationException <プロパティ名>が入力されていません。 |
<プロパティ名>が入力されていません。 |
<プロパティ名>を入力してください。 |
java.io.FileNotFoundException |
ローカルパスに指定されたパスが存在しません。 |
ローカルパスを確認してください。 |
java.io.IOException Proxy tunnel setup failed: <HTTPエラーメッセージ> |
SFTP接続を行う際に、HTTP Proxyサーバーを使用するにチェックありを選択した際に発生します。 |
ホスト名またはポート番号が正しく設定されているか確認してください。 |
java.io.UnsupportedEncodingException <エンコード> |
エンコードにサポートされていないエンコードが入力されています。 |
Java SE Runtime Environment 8でサポートされているエンコードを選択または入力してください。 = 備考 =
詳細については、「Supported Encodings」(http://docs.oracle.com/javase/8/docs/technotes/guides/intl/encoding.doc.html)を参照してください。 |
java.net.ConnectException |
FTPサーバーに接続できない例外です。 |
ポート番号、あるいは、FTPサーバーが起動していることを確認してください。 |
java.net.UnknownHostException ホスト「<ホスト名>」が見つかりませんでした。 |
ホスト名に接続できません。 |
設定内容を確認してください。 |
java.net.UnknownHostException |
指定したFTPサーバーが見つからない例外です。 |
FTPサーバーの設定を確認してください。 |
javax.net.ssl.SSLHandshakeException サーバー証明書の信頼性が検証できません。 |
FTP over SSL/TLS接続を行う際に、サーバー証明書のチェックを行わないにチェックなしを選択した際に発生します。 |
SSL/TLS接続を行うサーバーの証明書がJavaに登録されているか確認してください。 登録されている場合、接続先のサーバーがJavaに登録したサーバーと同一か、または接続先のサーバー証明書の有効期限が切れていないか確認してください。 |
MalformedRemotePathException リネーム後パスが不正です。リネーム後パスは「/」から始まる絶対パスで入力してください。 |
リネーム後パスが「/」から始まっていません。 |
リネーム後パスは「/」から始まる絶対パスで入力してください。 |
MalformedRemotePathException リネーム前パスが不正です。リネーム前パスは「/」から始まる絶対パスで入力してください。 |
リネーム前パスが「/」から始まっていません。 |
リネーム前パスは「/」から始まる絶対パスで入力してください。 |
RemoteFileListParseException リモートファイル一覧の解析処理に失敗しました。エンコードが正しくない可能性があります。 |
リモートファイル一覧の解析処理に失敗しました。 |
接続先で選択したエンコードやFTPサーバーの設定などを確認してください。 |
ResourceNotFoundException リソース定義が見つかりませんでした。名前:[] |
接続先が指定されていません。 |
接続先を指定してください。 |
ResourceNotFoundException リソース定義が見つかりませんでした。名前:[<コネクションリソース名>] |
接続先で選択されたリソース定義が見つかりません。 |
接続先で指定したコネクションリソースを確認してください。 |
FTPカテゴリの制限事項
注意事項
-
本コネクターは、FTPサーバーまたはFTP over SSL/TLSサーバーに接続する場合、RFC 1123に準拠したサーバーを想定しています。
RFC 1123に準拠していないサーバーへの接続を行った場合には、処理に失敗することがあります。
SSHバージョン1には対応していません。
注意事項
-
接続先のFTPサーバーについて
FTP Connectorは、FTPサーバーまたはFTP over SSL/TLSサーバーに接続する場合、RFC 1123に準拠したサーバーを想定しています。
RFC 1123に準拠していないサーバーへの接続を行った場合には、処理に失敗することがあります。
仕様制限
-
ACCOUNT(ACCT)はサポートしていません。
-
ASCIIコード以外の文字コードを含むテキストファイルを取得する場合は、BINARYで取得する必要があります。
-
更新されたかどうかはMDTMコマンドを発行してFTPサーバーからファイルの更新日時を取得して判断しています。
FTPサーバーによってはこのコマンドを使用できない可能性があります。その場合はファイルを転送する際に更新を確認にチェックを入れない、またはファイルを転送する際に更新を確認にチェックを入れて、更新する際の条件に存在を選択してください。
また、MDTMがGMT(グリニッジ標準時)を返さない場合、更新判定がうまくいかない場合があります。
-
FTPサーバーでMDTMコマンドが使用でき、MDTMコマンドがGMT(グリニッジ標準時)を返す場合のみファイルを転送する際に更新を確認の更新日時を使用できます。
また、FTPサーバーとHULFT Squareの動作しているホストに時差がある場合には、この機能は使用できません。
-
本コネクターでは、HULFT Square ストレージ上にあるファイルの更新時刻を自由に設定することができません。そのため、FTPサーバーから取得したファイルにはHULFT Square稼働OSの時刻が設定されます。
したがって、FTPサーバーとHULFT Square稼働OSとの間に時差がある場合、更新判定がうまくいかない場合があります。
-
ファイルをダウンロードするためには、ダウンロード対象となるファイルに読み込み権限が必要です。また、ダウンロードを行うパスには書き込み権限が必要です。
-
FTP Connectorで出力するファイルのリストは、FTPサーバーに対してLISTコマンドを発行した際の結果に依存します。名前によるソーティングや、ファイルやディレクトリーによるソーティングは行っておりません。
-
取得できるファイルの属性は「ディレクトリー」と「ファイル」、「シンボリックリンク」です。シンボリックリンクは、リンク先のデータを取得します。ブロック型特殊ファイル、文字型特殊ファイル、名前付きパイプ、AF_UNIXファミリのソケットなどは扱うことができません。読み取り処理で扱えないファイル属性のファイルが含まれた場合、無視されます。つまり、ダウンロードもされず、結果にも含まれません。
注意事項
-
FTP Connectorで使用するファイルパスはすべて絶対パスです。パスやファイルパスを入力する部分、出力する部分はすべて絶対パスとなります。
-
FTP Connectorで使用するファイルパスの区切り文字にはすべて「/」を使用します。
-
ファイル名として使用できない文字
-
HULFT Squareでサポートされない文字コードと外字や拡張された文字コードは使用することができません。
-
接続するFTPサーバーで使用できない文字も使用することができません。使用できない文字列は以下のとおりです。
注意カッコ内はShift_JISでの文字コードです。
-
―(0x815c)
-
~(0x8160)
-
∥(0x8161)
-
-(0x817c)
-
¢(0x8191)
-
£(0x8192)
-
¬(0x81CA)
-
-
-
ファイルパスにワイルドカードを使用する場合には、ファイルパスのパスの途中にはワイルドカードを指定できません。
-
以下のようなワイルドカードを含んだファイルパスは設定できます。
-
/home/user/getdata/*
-
/home/user/getdata/*.txt
-
-
以下のようなワイルドカードを含んだファイルパスは設定できません。
-
/home/user/*/sample.txt
-
/home/user/*data/*.txt
-
-
-
ダウンロード処理を開始し、ファイルダウンロード時にネットワーク障害を除くエラーが発生した場合、ログレベル「WARN」でログにエラー内容を出力し、以降の処理を継続します。
出力スキーマには、エラーが発生したファイルのstatus属性に「NG」が設定されます。
仕様制限
-
ACCOUNT(ACCT)はサポートしていません。
-
FTP Connectorで出力するファイルのリストは、FTPサーバーに対してLISTコマンドを発行した際の結果に依存します。名前によるソーティングや、ファイル/ディレクトリーによるソーティングは行っておりません。
-
取得できるファイルの属性は「ディレクトリー」、「ファイル」、「シンボリックリンク」です。シンボリックリンクは、リンク先のデータを取得します。ブロック型特殊ファイル、文字型特殊ファイル、名前付きパイプ、AF_UNIXファミリのソケットなどは扱うことができません。読み取り処理で扱えないファイル属性のファイルが含まれた場合、無視されます。つまり、結果に含まれません。
注意事項
-
FTP Connectorで使用するファイルパスはすべて絶対パスです。パスやファイルパスを入力する部分、出力する部分はすべて絶対パスとなります。
-
FTP Connectorで使用するファイルパスの区切り文字にはすべて「/」を使用します。
-
ファイル名として使用できない文字
-
HULFT Squareでサポートされない文字コードと外字や拡張された文字コードは使用することができません。
-
接続するFTPサーバーで使用できない文字も使用することができません。使用できない文字列は以下のとおりです。
注意カッコ内はShift_JISでの文字コードです。
-
―(0x815c)
-
~(0x8160)
-
∥(0x8161)
-
-(0x817c)
-
¢(0x8191)
-
£(0x8192)
-
¬(0x81CA)
-
-
-
ファイルパスにワイルドカードを使用する場合には、ファイルパスのパスの途中にはワイルドカードを指定できません。
-
以下のようなワイルドカードを含んだファイルパスは設定できます。
-
/home/user/getdata/*
-
/home/user/getdata/*.txt
-
-
以下のようなワイルドカードを含んだファイルパスは設定できません。
-
/home/user/*/sample.txt
-
/home/user/*data/*.txt
-
-
仕様制限
-
ACCOUNT(ACCT)はサポートしていません。
-
更新されたかどうかはMDTMコマンドを発行してFTPサーバーからファイルの更新日時を取得して判断しています。
FTPサーバーによってはこのコマンドを使用できない可能性があります。その場合はファイルを転送する際に更新を確認にチェックを入れない、またはファイルを転送する際に更新を確認にチェックを入れて、更新する際の条件に存在を選択してください。
また、MDTMがGMT(グリニッジ標準時)を返さない場合、更新判定がうまくいかない場合があります。
-
FTPサーバーでMDTMコマンドが使用でき、MDTMコマンドがGMT(グリニッジ標準時)を返す場合のみファイルを転送する際に更新を確認の更新日時を使用できます。
また、FTPサーバーとHULFT Squareの動作しているホストに時差がある場合には、この機能は使用できません。
-
本コネクターでは、HULFT Square ストレージ上にあるファイルの更新時刻を自由に設定することができません。そのため、FTPサーバーから取得したファイルにはHULFT Square稼働OSの時刻が設定されます。
したがって、FTPサーバーとHULFT Square稼働OSとの間に時差がある場合、更新判定がうまくいかない場合があります。
-
ファイルをアップロードするためには、アップロード対象となるファイルに読み込み権限が必要です。また、アップロードを行うFTPサーバーのパスには書き込み権限が必要です。
注意事項
-
FTP Connectorで使用するファイルパスはすべて絶対パスです。パスやファイルパスを入力する部分、出力する部分はすべて絶対パスとなります。
-
FTP Connectorで使用するファイルパスの区切り文字にはすべて「/」を使用します。
-
ファイル名として使用できない文字
-
HULFT Squareでサポートされない文字コードと外字や拡張された文字コードは使用することができません。
-
接続するFTPサーバーで使用できない文字も使用することができません。使用できない文字列は以下のとおりです。
注意カッコ内はShift_JISでの文字コードです。
-
―(0x815c)
-
~(0x8160)
-
∥(0x8161)
-
-(0x817c)
-
¢(0x8191)
-
£(0x8192)
-
¬(0x81CA)
-
-
-
ファイルパスにワイルドカードを使用する場合には、ファイルパスのパスの途中にはワイルドカードを指定できません。
-
以下のようなワイルドカードを含んだファイルパスは設定できます。
-
/home/user/getdata/*
-
/home/user/getdata/*.txt
-
-
以下のようなワイルドカードを含んだファイルパスは設定できません。
-
/home/user/*/sample.txt
-
/home/user/*data/*.txt
-
-
-
更新処理を開始し、ファイル更新時にネットワーク障害を除くエラーが発生した場合、ログレベル「WARN」でログにエラー内容を出力し、以降の処理を継続します。
出力スキーマには、エラーが発生したファイルのstatus属性に「NG」が設定されます。
仕様制限
-
ACCOUNT(ACCT)はサポートしていません。
-
一部のFTPサーバー環境では、権限のないファイルでもパスに該当したものは削除されます。
注意事項
-
FTP Connectorで使用するファイルパスはすべて絶対パスです。パスやファイルパスを入力する部分、出力する部分はすべて絶対パスとなります。
-
FTP Connectorで使用するファイルパスの区切り文字にはすべて「/」を使用します。
-
ファイル名として使用できない文字
-
HULFT Squareでサポートされない文字コードと外字や拡張された文字コードは使用することができません。
-
接続するFTPサーバーで使用できない文字も使用することができません。使用できない文字列は以下のとおりです。
注意カッコ内はShift_JISでの文字コードです。
-
―(0x815c)
-
~(0x8160)
-
∥(0x8161)
-
-(0x817c)
-
¢(0x8191)
-
£(0x8192)
-
¬(0x81CA)
-
-
-
ファイルパスにワイルドカードを使用する場合には、ファイルパスのパスの途中にはワイルドカードを指定できません。
-
以下のようなワイルドカードを含んだファイルパスは設定できます。
-
/home/user/getdata/*
-
/home/user/getdata/*.txt
-
-
以下のようなワイルドカードを含んだファイルパスは設定できません。
-
/home/user/*/sample.txt
-
/home/user/*data/*.txt
-
-
-
削除処理を開始し、ファイル削除時にネットワーク障害を除くエラーが発生した場合、ログレベル「WARN」でログにエラー内容を出力し、以降の処理を継続します。
出力スキーマには、エラーが発生したファイルのstatus属性に「NG」が設定されます。
仕様制限
-
ACCOUNT(ACCT)はサポートしていません。
注意事項
-
FTP Connectorで使用するファイルパスはすべて絶対パスです。パスやファイルパスを入力する部分、出力する部分はすべて絶対パスとなります。
-
FTP Connectorで使用するファイルパスの区切り文字にはすべて「/」を使用します。
-
ファイル名として使用できない文字
-
HULFT Squareでサポートされない文字コードと外字や拡張された文字コードは使用することができません。
-
接続するFTPサーバーで使用できない文字も使用することができません。使用できない文字列は以下のとおりです。
注意カッコ内はShift_JISでの文字コードです。
-
―(0x815c)
-
~(0x8160)
-
∥(0x8161)
-
-(0x817c)
-
¢(0x8191)
-
£(0x8192)
-
¬(0x81CA)
-
-
-
リネーム処理を開始し、ファイルリネーム時にネットワーク障害を除くエラーが発生した場合、ログレベル「WARN」でログにエラー内容を出力し、以降の処理を継続します。
出力スキーマには、エラーが発生したファイルのstatus属性に「NG」が設定されます。