DB2 コネクターのメッセージおよび制限事項
オペレーションについては「共通」(オペレーショントップページ)を参照してください。
DB2カテゴリのメッセージコード一覧
DB2 Connectorで発生するエラーに対応するメッセージコードです。
定義されていないエラーが発生した場合に出力されるメッセージコードです。
原因 |
対策 |
---|---|
定義されていないエラーが発生しました。 |
エラーメッセージやエラーが発生した処理のヘルプなどを確認してください。 |
対応するエラー
-
特になし
データベース処理中のエラーに対応するメッセージコードです。
原因 |
対策 |
---|---|
エラーメッセージにより、原因は異なります。 |
エラーメッセージを確認し、以下のことを行ってください。
|
対応するエラー
-
java.sql.SQLException
-
com.ibm.db2.jcc.b.SqlExceptionなど
DB2カテゴリの例外メッセージ
例外名 |
原因 |
対策 |
|
---|---|---|---|
InputDataNotFoundException |
入力データが指定されていません。 |
入力データを指定する、またはデータフローを引いてください。 |
|
InvalidPropertyConfigurationException <プロパティ名>が指定されていません。 |
<プロパティ名>が指定されていません。 |
<プロパティ名>を指定してください。 |
|
InvalidPropertyConfigurationException |
SQL文が未設定です。 |
SQL文を指定してください。 |
|
InvalidPropertyConfigurationException 書き込み対象カラムが選択されていません。 |
スキーマ定義の書き込み対象が選択されていません。 |
スキーマ定義の書き込み対象を1つ以上選択してください。 |
|
InvalidPropertyConfigurationException 読み取り対象カラムが選択されていません。 |
スキーマ定義の読み取り対象が選択されていません。 |
スキーマ定義の読み取り対象を1つ以上選択してください。 |
|
InvalidPropertyConfigurationException |
テーブル名が未設定です。 |
テーブル名を指定してください。 |
|
java.sql.SQLException |
データベースアクセスエラーまたはそのほかのエラーが発生しています。 |
SQLExceptionのメッセージを確認してください。SQLExceptionのメッセージは各ドライバの仕様に基づいています。SQLExceptionのメッセージにはエラーの原因が出力されている場合があります。 |
|
ResourceNotFoundException リソース定義が見つかりませんでした。名前:[] |
接続先が指定されていません。 |
接続先を指定してください。 |
|
ResourceNotFoundException リソース定義が見つかりませんでした。名前:[<コネクションリソース名>] |
接続先で選択されたリソース定義が見つかりません。 |
接続先で指定したコネクションリソースを確認してください。 |
|
com.ibm.db2.jcc.am.SqlNonTransientConnectionException |
必須プロパティー "<ホスト名>" が不明なホストです。 ERRORCODE=-4222, SQLSTATE=08001 |
データベースに接続できません。 |
コネクションリソースのホスト名を確認してください。 |
com.ibm.db2.jcc.am.DisconnectNonTransientConnectionException |
例外 java.net.ConnectException: サーバー /<ホスト名> へのソケットのオープンでエラーが発生しました。ポート: <ポート番号> メッセージ: Connection refused: connect ERRORCODE=-4499, SQLSTATE=08001 |
コネクションリソースのポート番号を確認してください。 |
|
com.ibm.db2.jcc.am.DisconnectNonTransientException |
会話の割り振り解除の原因となる分散プロトコル・エラーのため、実行が失敗しました。 DRDA データ・ストリーム構文エラーが検出されました。 理由: 0x3。 ERRORCODE=-4499, SQLSTATE=58009 |
接続先の環境を確認してください。 |
|
com.ibm.db2.jcc.am.DisconnectNonTransientConnectionException |
アプリケーション・サーバーが、接続の確立を拒否しました。データベース <データベース名> へのアクセスが試行されましたが、見つからなかったか、トランザクションをサポートしていません。 ERRORCODE=-4499, SQLSTATE=08004 |
存在しないデータベースを指定している可能性があります。 |
コネクションリソースのデータベース名で存在するデータベースを指定してください。 |
接続の基礎となるソケット、ソケット入力ストリーム、またはソケット出力ストリーム上での操作中に、 通信エラーが発生しました。 エラーのロケーション: Reply.fill() - socketInputStream.read (-1)。 メッセージ: Software caused connection abort: recv failed。 ERRORCODE=-4499, SQLSTATE=08001 |
|||
com.ibm.db2.jcc.am.SqlInvalidAuthorizationSpecException |
接続の許可が失敗しました。理由: ユーザー ID またはパスワードが無効です。 ERRORCODE=-4214, SQLSTATE=28000 |
ユーザー名またはパスワードが不正です。 |
コネクションリソースのユーザー名またはパスワードを確認してください。 |
com.ibm.db2.jcc.am.SqlSyntaxErrorException |
DB2 SQL Error: SQLCODE=-104, SQLSTATE=42601, SQLERRMC=<テーブル名>, DRIVER=4.21.29 |
テーブル名にスペースが挿入されている可能性があります。 |
テーブル名で指定したテーブル名にスペースが挿入されている場合、テーブル名を引用符で囲ってください。 |
DB2 SQL Error: SQLCODE=-204, SQLSTATE=42704, SQLERRMC=<テーブル名>, DRIVER=4.21.29 |
テーブルが存在しません。 |
テーブル名で存在するテーブルを指定してください。 |
DB2カテゴリの制限事項
本コネクターでサポートする型は以下のとおりです。
型名 |
サポート |
備考 |
---|---|---|
SMALLINT型 |
○ |
|
BIGINT型 |
○ |
|
REAL型 |
○ |
|
DOUBLE型 |
○ |
|
DECIMAL型 |
○ |
|
DATE型 |
○ |
|
TIME型 |
○ |
|
TIMESTAMP型 |
○ |
|
CHAR型 |
○ |
|
CHAR FOR BIT DATA型 |
△ |
|
VARCHAR型 |
○ |
|
VARCHAR FOR BIT DATA型 |
△ |
|
LONG VARCHAR FOR BIT DATA型 |
△ |
|
CLOB型 |
○ |
|
BLOB型 |
△ |
|
GRAPHIC型 |
○ |
|
VARGRAPHIC型 |
○ |
|
LONGVARGRAPHIC型 |
△ |
|
DBCLOB型 |
△ |
|
XML型 |
△ |
Stringとしてデータを扱います。 |
-
○:サポートします。
-
△:サポートしますが、制限事項があります。
-
×:サポートしません。
仕様制限
-
テーブル名が引用符で囲われている場合、テーブル名の大文字小文字を区別します。
仕様制限
-
ありません。
仕様制限
-
CHAR型
-
データベース作成時のデフォルトのコードページが「UTF-8」になります。そのため、文字によっては文字列長が長くなるため、従来と処理結果が変わる可能性があります。たとえば、2バイトで定義されているカラムに"あ"を挿入する場合、3バイトとして扱われるためエラーになります。
-
-
テーブル名が引用符で囲われている場合、テーブル名の大文字小文字を区別します。
仕様制限
-
CHAR型
-
データベース作成時のデフォルトのコードページが「UTF-8」になります。そのため、文字によっては文字列長が長くなるため、従来と処理結果が変わる可能性があります。たとえば、2バイトで定義されているカラムに"あ"を挿入する場合、3バイトとして扱われるためエラーになります。
-
仕様制限
-
データベース上のスキーマ名やテーブル名に「.」が含まれるテーブルを扱うことはできません。
-
結果データの量が大きいと、テスト実行に失敗する場合があります。
-
[実行結果]タブに表示されるレコード件数は最大100件です。
-
存在しないテーブルがSQL文に含まれる場合、SQL文の再編集を行うことができません。