CSV コネクターのメッセージおよび制限事項
オペレーションについては「CSV」(オペレーショントップページ)を参照してください。
CSVカテゴリのメッセージコード一覧
CSV Connectorで発生するエラーに対応するメッセージコードです。
定義されていないエラーが発生した場合に出力されるメッセージコードです。
原因 |
対策 |
---|---|
定義されていないエラーが発生しました。 |
エラーメッセージやエラーが発生した処理のヘルプなどを確認してください。 |
対応するエラー
-
特になし
CSVカテゴリの例外メッセージ
例外名 |
原因 |
対策 |
---|---|---|
FileAlreadyExistedException |
ファイルに指定されたファイルがすでに存在します。 |
ファイルのファイル名を変更する、または書き込み設定の上書きにチェックを入れてください。 |
FileIsDirectoryException |
ファイルに入力されたパスがディレクトリーです。 |
ファイルにはファイルパスを入力してください。 |
InputDataNotFoundException |
入力データが指定されていません。 |
入力データを指定する、またはデータフローを引いてください。 |
InvalidPropertyConfigurationException <プロパティ名>が指定されていません。 |
<プロパティ名>が指定されていません。 |
<プロパティ名>を指定してください。 |
InvalidPropertyConfigurationException 不正なデリミタ文字が指定されています。 |
デリミタ文字に不正な文字が入力されています。 |
デリミタ文字に正しい文字を入力してください。 |
java.io.FileNotFoundException |
ファイルに指定されたファイルが存在しません。 |
ファイルを確認してください。 |
java.io.FileNotFoundException 別のプロセスが使用中です。 |
ファイルに指定されたファイルが別のプロセスによって使用されています。 |
別のプロセスで使用されていないかを確認してください。 |
java.io.UnsupportedEncodingException |
エンコードにサポートされていないエンコードが指定されています。 |
Java SE Runtime Environment 8でサポートされているエンコードを指定してください。 = 備考 =
詳細については、「Supported Encodings」(http://docs.oracle.com/javase/8/docs/technotes/guides/intl/encoding.doc.html)を参照してください。 |
CSVカテゴリの制限事項
仕様制限
-
CSV Connectorは以下の規則に基づいて処理します。
-
データとデータの間は指定したデリミタ文字で区切られます。
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データにデリミタ文字、「"」(ダブルクォーテーション)、改行を含む場合はデータの最初と最後に「"」を記述する必要があります。
「"」を含む場合は「""」のように2つ続けて記述します。
例:デリミタ文字が「,」(半角カンマ)の場合
データの値
表記
1,000円
"1,000円"
AB(改行)CD
"AB(改行)CD"
He says "I'm fine"
"He says ""I'm fine"""
-
-
読み取るファイルの1カラムのデータサイズが大きい場合、OutOfMemoryErrorが発生する場合があります。
その場合、1カラムのデータサイズを小さくするようにしてください。
仕様制限
-
CSV Connectorは以下の規則に基づいて処理します。
-
データとデータの間は指定したデリミタ文字(半角カンマまたはタブ)で区切られます。
-
CSVの仕様により、データにデリミタ文字、「"」(ダブルクォーテーション)、改行を含む場合はデータの最初と最後に「"」を記述する必要があります。
「"」を含む場合は「""」のように2つ続けて記述します。これを「クォートする」と呼びます。
= 備考 =CSVファイルの書き込み処理では自動的にクォートされます。
例:デリミタ文字が「,」(半角カンマ)の場合
入力データの値
出力されたデータ
1,000円
"1,000円"
AB(改行)CD
"AB(改行)CD"
He says "I'm fine"
"He says ""I'm fine"""
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nullは空文字として書き込みます。
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入力データに並列処理をサポートするコンポーネントを指定した場合、並列処理を行います。この場合、結果データの順序は保証されません。