Azure BLOB Storage コネクターのメッセージおよび制限事項

 

オペレーションについては「Azure BLOBストレージ」(オペレーショントップページ)を参照してください。

AZUREBLOBカテゴリのメッセージコード一覧

Azure BLOB Storage Connectorで発生するエラーに対応するメッセージコードです。

 

AZUREBLOB0000E

定義されていないエラーが発生した場合に出力されるメッセージコードです。

原因

対策

定義されていないエラーが発生しました。

エラーメッセージやエラーが発生した処理のヘルプなどを確認してください。

対応するエラー

  • 特になし

 

AZUREBLOB0002E

Microsoft Azure BLOB Storageとの接続に失敗した場合に出力されるメッセージコードです。

原因

対策

以下の原因により、接続できない状態です。

  • コネクションリソースのアカウントまたはアクセスキーに誤りがある。

  • コネクションリソースのアカウントに2バイト文字が含まれる。

コネクションリソースの設定と接続の状況を確認してください。

対応するエラー

  • com.microsoft.azure.storage.StorageException

 

AZUREBLOB0003E

アクセスキー設定に誤りがある場合に出力されるメッセージコードです。

原因

対策

コネクションリソースのアクセスキーに誤りがあります。

コネクションリソースの設定を確認してください。

対応するエラー

  • java.security.InvalidKeyException

 

AZUREBLOBカテゴリの例外メッセージ

例外名

原因

対策

com.microsoft.azure.storage.StorageException

以下の原因により、接続できない状態です。

 

接続先で指定したコネクションリソースのアカウントまたはアクセスキーに誤りがある。

接続先で指定したコネクションリソースのアカウントに2バイト文字が含まれる。

接続先で指定したコネクションリソースの設定と接続の状況を確認してください。

InvalidPropertyConfigurationException

<プロパティ名>が指定されていません。

<プロパティ名>が指定されていません。

<プロパティ名>を指定してください。

InvalidPropertyConfigurationException

ローカルディレクトリーを読み込むことができません。

ローカルディレクトリーに指定したディレクトリーから読み込むことができません。

ローカルディレクトリーには読み込み可能なディレクトリーパスを指定してください。

InvalidPropertyConfigurationException

ローカルディレクトリーが存在しません。

ローカルディレクトリーに指定したディレクトリーパスが存在しません。

ローカルディレクトリーに存在するディレクトリーパスを指定してください。

InvalidPropertyConfigurationException

ローカルディレクトリーに書き込むことができません。

ローカルディレクトリーに指定したディレクトリーへ書き込むことができません。

ローカルディレクトリーには書き込み可能なディレクトリーパスを指定してください。

InvalidPropertyConfigurationException

ローカルディレクトリーに指定されたパスはディレクトリーではありません。

ローカルディレクトリーに指定したパスがディレクトリーではありません。

ローカルディレクトリーにはディレクトリーパスを指定してください。

java.security.InvalidKeyException

Storage Key is not a valid base64 encoded string.

接続先で指定したコネクションリソースのアクセスキーに誤りがあります。

接続先で指定したコネクションリソースの設定を確認してください。

ResourceNotFoundException

リソース定義が見つかりませんでした。名前:[]

接続先が指定されていません。

接続先を指定してください。

ResourceNotFoundException

リソース定義が見つかりませんでした。名前:[<コネクションリソース名>]

接続先で選択されたリソース定義が見つかりません。

接続先で指定したコネクションリソースを確認してください。

 

AZUREBLOBカテゴリの制限事項

稼働環境

注意事項

  • 接続先の仕様変更により、本ヘルプに記載されている動作が変わる場合があります。

コンテナ一覧取得処理

注意事項

  • Microsoft Azure BLOB Storageと本コネクターとの通信は、HTTPSを使用します。

  • 実行時に、接続関連以外のエラー(「例外メッセージ」項に記載のないエラー)を除くエラーが発生した場合、結果データのエラーが発生したファイル/コンテナのfile要素のstatus属性に「Error」を設定して結果データとして出力し、後続の処理を続行します。

  • 本処理をマルチスレッドで実行すると、エラーが発生する(該当ファイルのfile要素のstatus属性が「Error」で終了する)ことがあります。その場合には、スレッドの多重度を下げて実行してください。

ファイル/ディレクトリー読み取り処理

仕様制限

  • 以下のファイル名のファイルはダウンロードできません。file要素のstatus属性は「Error」になります。

    • パス区切り文字「/」以外のHULFT Square ストレージの使用禁止文字を含む場合。

    • ファイル名称末尾がパス区切り文字「/」である場合。

注意事項

  • Microsoft Azure BLOB Storageと本コネクターとの通信は、HTTPSを使用します。

  • Microsoft Azureで規定しているコンテナ名の命名規則について

    • コンテナ名は、以下の4つの規則にしたがう必要があります。

      1. コンテナ名はアルファベットまたは数字から始まる。またコンテナ名は、アルファベット、数字またはハイフン(-)のみを含むものとする。

      2. ハイフン(-)は、アルファベットまたは数字の直後かつ直前でなければならない。

      3. アルファベットは小文字でなければならない。

      4. コンテナ名の長さは、3文字以上63文字以下でなければならない。

  • 実行時に、接続関連以外のエラー(「例外メッセージ」項に記載のないエラー)を除くエラーが発生した場合、結果データのエラーが発生したファイル/コンテナのfile要素のstatus属性に「Error」を設定して結果データとして出力し、後続の処理を続行します。

  • 容量の大きいファイルの読み取りをマルチスレッドで実行すると、エラーが発生する(該当ファイルのfile要素のstatus属性が「Error」で終了する)ことがあります。

    その場合には、スレッドの多重度を下げて実行してください。

ファイル/ディレクトリー書き込み処理

仕様制限

  • 書き込まれたファイルのfile要素のtype属性は「File」になります。

注意事項

  • Microsoft Azure BLOB Storageと本コネクターとの通信は、HTTPSを使用します。

  • Microsoft Azureで規定しているコンテナ名の命名規則について

    • コンテナ名は、以下の4つの規則にしたがう必要があります。

      1. コンテナ名はアルファベットまたは数字から始まる。またコンテナ名は、アルファベット、数字またはハイフン(-)のみを含むものとする。

      2. ハイフン(-)は、アルファベットまたは数字の直後かつ直前でなければならない。

      3. アルファベットは小文字でなければならない。

      4. コンテナ名の長さは、3文字以上63文字以下でなければならない。

  • 実行時に、接続関連以外のエラー(「例外メッセージ」項に記載のないエラー)を除くエラーが発生した場合、結果データのエラーが発生したファイル/コンテナのfile要素のstatus属性に「Error」を設定して結果データとして出力し、後続の処理を続行します。

  • 容量の大きいファイルの書き込み処理をマルチスレッドで実行すると、エラーが発生する(該当ファイルのfile要素のstatus属性が「Error」で終了する)ことがあります。その場合には、スレッドの多重度を下げて実行してください。

  • 書き込み元として空のフォルダーを指定しても、BLOBストレージ上に空のフォルダーを作成することはできません。

ファイル/ディレクトリー/コンテナ削除処理

仕様制限

ありません。

注意事項

  • Microsoft Azure BLOB Storageと本コネクターとの通信は、HTTPSを使用します。

  • Microsoft Azureで規定しているコンテナ名の命名規則について

    • コンテナ名は、以下の4つの規則にしたがう必要があります。

      1. コンテナ名はアルファベットまたは数字から始まる。またコンテナ名は、アルファベット、数字またはハイフン(-)のみを含むものとする。

      2. ハイフン(-)は、アルファベットまたは数字の直後かつ直前でなければならない。

      3. アルファベットは小文字でなければならない。

      4. コンテナ名の長さは、3文字以上63文字以下でなければならない。

  • 実行時に、接続関連以外のエラー(「例外メッセージ」項に記載のないエラー)を除くエラーが発生した場合、結果データのエラーが発生したファイル/コンテナのfile要素のstatus属性に「Error」を設定して結果データとして出力し、後続の処理を続行します。

  • 本処理をマルチスレッドで実行すると、エラーが発生する(該当ファイルのfile要素のstatus属性が「Error」で終了する)ことがあります。その場合には、スレッドの多重度を下げて実行してください。