Amazon S3 コネクターのメッセージおよび制限事項

チュートリアル

Amazon S3へのコネクションの作成方法については、以下のチュートリアルを参照してください。

 

 

 

オペレーションについては「Amazon S3」(オペレーショントップページ)を参照してください。

AMAZONS3カテゴリのメッセージコード一覧

Amazon S3 Connectorで発生するエラーに対応するメッセージコードです。

 

AMAZONS30000E

定義されていないエラーが発生した場合に出力されるメッセージコードです。

原因

対策

定義されていないエラーが発生しました。

エラーメッセージやエラーが発生した処理のヘルプなどを確認してください。

対応するエラー

  • 特になし

 

AMAZONS30001E

Amazon S3との接続に失敗した場合に出力されるメッセージコードです。

原因

対策

コネクションリソースのAccess Key IDに誤りがあります。

コネクションリソースの設定を確認してください。

コネクションリソースのSecret Access Keyに誤りがあります。

コネクションリソースの設定を確認してください。

対応するエラー

  • com.amazonaws.AmazonServiceException

  • com.amazonaws.services.s3.model.AmazonS3Exception

 

AMAZONS30002E

Endpoint設定に誤りがある場合に出力されるメッセージコードです。

原因

対策

コネクションリソースのEndpointに誤りがあります。

コネクションリソースの設定を確認してください。

対応するエラー

  • com.amazonaws.SdkClientException

 

AMAZONS30003E

ファイル/フォルダ削除処理で、ルートフォルダを削除しようとした場合に出力されるメッセージコードです。

原因

対策

ファイル/フォルダ削除処理でルートフォルダを削除しようとしています。

フォルダを削除するが[チェックあり]の場合は、フォルダパスにルートフォルダ以外を指定してください。

対応するエラー

  • java.lang.UnsupportedOperationException

 

AMAZONS3カテゴリの例外メッセージ

例外名

原因

対策

com.amazonaws.SdkClientException

Unable to execute HTTP request: <endpoint>

接続先で指定したコネクションリソースのEndpointに誤りがあります。

接続先で指定したコネクションリソースの設定を確認してください。

IllegalArgumentException

入力データが正しくありません: <メッセージ>

<メッセージ>には以下のいずれかのメッセージが入ります。

 

・Bucket名が指定されていません。

・リモートパス名が指定されていません。

・ファイル/フォルダの種別が指定されていません。

・ファイル/フォルダの種別<値>は不正です。

・要素<要素名>が間違っています。

・Storage Class<値>は不正です。

入力データの内容が正しくありません。

入力データの内容を確認してください。スキーマを参照ください。

InvalidPropertyConfigurationException

<プロパティ名>が指定されていません。

<プロパティ名>が指定されていません。

<プロパティ名>を指定してください。

Status Code: 403, AWS Request ID: XXXXXXXXXXXXXXXX, AWS Error Code: InvalidAccessKeyId, AWS Error Message: The AWS Access Key Id you provided does not exist in our records., S3 Extended Request ID: XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX

接続先で指定したコネクションリソースのAccess Key IDに誤りがあります。

接続先で指定したコネクションリソースの設定を確認してください。

Status Code: 403, AWS Request ID: XXXXXXXXXXXXXXXX, AWS Error Code: SignatureDoesNotMatch, AWS Error Message: The request signature we calculated does not match the signature you provided. Check your key and signing method., S3 Extended Request ID: XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX

接続先で指定したコネクションリソースのSecret Access Keyに誤りがあります。

接続先で指定したコネクションリソースの設定を確認してください。

InvalidPropertyConfigurationException

コピー元ファイル/フォルダ名に「/」が含まれています。

コピー元ファイル/フォルダ名に「/」が含まれています。

コピー元ファイル/フォルダ名には、「/」を含まないファイル/フォルダ名を指定してください。

InvalidPropertyConfigurationException

コピー先ファイル/フォルダ名に「/」が含まれています。

コピー先ファイル/フォルダ名に「/」が含まれています。

コピー先ファイル/フォルダ名には、「/」を含まないファイル/フォルダ名を指定してください。

InvalidPropertyConfigurationException

ファイル/フォルダ名に「/」が含まれています。

ファイル/フォルダ名に「/」が含まれています。

ファイル/フォルダ名には、「/」を含まないファイル/フォルダ名を指定してください。

InvalidPropertyConfigurationException

ローカルファイル/ディレクトリー名に「/」が含まれています。

ローカルファイル/ディレクトリー名に「/」が含まれています。

ローカルファイル/ディレクトリー名には、「/」を含まないファイル/フォルダ名を指定してください。

InvalidPropertyConfigurationException

指定された公開鍵はディレクトリーです。

公開鍵がディレクトリーパスになっています。

公開鍵には、ファイルパスを指定してください。

InvalidPropertyConfigurationException

公開鍵が設定されていません。

公開鍵が指定されていません。

公開鍵を指定するか、暗号化クライアント側の値を指定してください。

InvalidPropertyConfigurationException

指定された公開鍵は存在しません。

公開鍵で指定したファイルパスが存在しません。

公開鍵には、存在するファイルパスを指定してください。

InvalidPropertyConfigurationException

指定された秘密鍵はディレクトリーです。

秘密鍵がディレクトリーパスになっています。

秘密鍵には、ファイルパスを指定してください。

InvalidPropertyConfigurationException

指定された秘密鍵は存在しません。

秘密鍵で指定したファイルパスが存在しません。

秘密鍵には、存在するファイルパスを指定してください。

java.lang.UnsupportedOperationException

ルートフォルダを削除することはできません。

ルートフォルダを削除しようとしています。

フォルダを削除するが[チェックあり]の場合は、フォルダパスにルートフォルダ以外を指定してください。

ResourceNotFoundException

リソース定義が見つかりませんでした。名前:[]

接続先が指定されていません。

接続先を指定してください。

ResourceNotFoundException

リソース定義が見つかりませんでした。名前:[<コネクションリソース名>]

接続先で選択されたリソース定義が見つかりません。

接続先で指定したコネクションリソースを確認してください。

 

AMAZONS3カテゴリの制限事項

稼働環境

注意事項

  • 接続先の仕様変更により、本ヘルプに記載されている動作が変わる場合があります。

Bucket一覧取得処理

仕様制限

ありません。

注意事項

  • Amazon S3と本コネクターとの通信は、HTTPSを使用します。

  • Bucketの存在するRegionとendpointの設定が異なる場合、Bucketおよびファイル/フォルダの状態の伝播に時間がかかることがあるため、最新のBucketおよびファイル/フォルダの状態を取得できず、オペレーションの実行に失敗する場合があります。

ファイル/フォルダ一覧取得処理

仕様制限

ありません。

注意事項

  • Amazon S3と本コネクターとの通信は、HTTPSを使用します。

  • Bucketの存在するRegionとendpointの設定が異なる場合、Bucketおよびファイル/フォルダの状態の伝播に時間がかかることがあるため、最新のBucketおよびファイル/フォルダの状態を取得できず、オペレーションの実行に失敗する場合があります。

  • Bucket名に大量のファイルが存在するBucketを指定した場合、フォルダパスのリストの更新に時間がかかることがあります。

  • 実行時に、接続関連以外のエラー(「AMAZONS3カテゴリの例外メッセージ」項に記載のないエラー)が発生した場合、エラーが発生したファイル/フォルダのfile要素のstatus属性に「Error」を設定して結果データとして出力し、後続の処理を続行します。

ファイル/フォルダ読み取り処理

仕様制限

ありません。

注意事項

  • Amazon S3と本コネクターとの通信は、HTTPSを使用します。

  • Bucketの存在するRegionとendpointの設定が異なる場合、Bucketおよびファイル/フォルダの状態の伝播に時間がかかることがあるため、最新のBucketおよびファイル/フォルダの状態を取得できず、オペレーションの実行に失敗する場合があります。

  • Bucket名に大量のファイルが存在するBucketを指定した場合、フォルダパスのリストの更新に時間がかかることがあります。

  • 実行時に、接続関連以外のエラー(「AMAZONS3カテゴリの例外メッセージ」項に記載のないエラー)が発生した場合、エラーが発生したファイル/フォルダのfile要素のstatus属性に「Error」を設定して結果データとして出力し、後続の処理を続行します。

ファイル/フォルダ書き込み処理

仕様制限

ありません。

注意事項

  • Amazon S3と本コネクターとの通信は、HTTPSを使用します。

  • Bucketの存在するRegionとendpointの設定が異なる場合、Bucketおよびファイル/フォルダの状態の伝播に時間がかかることがあるため、最新のBucketおよびファイル/フォルダの状態を取得できず、オペレーションの実行に失敗する場合があります。

  • Bucket名に大量のファイルが存在するBucketを指定した場合、フォルダパスのリストの更新に時間がかかることがあります。

  • 本オペレーションで新規作成したBucketのRegionは、endpointの設定によって以下のように変わります。

    [Endpoint]の設定

    BucketのRegion

    備考

    未設定

    US Standard

     

    s3.amazonaws.com

    US Standard

     

    s3-us-west-1.amazonaws.com

    US-West (Northern California)

     

    s3-ap-southeast-1.amazonaws.com

    Asia Pacific (Singapore)

     

  • 実行時に、接続関連以外のエラー(「AMAZONS3カテゴリの例外メッセージ」項に記載のないエラー)が発生した場合、エラーが発生したファイル/フォルダのfile要素のstatus属性に「Error」を設定して結果データとして出力し、後続の処理を続行します。

  • Bucket名は、以下の規則にしたがう必要があります。

    1. アルファベットまたは数字から始まり、アルファベット、数字、ピリオド(.)、ハイフン(-)のみを含むものとする。

    2. IPアドレスの形式(例:192.168.5.4)であってはならない。

    3. アンダースコア(_)を含んではならない。

    4. アルファベットは小文字でなければならない。

    5. 長さが3文字以上63文字以下でなければならない。

    6. 末尾がハイフン(-)であってはならない。

    7. 連続するピリオド(..)を含んではならない。

    8. 隣り合ったピリオドとハイフン(「-.」または「.-」)を含んではならない。

  • Amazon S3の仕様により、書き込まれるファイルのファイルパス(file要素のremotepath属性)の長さ(日本語が含まれる場合はUTF-8に変換したあとのバイト数)が1025を超える場合には、ファイルの書き込みを行うことはできません。

  • 書き込んだファイルのContent-Typeは、拡張子により自動判別され設定されます。

ファイル/フォルダコピー処理

仕様制限

  • コピー元Bucket名およびコピー先Bucket名に指定したBucketが異なるRegionに存在する場合、コピーできません。

  • 暗号化キーによるサーバー側の暗号化(SSE-C)を使用したファイルおよびフォルダは、コピーできません。

    = 備考 =

    詳細については、「お客様が用意した暗号化キーによるサーバー側の暗号化(SSE-C)を使用したデータの保護」(https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonS3/latest/dev/ServerSideEncryptionCustomerKeys.html)を参照してください。

注意事項

  • Amazon S3と本コネクターとの通信は、HTTPSを使用します。

  • Bucketの存在するRegionとendpointの設定が異なる場合、Bucketおよびファイル/フォルダの状態の伝播に時間がかかることがあるため、最新のBucketおよびファイル/フォルダの状態を取得できず、オペレーションの実行に失敗する場合があります。

  • コピー元Bucket名およびコピー先Bucket名に大量のファイルが存在するBucketを指定した場合、コピー元フォルダパスおよびコピー先フォルダパスのリストの更新に時間がかかることがあります。

  • 本オペレーションで新規作成したBucketのRegionは、endpointの設定によって以下のように変わります。

    [Endpoint]の設定

    BucketのRegion

    備考

    未設定

    US Standard

     

    s3.amazonaws.com

    US Standard

     

    s3-us-west-1.amazonaws.com

    US-West (Northern California)

     

    s3-ap-southeast-1.amazonaws.com

    Asia Pacific (Singapore)

     

  • 実行時に、接続関連以外のエラー(「AMAZONS3カテゴリの例外メッセージ」項に記載のないエラー)が発生した場合、エラーが発生したファイル/フォルダのfile要素のstatus属性に「Error」を設定して結果データとして出力し、後続の処理を続行します。

  • Bucket名は、以下の規則にしたがう必要があります。

    1. アルファベットまたは数字から始まり、アルファベット、数字、ピリオド(.)、ハイフン(-)のみを含むものとする。

    2. IPアドレスの形式(例:192.168.5.4)であってはならない。

    3. アンダースコア(_)を含んではならない。

    4. アルファベットは小文字でなければならない。

    5. 長さが3文字以上63文字以下でなければならない。

    6. 末尾がハイフン(-)であってはならない。

    7. 連続するピリオド(..)を含んではならない。

    8. 隣り合ったピリオドとハイフン(「-.」または「.-」)を含んではならない。

  • Amazon S3の仕様により、コピー先のファイルパス(file要素のdestination_remotepath属性)の長さ(日本語が含まれる場合はUTF-8に変換したあとのバイト数)が1025を超える場合には、ファイルのコピーを行うことはできません。

  • file要素のstatus属性が「Virtual」のフォルダの件数は、実行ログには仮想フォルダの件数として出力されます。

ファイル/フォルダ削除処理

仕様制限

ありません。

注意事項

  • Amazon S3と本コネクターとの通信は、HTTPSを使用します。

  • Bucketの存在するRegionとendpointの設定が異なる場合、Bucketおよびファイル/フォルダの状態の伝播に時間がかかることがあるため、最新のBucketおよびファイル/フォルダの状態を取得できず、オペレーションの実行に失敗する場合があります。

  • Bucket名に大量のファイルが存在するBucketを指定した場合、フォルダパスのリストの更新に時間がかかることがあります。

  • 実行時に、接続関連以外のエラー(「AMAZONS3カテゴリの例外メッセージ」項に記載のないエラー)が発生した場合、エラーが発生したファイル/フォルダのfile要素のstatus属性に「Error」を設定して結果データとして出力し、後続の処理を続行します。

データ読み取り処理

仕様制限

ありません。

注意事項

  • Amazon S3と本コネクターとの通信は、HTTPSを使用します。

  • Bucketの存在するRegionとendpointの設定が異なる場合、Bucketおよびファイル/フォルダの状態の伝播に時間がかかることがあるため、最新のBucketおよびファイル/フォルダの状態を取得できず、オペレーションの実行に失敗する場合があります。

  • 実行時に、接続関連以外のエラー(「AMAZONS3カテゴリの例外メッセージ」項に記載のないエラー)が発生した場合、エラーが発生したファイル/フォルダのstatusカラムに「Error」を設定して結果データとして出力し、後続の処理を続行します。

データ書き込み処理

仕様制限

ありません。

注意事項

  • Amazon S3と本コネクターとの通信は、HTTPSを使用します。

  • Bucketの存在するRegionとendpointの設定が異なる場合、Bucketおよびファイル/フォルダの状態の伝播に時間がかかることがあるため、最新のBucketおよびファイル/フォルダの状態を取得できず、オペレーションの実行に失敗する場合があります。

  • 本オペレーションで新規作成したBucketのRegionは、endpointの設定によって以下のように変わります。

    [Endpoint]の設定

    BucketのRegion

    備考

    未設定

    US Standard

     

    s3.amazonaws.com

    US Standard

     

    s3-us-west-1.amazonaws.com

    US-West (Northern California)

     

    s3-ap-southeast-1.amazonaws.com

    Asia Pacific (Singapore)

     

  • 実行時に、接続関連以外のエラー(「AMAZONS3カテゴリの例外メッセージ」項に記載のないエラー)が発生した場合、エラーが発生したファイル/フォルダのfile要素のstatus属性に「Error」を設定して結果データとして出力し、後続の処理を続行します。

  • Bucket名は、以下の規則にしたがう必要があります。

    1. アルファベットまたは数字から始まり、アルファベット、数字、ピリオド(.)、ハイフン(-)のみを含むものとする。

    2. IPアドレスの形式(例:192.168.5.4)であってはならない。

    3. アンダースコア(_)を含んではならない。

    4. アルファベットは小文字でなければならない。

    5. 長さが3文字以上63文字以下でなければならない。

    6. 末尾がハイフン(-)であってはならない。

    7. 連続するピリオド(..)を含んではならない。

    8. 隣り合ったピリオドとハイフン(「-.」または「.-」)を含んではならない。

  • Amazon S3の仕様により、書き込まれるファイルのファイルパス(file要素のremotepath属性)の長さ(日本語が含まれる場合はUTF-8に変換したあとのバイト数)が1025を超える場合には、ファイルの書き込みを行うことはできません。