Amazon RDS for Oracle コネクターのメッセージおよび制限事項
オペレーションについては「Amazon RDS for Oracle」(オペレーショントップページ)を参照してください。
AMAZONRDSORACLEカテゴリのメッセージコード一覧
Amazon RDS for Oracle Connectorで発生するエラーに対応するメッセージコードです。
定義されていないエラーが発生した場合に出力されるメッセージコードです。
原因 |
対策 |
---|---|
定義されていないエラーが発生しました。 |
エラーメッセージやエラーが発生した処理のヘルプなどを確認してください。 |
対応するエラー
-
特になし
データベース処理中のエラーに対応するメッセージコードです。
原因 |
対策 |
---|---|
エラーメッセージにより、原因は異なります。 |
エラーメッセージを確認し、以下のことを行ってください。
|
対応するエラー
-
java.sql.SQLException
-
java.sql.SQLRecoverableException
-
java.sql.SQLSyntaxErrorException
AMAZONRDSORACLEカテゴリの例外メッセージ
例外名 |
原因 |
対策 |
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---|---|---|---|
InputDataNotFoundException |
入力データが指定されていません。 |
入力データを指定する、またはデータフローを引いてください。 |
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InvalidPropertyConfigurationException |
SQL文が未設定です。 |
SQL文を指定してください。 |
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InvalidPropertyConfigurationException 書き込み対象カラムが選択されていません。 |
スキーマ定義の書き込み対象が選択されていません。 |
スキーマ定義の書き込み対象を1つ以上選択してください。 |
|
InvalidPropertyConfigurationException 読み取り対象カラムが選択されていません。 |
スキーマ定義の読み取り対象が選択されていません。 |
スキーマ定義の読み取り対象を1つ以上選択してください。 |
|
InvalidPropertyConfigurationException |
テーブル名が未設定です。 |
テーブル名を指定してください。 |
|
InvalidPropertyConfigurationException |
プロシージャが未設定です。 |
プロシージャを指定してください。 |
|
InvalidPropertyConfigurationException テーブル名が定義されていません。 |
テーブル名が定義されていません。 |
テーブル名を指定してください。 |
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java.sql.SQLException |
データベースアクセスエラーまたはそのほかのエラーが発生しています。 |
SQLExceptionのメッセージを確認してください。 SQLExceptionのメッセージは各ドライバの仕様に基づいています。SQLExceptionのメッセージにはエラーの原因が出力されている場合があります。 メッセージの詳細については、各データベースベンダーに問い合わせてください。 |
|
ResourceNotFoundException リソース定義が見つかりませんでした。名前:[] |
接続先が指定されていません。 |
接続先を指定してください。 |
|
ResourceNotFoundException リソース定義が見つかりませんでした。名前:[<コネクションリソース名>] |
接続先で選択されたリソース定義が見つかりません。 |
接続先で指定したコネクションリソースを確認してください。 |
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java.sql.SQLException |
ORA-01017: invalid username/password; logon denied |
ユーザー名またはパスワードが不正です。 |
コネクションリソースのユーザー名またはパスワードを確認してください。 |
java.sql.SQLException |
Listener refused the connection with the following error: ORA-12505, TNS:listener does not currently know of SID given in connect descriptor |
SIDが不正です。 |
コネクションリソースのSIDまたはURLを確認してください。 |
java.sql.SQLRecoverableException |
The Network Adapter could not establish the connection |
データベースに接続できません。 |
コネクションリソースのホスト名またはポート番号を確認してください。 |
java.sql.SQLSyntaxErrorException |
ORA-00942: 表またはビューが存在しません。 |
テーブルまたはビューが存在しないか、テーブルまたはビューの名前が、引用符で囲われていない可能性があります。 |
テーブル名で存在するテーブルまたはビューを指定してください。 また、テーブル名で指定したテーブルまたはビューの名前が、引用符で囲われているか確認してください。 |
AMAZONRDSORACLEカテゴリの制限事項
本コネクターでサポートする型は以下のとおりです。
型名 |
サポート |
備考 |
---|---|---|
CHAR型 |
△ |
|
NCHAR型 |
△ |
|
VARCHAR2型 |
○ |
|
NVARCHAR2型 |
△ |
|
LONG型 |
○ |
|
NUMBER型 |
△ |
|
FLOAT型 |
△ |
|
DATE型 |
△ |
|
TIMESTAMP型 |
△ |
|
TIMESTAMP WITH TIME ZONE型 |
△ |
Stringとしてデータを扱います。 |
RAW型 |
○ |
|
LONG RAW型 |
○ |
|
BLOB型 |
○ |
|
CLOB型 |
○ |
|
NCLOB型 |
○ |
|
-
○:サポートします。
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△:サポートしますが、制限事項があります。
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×:サポートしません。
仕様制限
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テーブル一覧の表示について
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コネクションリソースのユーザー名に指定されたユーザーのスキーマに属するテーブルが表示されます。
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シノニムは表示されませんが、テーブル名やSQL文に直接入力することは可能です。
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仕様制限
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テーブル名が引用符で囲われている場合、テーブル名の大文字小文字を区別します。
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フェッチサイズのデフォルト値は「100」です。
仕様制限
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NUMBER型、FLOAT型
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クエリ結果のPrecisionが0の場合、BigDecimalとしてデータを扱います。
たとえば、SUM関数で指定している列にPrecisionが設定されていても結果として0が返ってくるので、SUM関数の結果はBigDecimalとしてデータを扱います。
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-
ファンクションを使用したSQL文について
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SQLファンクションを使用したSQL文は実行可能です。
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ユーザー定義ファンクションを使用したSQL文は実行可能ですが、ファンクションで定義されているOUTパラメータの値は受け取ることはできません。
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-
フェッチサイズのデフォルト値は「100」です。
仕様制限
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CHAR型
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更新を行う際、スキーマ定義/キーにチェックを入れた列がCHAR型の場合は、入力データのキー値が同じサイズにパディングされている必要があります。
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テーブル名が引用符で囲われている場合、テーブル名の大文字小文字を区別します。
仕様制限
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CHAR型
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UPDATE文のWHERE句にCHAR型の列が指定されていて、その列の値をSQLパラメータで取得する場合は、入力データのキー値が同じサイズにパディングされている必要があります。
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-
ファンクションを使用したSQL文について
-
SQLファンクションを使用したSQL文は実行可能です。
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ユーザー定義ファンクションを使用したSQL文は実行可能ですが、ファンクションで定義されているOUTパラメータの値は受け取ることはできません。
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仕様制限
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CHAR型
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CHAR型のOUTパラメータには、不要な半角スペースが付加される場合があります。
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プロシージャの表記について
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パッケージ内に定義されているプロシージャは [パッケージ名].[プロシージャ名] で表記します。
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パッケージ名にドット(.)が含まれている場合、パッケージ名をダブルクォーテーション(")で囲います。
例:パッケージ「SAMPLE.PACKAGE」で定義されてるプロシージャ「PROCEDURE」の場合
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"SAMPLE.PACKAGE".PROCEDURE
-
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プロシージャ名にドット(.)が含まれている場合、プロシージャ名をダブルクォーテーション(")で囲います。
例:パッケージ「PACKAGE」で定義されてるプロシージャ「SAMPLE.PROCEDURE」の場合
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PACKAGE."SAMPLE.PROCEDURE"
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プロシージャにストアドファンクションを指定した場合、RETURN句の戻り値を出力パラメータとして取得できず、スクリプト実行時に以下のようなエラーが発生し、処理が失敗する場合があります。
-
[exec_procedure]の処理に失敗しました。原因:[java.sql.SQLException:ORA-06550: 行1、列7:
PLS-00221: '<プロシージャ>' is not a procedure or is undefined
ORA-06550: 行1、列7:
PL/SQL: Statement ignored
]
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BOOLEAN型などのPL/SQLの型には対応していません。
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シノニムには対応していません。
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コネクションリソースのユーザー名に指定されたユーザーのスキーマと異なるスキーマのプロシージャは使用できません。