Amazon Aurora for MySQL コネクターのメッセージおよび制限事項

 

オペレーションについては「Amazon Aurora for MySQL」(オペレーショントップページ)を参照してください。

AMAZONAURORAMYSQLカテゴリのメッセージコード一覧

Amazon AURORA for MySQL Connectorで発生するエラーに対応するメッセージコードです。

 

AMAZONAURORAMYSQL0000E

定義されていないエラーが発生した場合に出力されるメッセージコードです。

原因

対策

定義されていないエラーが発生しました。

エラーメッセージやエラーが発生した処理のヘルプなどを確認してください。

対応するエラー

  • 特になし

 

AMAZONAURORAMYSQL0001E

データベース処理中のエラーに対応するメッセージコードです。

原因

対策

エラーメッセージにより、原因は異なります。

エラーメッセージを確認し、以下のことを行ってください。

  • 下記の「例外メッセージ」に対象のエラーの原因/対策が記述されていないかを確認してください。

  • 使用しているコネクターの制限事項に対象のエラーの原因/対策が記述されていないかを確認してください。

  • 接続先のデータベースのドキュメントなどに対象のエラーに関する情報がないか確認してください。

対応するエラー

  • java.sql.SQLException

  • java.sql.SQLSyntaxErrorException

 

AMAZONAURORAMYSQL0002E

データベースとの接続に失敗した場合に出力されるメッセージコードです。

原因

対策

データベースに接続できていません。

クラスターエンドポイント・ポート番号を確認してください。

対応するエラー

  • java.sql.SQLNonTransientConnectionException

 

AMAZONAURORAMYSQLカテゴリの例外メッセージ

例外名

原因

対策

InputDataNotFoundException

入力データが指定されていません。

入力データを指定する、またはデータフローを引いてください。

InvalidPropertyConfigurationException

SQL文が未設定です。

SQL文を指定してください。

InvalidPropertyConfigurationException

書き込み対象カラムが選択されていません。

スキーマ定義書き込み対象が選択されていません。

スキーマ定義書き込み対象を1つ以上選択してください。

InvalidPropertyConfigurationException

読み取り対象カラムが選択されていません。

スキーマ定義読み取り対象が選択されていません。

スキーマ定義読み取り対象を1つ以上選択してください。

InvalidPropertyConfigurationException

テーブル名が未設定です。

テーブル名を指定してください。

InvalidPropertyConfigurationException

プロシージャが未設定です。

プロシージャを指定してください。

java.sql.SQLException

データベースアクセスエラーまたはそのほかのエラーが発生しています。

SQLExceptionのメッセージを確認してください。

SQLExceptionのメッセージは各ドライバの仕様に基づいています。SQLExceptionのメッセージにはエラーの原因が出力されている場合があります。メッセージの詳細については、各データベースベンダーに問い合わせてください。

ResourceNotFoundException

リソース定義が見つかりませんでした。名前:[]

接続先が指定されていません。

接続先を指定してください。

ResourceNotFoundException

リソース定義が見つかりませんでした。名前:[<コネクションリソース名>]

接続先で選択されたリソース定義が見つかりません。

接続先で指定したコネクションリソースを確認してください。

java.sql.SQLNonTransientConnectionException

データベースに接続できません。

コネクションリソースのクラスターエンドポイントまたはポート番号を確認してください。

java.sql.SQLException

Communications link failure with primary. No active connection found for master.

Caused by: java.sql.SQLException: Access denied for user '<ユーザー名>'@'%' to database '<データベース名>'

データベースが存在しません。

コネクションリソースのデータベース名で存在するデータベースを指定してください。

java.sql.SQLException

Communications link failure with primary. No active connection found for master.

java.sql.SQLException: Access denied for user '<ユーザー名>'@'<IPアドレス>' (using password: YES)

ユーザー名、パスワードまたはSSL接続が不正です。

コネクションリソースのユーザー名パスワードまたはSSL接続を確認してください。

java.sql.SQLSyntaxErrorException

Table '<テーブル名>' doesn't exist

テーブルが存在しません。

テーブル名で存在するテーブルを指定してください。

 

AMAZONAURORAMYSQLカテゴリの制限事項

 

サポートする型

本コネクターでサポートする型は以下のとおりです。

型名

サポート

備考

BOOL型

(BOOLEAN型)

tinyint(1)のエイリアス

BIT型

 

TINYINT型

 

TINYINT UNSIGNED型

 

MEDIUMINT型

 

MEDIUMINT UNSIGNED型

 

SMALLINT型

 

SMALLINT UNSIGNED型

 

INT型

(INTEGER型)

 

INT UNSIGNED型

(INTEGER UNSIGNED型)

 

BIGINT型

 

BIGINT UNSIGNED型

 

FLOAT型

 

FLOAT UNSIGNED型

 

DOUBLE型

 

DOUBLE UNSIGNED型

 

REAL型

 

REAL UNSIGNED型

 

DECIMAL型

(NUMERIC型)

 

DECIMAL UNSIGNED型

(NUMERIC UNSIGNED型)

 

DATE型

 

DATETIME型

 

TIMESTAMP型

 

TIME型

 

YEAR型

 

CHAR型

 

VARCHAR型

 

BINARY型

 

VARBINARY型

 

TINYBLOB型

 

TINYTEXT型

 

BLOB型

 

TEXT型

 

MEDIUMBLOB型

 

MEDIUMTEXT型

 

LONGBLOB型

 

LONGTEXT型

 

ENUM型

 

SET型

 

JSON型

×

 

  • ○:サポートします。

  • △:サポートしますが、制限事項があります。

  • ×:サポートしません。

 

テーブル読み取り処理

仕様制限

  • BIT型

    • サイズが1のBIT型はbooleanとしてデータを扱います。それ以外のサイズのBIT型はサポートしません。

  • FLOAT型、FLOAT UNSIGNED型

    • MySQLの浮動小数点数には精度に関する注意事項があります。

      = 備考 =

      詳細については、「MySQLリファレンスマニュアル」(https://dev.mysql.com/doc/)を参照してください。

    • 桁数の多い値の場合、正しい値が取得できない場合があります。

      例:「2.14748365E9」の場合、「2.14748006E9」が取得されます。

  • DOUBLE型、DOUBLE UNSIGNED型

    • MySQLの浮動小数点数には精度に関する注意事項があります。

      = 備考 =

      詳細については、「MySQLリファレンスマニュアル」(https://dev.mysql.com/doc/)を参照してください。

  • DATE型、DATETIME型、TIMESTAMP型

    • データが0000-00-00 00:00:00の場合、nullとして取得します。

  • TIME型

    • 00:00:00から23:59:59の範囲外の場合、時間のみが00から23の間に変換された値を取得します。

      例:「27:15:00」の場合、「03:15:00」になります。

      例:「-04:20:00」の場合、「20:20:00」になります。「19:40:00」にはなりません。

  • YEAR型

    • Stringとしてデータを扱います。

  • TINYINT UNSIGNED型、FLOAT UNSIGNED型、DOUBLE UNSIGNED型、REAL UNSIGNED型、DECIMAL UNSIGNED型

    • スキーマ定義/型にはUNSIGNEDなしで表示されます。

  • オプションの拡張属性ZEROFILLが指定されている場合でも、0が除かれた結果が返されます。

  • フェッチサイズのデフォルト値は「500」です。

 

検索系SQL実行処理

仕様制限

  • BIT型

    • サイズが1のBIT型はbooleanとしてデータを扱います。それ以外のサイズのBIT型はサポートしません。

  • FLOAT型、FLOAT UNSIGNED型

    • MySQLの浮動小数点数には精度に関する注意事項があります。

      = 備考 =

      詳細については、「MySQLリファレンスマニュアル」(https://dev.mysql.com/doc/)を参照してください。

    • 桁数の多い値の場合、正しい値が取得できない場合があります。

      例:「2.14748365E9」の場合、「2.14748006E9」が取得されます。

  • DOUBLE型、DOUBLE UNSIGNED型

    • MySQLの浮動小数点数には精度に関する注意事項があります。

      = 備考 =

      詳細については、「MySQLリファレンスマニュアル」(https://dev.mysql.com/doc/)を参照してください。

  • DATE型、DATETIME型、TIMESTAMP型

    • データが0000-00-00 00:00:00の場合、nullとして取得します。

  • TIME型

    • 00:00:00から23:59:59の範囲外の場合、時間のみが00から23の間に変換された値を取得します。

      例:「27:15:00」の場合、「03:15:00」になります。

      例:「-04:20:00」の場合、「20:20:00」になります。「19:40:00」にはなりません。

  • YEAR型

    • Stringとしてデータを扱います。

  • TINYINT UNSIGNED型、FLOAT UNSIGNED型、DOUBLE UNSIGNED型、REAL UNSIGNED型、DECIMAL UNSIGNED型

    • 出力スキーマ定義/型にはUNSIGNEDなしで表示されます。

  • オプションの拡張属性ZEROFILLが指定されている場合でも、0が除かれた結果が返されます。

  • フェッチサイズのデフォルト値は「500」です。

 

テーブル書き込み処理

仕様制限

  • BIT型

    • サイズが1のBIT型はbooleanとしてデータを扱います。それ以外のサイズのBIT型はサポートしません。

  • FLOAT型、FLOAT UNSIGNED型

    • MySQLの浮動小数点数には精度に関する注意事項があります。

      = 備考 =

      詳細については、「MySQLリファレンスマニュアル」(https://dev.mysql.com/doc/)を参照してください。

    • 最大値または最小値付近の値を書き込むことができません。

      例:「3.402823466E+38」の場合、エラーになります。

  • DOUBLE型、DOUBLE UNSIGNED型

    • MySQLの浮動小数点数には精度に関する注意事項があります。

      = 備考 =

      詳細については、「MySQLリファレンスマニュアル」(https://dev.mysql.com/doc/)を参照してください。

  • DATE型、DATETIME型、TIMESTAMP型

    • データが存在しない日付の場合、正しく書き込まれません。

      例:「0000年00月00日」の場合、「0002年11月30日」になります。

  • TIME型

    • エポック秒が負の値になる日時の場合、正しく書き込まれません。

      例:「1950年01月01日08時59分59秒」の場合、「-08:59:59」になります。

  • YEAR型

    • Stringとしてデータを扱います。

  • TINYINT UNSIGNED型、FLOAT UNSIGNED型、DOUBLE UNSIGNED型、REAL UNSIGNED型、DECIMAL UNSIGNED型

    • スキーマ定義/型にはUNSIGNEDなしで表示されます。

 

更新系SQL実行処理

仕様制限

  • BIT型

    • サイズが1のBIT型はbooleanとしてデータを扱います。それ以外のサイズのBIT型はサポートしません。

  • FLOAT型、FLOAT UNSIGNED型

    • MySQLの浮動小数点数には精度に関する注意事項があります。

      = 備考 =

      詳細については、「MySQLリファレンスマニュアル」(https://dev.mysql.com/doc/)を参照してください。

    • 最大値または最小値付近の値を書き込むことができません。

      例:「3.402823466E+38」の場合、エラーになります。

  • DOUBLE型、DOUBLE UNSIGNED型

    • MySQLの浮動小数点数には精度に関する注意事項があります。

      = 備考 =

      詳細については、「MySQLリファレンスマニュアル」(https://dev.mysql.com/doc/)を参照してください。

  • DATE型、DATETIME型、TIMESTAMP型

    • データが存在しない日付の場合、正しく書き込まれません。

      例:「0000年00月00日」の場合、「0002年11月30日」になります。

  • TIME型

    • エポック秒が負の値になる日時の場合、正しく書き込まれません。

      例:「1950年01月01日08時59分59秒」の場合、「-08:59:59」になります。

  • YEAR型

    • Stringとしてデータを扱います。

 

ストアドプロシージャ実行処理

仕様制限

  • BIT型

    • サイズが1のBIT型はbooleanとしてデータを扱います。それ以外のサイズのBIT型はサポートしません。

  • FLOAT型、FLOAT UNSIGNED型

    • MySQLの浮動小数点数には精度に関する注意事項があります。

      = 備考 =

      詳細については、「MySQLリファレンスマニュアル」(https://dev.mysql.com/doc/)を参照してください。

    • 桁数の多い値の場合、正しい値が取得できない場合があります。

      例:「2.14748365E9」の場合、「2.14748006E9」が取得されます。

    • 最大値または最小値付近の値を書き込むことができません。

      例:「3.402823466E+38」の場合、エラーになります。

  • DOUBLE型、DOUBLE UNSIGNED型

    • MySQLの浮動小数点数には精度に関する注意事項があります。

      = 備考 =

      詳細については、「MySQLリファレンスマニュアル」(https://dev.mysql.com/doc/)を参照してください。

  • CHAR型、VARCHAR型、TEXT型、TINYTEXT型、MEDIUMTEXT型、LONGTEXT型

    • マルチバイト文字の入った引数を使用すると、エラーが発生します。

  • TIME型

    • 00:00:00から23:59:59の範囲外の場合、時間のみが00から23の間に変換された値を取得します。

      例:「27:15:00」の場合、「03:15:00」になります。

      例:「-04:20:00」の場合、「20:20:00」になります。「19:40:00」にはなりません。

    • エポック秒が負の値になる日時の場合、正しく書き込まれません。

      例:「1950年01月01日08時59分59秒」の場合、「-08:59:59」になります。

  • YEAR型

    • Stringとしてデータを扱います。

  • ENUM型、SET型

    • マルチバイト文字の入った引数を使用すると、エラーが発生します。

  • TINYINT UNSIGNED型、MEDIUMINT UNSIGNED型、SMALLINT UNSIGNED型、INT UNSIGNED型、BIGINT UNSIGNED型、FLOAT UNSIGNED型、DOUBLE UNSIGNED型、REAL UNSIGNED型、DECIMAL UNSIGNED型

    • 入力/型および出力/型にはUNSIGNEDなしで表示されます。