転送ブロック長と転送ブロック数の変更コマンド
配信待ち状態のファイルを転送するときの転送ブロック長および転送ブロック数を変更できます。
(1) 転送ブロック数と転送ブロック長の変更コマンド
F 配信プログラムのジョブ名,TBC,F=fileid[,H=hostname]{[,B=99999][,C=99]}
F 配信プログラムのジョブ名,TBC,NO=99999…999{[,B=99999][,C=99]}
- F=fileid
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設定値を変更したい配信待ちのファイルID(省略不可)
簡易転送の設定値を変更するには、ファイルIDに「_INSTANT_TRANSFER_」を指定します。
- H=hostname
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設定値を変更したい配信待ちの集信側ホスト名(省略可)
省略した場合は、該当するファイルIDすべてに対して転送ブロック数および転送ブロック長を変更します。
- NO=99999…999
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設定値を変更したい配信待ちの配信処理番号(省略不可)
- B=99999
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配信するときの転送ブロック長(省略可)
“0”または“128”~“65520”の範囲で指定します。ただし、転送ブロック長と転送ブロック数を乗じた値が65520バイトを超える値は設定できません。
- C=99
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配信するときの転送ブロック数(省略可)
“0”または“1”~“99”の範囲で指定します。ただし、転送ブロック長と転送ブロック数を乗じた値が65520バイトを超える値は設定できません。
注意
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「B=」(転送ブロック長)と「C=」(転送ブロック数)は省略可能ですが、両方を同時に省略はできません。必ずどちらか1つは指定してください。
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「B=」(転送ブロック長)と「C=」(転送ブロック数)の両方に“0”を指定すると、HULFTが自動的に算出した転送単位(転送ブロック長×転送ブロック数)のサイズが設定されます。
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「B=」(転送ブロック長)と「C=」(転送ブロック数)のどちらか一方のみに“0”を指定した場合は、エラーとなります。