要求受付履歴の削除
要求受付履歴は、以下の処理ごとに1件の履歴レコードが蓄積されます。
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送信要求
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再送要求
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ジョブ実行結果通知
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リモートジョブ実行
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集信後ジョブ結果参照要求
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HULFT Managerからの接続
不要になった履歴レコードは、定期的に削除してください。
(1) 要求受付履歴削除プログラム
プログラム名
XRRQLDEL
XRSYSIN定義カード
HULFTシステムの動作環境を設定します。設定内容の詳細は、「アドミニストレーション マニュアル」のシステム動作環境設定を参照してください。
定義カードの形式
OPLSELECT=操作ログ出力選択 (*1) DATEFMT=日付形式
*1 |
: |
操作ログ出力機能を使用する場合は、操作ログ関連の設定が必要です。詳細は「操作ログの動作設定」を参照してください。 |
XRCRD定義カード
要求受付履歴を削除するための定義カードの形式は以下のとおりです。
定義カードの形式
a b c d e DELRQL [REQーID=req-id][{,YMD=date1 [-date2]|,DAY=999|,LASTWEEK|,LASTMONTH}]
定義カードの入力内容
- a.サービス名
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削除対象のサービス名を指定します(省略可)。
詳細は「アドミニストレーション マニュアル」の「要求受付定義の設定」に関する説明を参照してください。
省略すると、すべてのサービス名が削除対象となります。
- b.日付
-
要求受付履歴削除対象の日付を指定します(省略可)。
8バイトの数字で指定します。
日付はシステム動作環境設定の日付形式(DATEFMT)で設定した形式で指定します。
日付は以下のいずれかの形式で指定します。
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YMD=date1
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YMD=date1-date2
「YMD=date1-date2」で指定する場合は、「date1<date2」である必要があります。
「YMD=date1」で指定すると「date1」の要求受付履歴が削除されます。
「YMD=date1-date2」で指定すると「date1」から「date2」までの要求受付履歴が削除されます。指定した「date1」、「date2」も削除の対象に含まれます。
省略すると、「サービス名」で指定したサービス名の要求受付履歴データがすべて削除対象となります。
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- c.削除対象外とする日数
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現在の日付より過去の指定日数分の要求受付履歴を残し削除します(省略可)。
“1”~“366”の範囲で指定します。
- d.前週までの要求受付履歴削除
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前週の土曜以前の要求履歴を削除します(省略可)。
土曜日の要求受付履歴を含めて削除されます。
- e.前月までの要求受付履歴削除
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前月の末日以前の要求受付履歴を削除します(省略可)。
前月の末日の要求受付履歴を含めて削除されます。
パラメータをすべて省略することはできません。必ずどれか1つパラメータを指定してください。
JCL例
//XRRQLDEL JOB CLASS=A,MSGCLASS=B //XRRQLDEL EXEC PGM=XRRQLDEL //STEPLIB DD DSN=HULFT.LOAD,DISP=SHR //XRLOG DD DSN=HULFT.LOG,DISP=SHR //XRLOG1 DD DSN=HULFT.LOG.PATH1,DISP=SHR //XRLOG2 DD DSN=HULFT.LOG.PATH2,DISP=SHR //XRSYSIN DD DSN=HULFT.PARMLIB(HULPRM),DISP=SHR //XRPRINT DD SYSOUT=* //SYSOUT DD SYSOUT=* //XRCRD DD * DELRQL YMD=20030401-20030501 //
DD名 |
項目名 |
説明 |
---|---|---|
STEPLIB |
HULFT.LOAD |
HULFTロードモジュールライブラリ |
XRLOG |
HULFT.LOG |
集配信履歴ファイルIDキーファイル |
XRLOG1 |
HULFT.LOG.PATH1 |
集配信履歴ホスト名キーファイル |
XRLOG2 |
HULFT.LOG.PATH2 |
集配信履歴日付キーファイル |
XRSYSIN |
HULFT.PARMLIB(HULPRM) |
システム動作環境設定ファイル |