PORT管理ファイルの創成

HULFTが使用するPORT管理ファイル(例 HULFT.PROFILE.TCPIP)を創成します。

創成するファイル属性は以下のとおりです。

 

属性

編成

レコード形式

レコード長

ブロック長

PS

FB

80

6160

 

HULFTパラメータライブラリ内のメンバー「PROFILE」に、HULFTで使用する集信ポート番号、要求受付ポート番号、集信アプリケーション名、および要求受付アプリケーション名を設定後、IEBGENERを使用して上記の表に示す属性のPORT管理ファイルを創成します。

JCL例

創成用の雛形JCL : HULFT.JCL(INSTALL5)

//INSTALL5 JOB  CLASS=A,MSGCLASS=B                                              
//*                                                                             
//PROFILE  EXEC PGM=IEBGENER                                                    
//SYSUT1   DD   DSN=HULFT.PARMLIB(PROFILE),DISP=SHR                             
//SYSUT2   DD   DSN=HULFT.PROFILE.TCPIP,                                        
//             UNIT=SYSDA,VOL=SER=HUL001,DISP=(NEW,CATLG,DELETE),               
//             DCB=(LRECL=80,BLKSIZE=6160,RECFM=FB,DSORG=PS),                   
//             SPACE=(TRK,(5,1),RLSE)                                           
//SYSPRINT DD   DUMMY                                                           
//SYSIN    DD   DUMMY                                                           
//                                                                              

DD名

項目名

説明

SYSUT1

HULFT.PARMLIB

HULFTパラメータライブラリ(導入先ファイル)

SYSUT2

HULFT.PROFILE.TCPIP

PORT管理ファイル

パラメータ名

項目名

説明

UNIT

SYSDA

UNIT

VOL=SER

HUL001

ボリューム名

創成されたPORT管理ファイルには、HULFTで使用する集信ポート番号要求受付ポート番号集信アプリケーション名、および要求受付アプリケーション名の定義を追加してください。

定義する値については、「導入計画」を参照してください。

注意
  • Communications Serverが管理しているTCP/IPホストファイルには、HULFTで使用する集信ポート番号、要求受付ポート番号、集信アプリケーション名、および要求受付アプリケーション名を定義しないでください。

  • Communications Serverの再起動は必要ありません。

  • PORT管理ファイルの修正を適用する場合、HULFTシステムを再起動する必要があります。

PORT管理ファイルの例)

30000#TCP#HULRCV ; HULFT RCV TASK
31000#TCP#HULSRV ; HULFT ACCEPT TASK

= 備考 =
  • #はスペースを意味しています。必ず指定の個所にスペースを入れてください。

  • セミコロン(;)以降はコメントを意味しています。