言語環境(LE)の設定パラメータの変更方法
(1) HULFTの動作に影響する言語環境(LE)の設定パラメータ
以下のパラメータは、基本域(16メガバイトより下の領域)に領域を確保するのに影響します。下線部分と同じ値になるように言語環境(LE)を設定してください。
設定パラメータ |
備考 |
---|---|
ALL31=(ON) |
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ANYHEAP=(16K,8K,ANYWHERE,FREE) |
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HEAP=(32K,32K,ANYWHERE,KEEP,8K,4K) |
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STACK=(128K,128K,ANYWHERE,KEEP,512K,128K) |
z/OSの場合 |
THREADHEAP=(4K,4K,ANYWHERE,KEEP) |
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BELOWHEAP=(4K,4096,FREE) |
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以下の手順で登録作業を行ってください。
1. CEEUOPTメンバーをコピーします。
CEEUOPTのテンプレートが「CEE.SCEESAMP(CEEUOPT)」にあります。これを別ライブラリにコピーしてください。
2. コピーしたCEEUOPTメンバーの内容を変更します。
コピーしたCEEUOPTメンバーの内容を、「(1) HULFTの動作に影響する言語環境(LE)の設定パラメータ」の内容に変更してください。
登録作業のテンプレートJCLが「CEE.SCEESAMP(CEEWUOPT)」にあります。
登録するロードモジュールライブラリにHULFTのライブラリを設定して登録作業を行ってください。
4. モジュールをバックアップします。
「XRAPTSRV」および「XRAPTTSK」を別の場所にバックアップしてください。
5. HULFTのモジュールと静的に結合します。
HULFTのモジュールと上記モジュールを静的に結合します。
詳細は、IBMマニュアル「z/OS 言語環境プログラム カスタマイズ」を参照してください。