言語環境(LE)の設定パラメータの変更方法

(1) HULFTの動作に影響する言語環境(LE)の設定パラメータ

以下のパラメータは、基本域(16メガバイトより下の領域)に領域を確保するのに影響します。下線部分と同じ値になるように言語環境(LE)を設定してください。

表3.3 言語環境(LE)の設定パラメータ

設定パラメータ

備考

ALL31=(ON)

 

ANYHEAP=(16K,8K,ANYWHERE,FREE)

 

HEAP=(32K,32K,ANYWHERE,KEEP,8K,4K)

 

STACK=(128K,128K,ANYWHERE,KEEP,512K,128K)

z/OSの場合

THREADHEAP=(4K,4K,ANYWHERE,KEEP)

 

BELOWHEAP=(4K,4096,FREE)

 

(2) 言語環境(LE)の設定パラメータの登録方法

以下の手順で登録作業を行ってください。

1. CEEUOPTメンバーをコピーします。

CEEUOPTのテンプレートが「CEE.SCEESAMP(CEEUOPT)」にあります。これを別ライブラリにコピーしてください。

2. コピーしたCEEUOPTメンバーの内容を変更します。

コピーしたCEEUOPTメンバーの内容を、「(1) HULFTの動作に影響する言語環境(LE)の設定パラメータ」の内容に変更してください。

3. コピーしたCEEUOPTメンバーをアセンブルします。

登録作業のテンプレートJCLが「CEE.SCEESAMP(CEEWUOPT)」にあります。

登録するロードモジュールライブラリにHULFTのライブラリを設定して登録作業を行ってください。

4. モジュールをバックアップします。

「XRAPTSRV」および「XRAPTTSK」を別の場所にバックアップしてください。

5. HULFTのモジュールと静的に結合します。

HULFTのモジュールと上記モジュールを静的に結合します。

詳細は、IBMマニュアル「z/OS 言語環境プログラム カスタマイズ」を参照してください。