管理画面からの配信要求時の詳細コード一覧

(1) 配信要求時に「配信要求異常」が表示された場合について

管理画面から配信要求を行うと、管理画面の右上にメッセージが表示されます。

メッセージに「配信要求異常」が表示された場合、何らかの理由により配信要求が正常に発行できませんでした。メッセージが表示された状態で[PF1]キーを押すと、詳細メッセージと詳細コードが表示されます。下記の詳細コード一覧を参照してください。

SMS詳細コードは、「Authorized Assembler Services Guide」を参照してください。

詳細コード一覧

詳細コード

意味

0001

VTOCの検索でエラーが発生しました。

0002

ボリューム上にファイルが存在しません。

0003

指定されたファイルがカタログ簿に存在しません。

0004

下記のいずれかの事象が考えられます。

  • 指定されたDD名はJCLに指定されていない

  • ボリュームに誤りがある

  • 指定されたファイルのファイル編成が不正である

0008

ボリューム上にファイルが存在しません。

0009

配信管理情報に登録した区分編成ファイルのメンバ名が存在しません。

または、区分編成ファイルにアクセスエラーが発生しました。

000C

VTOCの検索で入出力エラーが発生しました。

0052

配信ファイルのクリアまたは削除に失敗しました。配信ファイルの属性と使用状況を確認してください。

005B

指定した配信管理情報は存在しません。

005C

指定した配信管理情報の読み込みに失敗しました。

005D

配信管理情報に登録した転送グループIDが存在しません。

005E

配信管理情報に登録したフォーマットIDが存在しません。

005F

配信制御ファイルの読み込みに失敗しました。

0061

配信制御ファイルの読み込みに失敗しました。

0062

配信管理情報に登録したフォーマット情報の読み込みに失敗しました。

0063

配信管理情報に登録した転送グループIDが存在しません。

0064

配信管理情報に登録した転送グループIDの読み込みに失敗しました。

0067

配信ファイルのクリアに失敗しました。

0068

インターナルリーダエラーが発生しました。

0069

配信制御ファイルへ格納できる最大値を超えました。配信待ちレコード件数を0件にしてから再度実行してください。

006A

配信管理情報に登録したマルチフォーマットIDが存在しません。

006B

配信管理情報に登録したマルチフォーマットIDの読み込みに失敗しました。

006C

配信管理情報に登録したマルチフォーマット情報と配信ファイルのキーが一致しません。配信ファイルまたはマルチフォーマット情報を確認してください。

006D

配信前ジョブがエラーまたはタイムアウトで終了しました。

配信前ジョブまたはタイムアウト時間を確認してください。

コンソールには下記のメッセージが表示されます。

* XRSNDISS * EXEC PREJOB FAILURE RC=code

codeは「エラーコード一覧」参照(10進数表記)

0078

以下の条件のいずれかを満たす場合、同報配信はできません。

  • ダイレクト転送で、配信の扱いが保存以外

  • ワークファイル転送で、配信の扱いがロックの場合

  • ワークファイル転送で、配信の扱いがクリアまたは削除でシステム動作

    環境設定の配信後クリアの扱いが「A」の場合

0079

配信管理情報に指定されているUNIT情報の取得に失敗しました。MTからの配信要求を行っていないか確認してください。

007A

配信ファイルの削除に失敗しました。

007B

配信ファイルのデータセット形式が、HULFTがサポートしていないデータセット形式です。

007C

配信ファイルのレコード長が0バイトです。

007D

配信ファイルのブロック長が0バイトです。

007E

区分編成ファイル、VSAMファイルをクリアすることはできません。

007F

区分編成ファイル、VSAMファイルを削除することはできません。

0080

指定した配信ファイルは区分編成ファイルです。メンバ名を指定してください。

0081

指定した配信ファイルは区分編成ファイルです。メンバ名を指定してください。

0082

配信管理情報に登録したフォーマットIDが存在しません。

0083

配信管理情報に登録したマルチフォーマットIDが存在しません。

0084

HULFTのシステムエラーです。技術サポート契約を締結済みのお客様は、技術サポートサービス窓口までお問い合わせください。

0085

UTF-8へのコード変換時、ユーザテーブルは指定できません。

0086

UTF-8へのコード変換後、レコード長が32750バイトを超えました。

0087

配信制御ファイルへ格納できる最大値を超えました。配信処理番号または再配信処理番号のリセットコマンドを実行してから再度実行してください。

0089

通信対象のバージョンとの間で利用できない機能が指定されています。

  • ファイルIDなどに9バイト以上設定している

008A

システム動作環境設定の「転送コードセット」が"UTF-8"の場合、配信側変換は行えません。

008B

詳細ホスト情報の「転送コードセット(KCODETYPE)」に設定されている相手ホストのコードセットとシステム動作環境設定の「転送コードセット(CS4TRNSFR)」に設定されているコードセットの組み合わせがサポートされていることを確認してください。

詳細は、「コード変換 マニュアル」の「変換可能なコードセットの組み合わせ」を参照してください。

008C

ダイレクト転送で、かつRDW付配信時、レコード形式が可変長、かつレコード長が32752バイト以下のファイル以外は配信できません。

008F

世代管理ファイルの相対世代番号へのプラス記号の指定はサポートしていません。

C3F7

フォーマット、マルチフォーマット転送時に数値項目に不正なデータが入っています。

C3C1

ワークファイルのスペース単位は、トラックまたはシリンダのいずれかで作成してください。

ワークファイルの「容量」に「O(省略)」を設定したため、スペース単位の取得に失敗しました。

C5D9

ワークファイルの容量が足りません。

C7C9

外字変換できません。

C7D4

配信要求するためのメモリが足りません。管理画面を使用する端末について、リージョンサイズを大きく設定の上ログオンしてください。

D3D5

フォーマットIDの長さと実データのレコード長があっていません。または、テキスト転送時の、配信ファイルのレコード長が32751バイトを超えています。

D4C6

配信ファイルのキーがマルチフォーマット情報に存在しません。

D5C9

非認定版では配信ファイルに世代管理の相対ファイル名を指定することはできません。

D6D7

配信ファイルのオープンに失敗しました。

D9C4

ワークファイル転送で、かつRDW付配信時、レコード形式が可変長、かつレコード長が32752バイト以下のファイル以外は配信できません。

E4C5

HULFTは不定長ファイルをサポートしていません。

E4E3

ユーザコードテーブルを設定していません。

Fxxx

配信処理が異常終了しました。xxxの個所がシステムアベンドコードを表示しています。システムメッセージを参照してください。

0204以降

DYNALLOCマクロのエラーコードです。「Authorized Assembler Services Guide」を参照してください。

その他

上記以外のエラーコード、あるいはエラーコードにおける原因が異なる場合、技術サポート契約を締結済みのお客様は、技術サポートサービス窓口までお問い合わせください。