集信完了通知
集信側ホストで集信処理が完了したことを、配信側ホストに通知します。この機能を「集信完了通知」といいます。
集信完了通知のタイミングには、以下の種類があります。
-
集信処理の全データを受信したタイミングで通知する「受信完了」
-
集信後ジョブが完了したタイミングで通知する「ジョブ完了」
集信完了通知のタイミングは、集信管理情報の集信完了通知(RCVEND-NOTICE)で指定します。
集信処理が異常終了した場合、集信完了通知の設定に関係なく異常終了した時点で、集信システムは配信側ホストに集信処理の完了を通知します。
(1) 受信完了
集信システムが全データを受信した直後、集信後ジョブが実行される前に集信側ホストから配信側ホストに集信完了を通知させるには、集信完了通知に“T(受信完了)”を指定します。集信後ジョブが設定されている場合、集信後ジョブの状態にかかわらず配信側ホストに集信完了が通知されます。

図2.17 集信完了通知(受信完了)
(2) ジョブ完了
集信管理情報の正常時ジョブIDに設定されている集信後ジョブが完了した後で、集信側ホストから配信側ホストに集信完了を通知させるには、集信完了通知に“J(ジョブ完了)”を指定します。集信後ジョブが異常終了した場合は、配信側ホストに異常終了が通知されます。集信後ジョブの稼動時間が、集信プログラムの実行パラメータで設定した「集信後ジョブ実行タイムアウト時間」を超えた場合は、その時点で異常終了が配信側ホストに通知されます。

図2.18 集信完了通知(ジョブ完了)