集信ファイルについて

本節では、HULFT for Mainframeで集信できるファイルについて説明します。

(1) ファイル編成

集信ファイルの編成を以下に示します。

  • 順編成ファイル

  • 拡張フォーマット・データ・セット

(2) レコード形式

以下のレコード形式のファイルが、集信ファイルとして扱えます。

順編成ファイル

:固定長または可変長

拡張フォーマット・データ・セット

:固定長または可変長

(3) ブロック長

ファイル編成が順編成ファイルの場合、ブロック長はトラック容量以下でなければなりません。

(4) レコード長

集信処理で扱えるファイルの1レコード長の最大は固定長形式で32,760バイト、可変長形式で32,756バイトです。

ただし、フォーマット転送時およびマルチフォーマット転送時には、1レコード長の最大は19,997バイトまでです。

(5) ファイルサイズ

ファイルサイズに関する制限はありません。

また、ファイルサイズが0バイトのファイルも集信できます。

(6) その他の注意事項

  • 固定長標準レコードはサポートしていません。

  • 可変長スパン・レコードはサポートしていません。

  • 非ブロック化形式のレコードはサポートしていません。

  • MTの使用についての詳細は、「オペレーション マニュアル」を参照してください。

  • SMSで管理されていない環境では、マルチボリュームファイルを新規作成して集信できません。

    SMSで管理されていない環境で、かつマルチボリュームで集信する場合は、カタログされたマルチボリュームファイルが作成されている必要があります。