HULFT for UNIX/LinuxまたはHULFT for NSKでの運用
(1) HULFT管理画面用(状況照会)
出力先ファイル名称
- 配信履歴ファイル(hulsndlog.dat)
-
配信の履歴が格納されます。
- 集信履歴ファイル(hulrcvlog.dat)
-
集信の履歴が格納されます。
- 配信後ジョブ実行履歴ファイル(hulexeclogs.dat)
-
配信後ジョブの実行履歴が格納されます。
- 集信後ジョブ実行履歴ファイル(hulexeclogr.dat)
-
集信後ジョブの実行履歴が格納されます。
- 要求受付履歴ファイル(hulaccreqlog.dat)
-
要求受付の履歴が格納されます。
- 配信制御ファイル(sddsendlist.dat)
-
再配信の状況が格納されます。
削除方法
履歴レコードの削除(手動実行)
履歴削除のユーティリティ(utllog、utlobsrm、およびutlresendrm)またはHULFT管理画面から削除することができます。
削除方法の詳細は、「オペレーション マニュアル」を参照してください。
システム動作環境設定に以下のパラメータを設定することにより、履歴が自動的に削除されます。
logdelcount=ログ切り替え値
- 例)
-
履歴レコードが1000件を超えたら、履歴ファイルをリネームし、新たに履歴ファイルを生成。さらに1000件を超えたら、リネームしたファイルを削除し、再度リネーム。(合計2000件を超えると、1000件まで削除し最新の情報を追記)
logdelcount=1000
配信制御ファイルは、履歴レコードの削除(自動実行)は行いません。
(2) トレースログ
出力先ファイル名称
- ユーザ指定のファイル
-
システム動作環境設定に以下のパラメータを設定することにより、指定のファイルにメッセージが出力されます。
HULFT for UNIX/Linux
tracelog=トレースログへの出力 tlogfile=トレース出力ファイル名 tlogsize=トレース出力ファイルサイズ
HULFT for NSK
tlogmode=トレース出力モード tlogfile=トレース出力ファイル名 tlogsize=トレース出力ファイルサイズ
削除方法
システム動作環境設定画面にて、ログファイルの最大サイズの設定やバックアップ処理の設定があります。その設定に従い、HULFTが自動的に削除を行います。
(3) syslog
出力先ファイル名称
HULFT for UNIX/Linux
- syslog
-
システム動作環境設定に以下のパラメータを設定することにより、syslogにメッセージが出力されます。
syslog=システムログへの出力
HULFT for NSK
- EMSログ
-
以下のプログラムの起動パラメータに「-s」を指定することにより、EMSログにメッセージが出力されます。
-
配信デーモン
-
集信デーモン
-
要求受付デーモン
-
要求受付時のサービスプログラム
-
削除方法
syslogまたはEMSログの管理に準じます。