配信プログラムに関するメモリ使用量


<第4版からの改訂内容>

改訂日

改訂内容

2024年3月5日

新規追加


 

HULFTの配信プログラムに関するメモリ使用量の計算方法を以下に示します。

注意
  • ここで示す計算方法は目安です。また、運用環境により算出されたメモリ使用量と実際のメモリ使用量は異なる可能性があります。

  • ブロック長が“32760”の配信ファイルを使用してメモリ使用量の値を算出しています。

配信プログラムのメモリ使用量(単位:KB)は、以下の式で計算します。

 

使用域の計算式

配信プログラムの使用域のメモリ使用量=a+b+c

 

代入値はそれぞれ以下の式で計算します。

表D.1 使用域の計算式の代入値

 

 

基本域

備考

a

起動時

3,423KB

固定値

b

配信起動タスク

配信起動タスク数(TASK-CNT)×220KB

 

c

ワークファイル転送

(同時に配信が実行される数×256KB)+512KB

 

ダイレクト転送

(同時に配信が実行される数×568KB)+512KB

 

 

算出例

ワークファイル転送のみで下記の値の場合、配信プログラムのメモリ使用量の計算式は以下となります。

表D.2 算出例の値

項目

配信起動タスク数(TASK-CNT)

4

同時に配信が実行される数

4

配信プログラムのメモリ使用量(使用域)

 

a:3,423KB

b:(4×220)KB

c:((4×256)+512)KB

 

上記の計算の結果、配信プログラムに関するメモリ使用量は以下となります。

使用域のメモリ使用量:a+b+c=5,839KB