操作ログファイルの作成
操作ログを使用する場合、システム動作環境設定のファイルアクセスログ出力先データセット名1およびファイルアクセスログ出力先データセット名2、またはコマンド実行ログ出力先データセット名1およびコマンド実行ログ出力先データセット名2で指定した出力先VSAMファイルを事前に創成および初期化しておく必要があります。
詳細は、「導入 マニュアル」のHULFTシステムファイルの創成の説明を参照してください。
(1) 操作ログ出力先のVSAMファイルの創成
雛形JCL(OPLVSAM)を元に、ファイルアクセスログのVSAMファイルを2個、コマンド実行ログのVSAMファイルを2個創成します。
= 備考 =
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ファイルアクセスログのみ出力する場合、コマンド実行ログのVSAMファイルを作成する必要はありません。
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コマンド実行ログのみ出力する場合、ファイルアクセスログのVSAMファイルを作成する必要はありません。
(2) 操作ログ出力先のVSAMファイルの初期化
システムファイルの初期化プログラム(XRCREATE)を実行し、操作ログ出力先のVSAMファイルに格納可能な操作ログ件数を割り出して各VSAMファイルのログファイル制御情報レコードに格納します。
2回目以降実施した場合は、各VSAMファイルの内容をクリアするのではなく、ログファイル制御情報レコードを初期化します。