システム動作環境設定時の注意事項
システム動作環境を設定する場合には、以下の点に注意してください。
-
1つのHULFTシステム内で使用するJCLが複数ある場合、各JCLのXRSYSIN定義カードで指定するシステム動作環境の設定内容が同一になるよう記述してください。
各JCLで指定したシステム動作環境の設定内容が異なる場合、HULFTの動作は保証されません。
-
定義カードの1バイト目に“*”を記述すると、その行はコメントとして扱われます。
-
システム動作環境設定の値を変更する場合、システム動作環境設定ファイルを変更してください。
やむを得ずシステム動作環境設定の初期値を変更する場合のみ、システム動作環境設定初期値変更プログラム(XRPRMSET)を使用してください。
初期値を変更した場合、以下の点に注意してください。
-
XRSYSIN定義カードのエラーメッセージ(XRPxxxx)に初期値として出力される値が、変更後の初期値と異なる場合があります。
-
変更後の初期値を確認する場合、システム動作環境設定初期値出力プログラム(XRPRMGEN)を実行する必要があります。
-
-
HULFTシステムは、起動時にシステム動作環境設定を読み込みます。
したがって、起動後にシステム動作環境設定を変更しても、HULFTシステムは変更前の設定で動作し続けます。
そのため、システム動作環境設定を変更する場合は以下の手順で行ってください。
-
HULFTシステムとHULFT管理画面を終了する。
-
システム動作環境設定を変更する。
-
HULFTシステムとHULFT管理画面を起動する。
-