HULFT for Mainframeでの運用

(1) HULFT管理画面用(状況照会)

出力先ファイル名称

集配信履歴情報ファイル(VSAM)

導入時に作成されるファイルで、配信、集信、配信後のジョブ、集信後のジョブ、再配信、および要求受付の各履歴情報が1つのファイルで管理されています。

削除方法

履歴レコードの削除(手動実行)

削除プログラム(XRLOGDELまたはXRRQLDEL)またはHULFT管理画面から削除することができます。

削除方法の詳細は、「オペレーション マニュアル」を参照してください。

履歴レコードの削除(自動実行)

システム動作環境設定に以下のパラメータを設定することにより、履歴が自動的に削除されます。

LOGDELTHRESHOLD=ログ削除しきい値
LOGKEEPCOUNT=ログ保持件数

例)

履歴レコードが1000件を超えたら、最新の履歴を200件残し、800件を自動削除

LOGDELTHRESHOLD=1000
LOGKEEPCOUNT=200

集配信履歴ファイルの再編成

上記、履歴レコードの削除(手動実行)または履歴レコードの削除(自動実行)を実施しても、DASDの未使用領域が増えて使用効率に問題が発生します。

履歴ファイルの再編成を、履歴レコード削除後に実施することをお勧めします。

再編成方法の詳細は、「オペレーション マニュアル」を参照してください。

(2) システムログ

出力先

スプール

“XR”で始まる文字列で出力されます。OSから返されたエラーコード(情報)などの情報も表示されます。この情報を元に障害調査を行います。

削除方法

スプールの管理に準じます。