概要
スケジューラ機能とは日々の運用業務を自動化する機能です。
HULFT スケジューラにジョブを登録し、ジョブの実行頻度などの起動条件を設定します。この設定に従って、登録されたジョブが自動的に実行されます。週次処理または月次処理を設定することもできます。
運用担当者は日々の定例業務に対する実行状況を、画面で簡単に確認できます。また、休日処理も利用者独自の環境(火曜日を定休日、X月X日を創立記念日など)に合わせて設定できます。
スケジューラ機能はWindows OSのサービスとして動作します。そのため、夜間に、無人でバックグラウンドでジョブを実行でき、セキュリティ上の問題も発生しません。
スケジューラ機能は、実行するジョブを24時間単位で管理します。1日1回決まった時刻に、ユーザが設定した情報をチェックし、24時間以内に予定されているジョブを実行するための準備をします。この処理を「スケジューリング」と呼びます。

図1.1 HULFT スケジューラ