メール連携情報

配信後、集信後に行うメールの送付先情報を登録します。

以下の登録方法があります。

(1) 項目一覧

以下の表の「省略」は、HULFT管理画面による登録の場合の値です。コマンド登録の場合、省略可否がHULFT管理画面とは異なる場合があります。

コマンド登録の場合の省略可否については、「管理情報バッチ登録コマンド」を参照してください。

表2.13 メール連携情報項目一覧

項目名

初期値

設定値

省略

備考

画面

ファイル

メール連携ID

MAIL

 

英大文字数字

×

50バイト以内

表題

TITLE

 

文字

×

60バイト以内

宛先

DESTINATION

 

英数字

×

1件85バイト以内

合計4300バイト以内

同報

MULTICAST

 

英数字

1件85バイト以内

合計4300バイト以内

本文

TEXT DEF~
DEFEND

(*1)

文字

×

512バイト以内

添付ファイル

ATTACHMENT

チェックなし(N)

N、Y

 

ATTACHMENTFILE

 

 

256バイト以内

:

省略可

×

:

省略不可

*1

:

例文が表示されます。

(2) 各項目の説明

メール連携情報に設定する各項目について説明します。( )内はパラメータファイル使用時に指定する項目名です。

メール連携ID(MAIL)

配信後または集信後に送信するメールを認識するID

表題(TITLE)

メールの表題

宛先(DESTINATION)

メールを送信するメールアドレス

アドレスとアドレスの区切りは「,(カンマ)」を使用してください。アドレス帳から指定する場合は、自動的に「,(カンマ)」で区切られます。

同報(MULTICAST)

メールのコピーを送信するメールアドレス

アドレスとアドレスの区切りは「,(カンマ)」を使用してください。アドレス帳から指定する場合は、自動的に「,(カンマ)」で区切られます。

本文(TEXT DEF~DEFEND)

送信するメールの本文

本文中に環境変数名が含まれている場合、変換規則に従い変換されます。

変換規則については「アドミニストレーション マニュアル」を参照してください。

添付ファイル(ATTACHMENT)

メールの添付ファイルの有無

画面で添付ファイルを指定する場合は、チェックボックスをチェックします。

パラメータファイルで指定する場合、添付ファイルの有無によって以下を指定します。

Y

: 添付ファイルあり

N

: 添付ファイルなし

省略すると、“N(添付ファイルなし)”が設定されます。

添付ファイル(ATTACHMENTFILE)

添付ファイルの指定

HULFTで配信または集信したファイル、または任意のファイルを添付するかどうか指定します。

添付できるファイルサイズは20KB以内です。

画面で指定する場合、以下のどちらかを指定します。

転送ファイル

: 配信ファイルまたは集信ファイルを添付

固定ファイル

: 任意のファイルを添付(ファイル名を256バイト以内で指定)

パラメータファイルで任意のファイルを指定する場合は、ファイル名を256バイト以内で指定します。

添付ファイル(ATTACHMENT)に“なし(N)”を指定した場合、添付ファイル(ATTACHMENTFILE)の設定は無視されます。

(3) 設定時の注意点

添付ファイル

  • 添付ファイル名に日本語などの文字が含まれるとメール受信ソフトによっては、ファイル名が正しく表示されない場合があります。その場合、ファイル内容には問題はありません。

  • 添付ファイル名にネットワークドライブおよびUNC名を使用したファイル名を指定することはできません。