サイレントインストールの実行

サイレントインストールを実行する場合は、コマンドプロンプトを起動し、「setup.exe」を以下のようにサイレントインストール実行モードで実行します。

サイレントインストール実行モードでのインストール

setup.exe -s [-L言語コード] [-f1"インストール情報ファイル名"]

パラメータ説明

-s

サイレントインストール実行モードの指定(省略不可)

-L言語コード

インストール時に使用する言語コードの指定(省略可)

言語コードには、以下のいずれかの値を指定します。

  • 10進数で指定する場合

    英語の場合

    : 1033

    日本語の場合

    : 1041

    中国語の場合

    : 2052

  • 16進数で指定する場合

    英語の場合

    : 0x0409

    日本語の場合

    : 0x0411

    中国語の場合

    : 0x0804

言語コードは、10進数と16進数のどちらでも指定できます。

16進数で指定する場合は、値の先頭に“0x”をつけて指定してください。

また、「-L」と「言語コード」の間にはスペースを入れないでください。

省略した場合は、OSの言語が使用されます。

以下に、言語コードに日本語を指定する場合の例を示します。

例)

setup.exe –s –L1041 –f1"C:\Windows\setup.iss"

-f1"インストール情報ファイル名"

インストール情報ファイルのファイル名の指定(省略可)

絶対パスで指定します。

ファイル名を「"」(ダブルクォーテーション)で囲んで指定してください。

「-f1」と「"インストール情報ファイル名"」の間にスペースを入れないでください。

省略した場合は、「setup.exe」の格納フォルダに存在する「setup.iss」というファイルを使用します。

例)

「setup.exe」が「C:\Windows」に存在する場合

C:\Windows\setup.iss 

注意事項

  • 「setup.exe」をサイレントインストール実行モードで実行した場合、画面は表示されません。ただし、インストール情報ファイル作成モードでReadmeを表示した場合は、サイレントインストール実行モードでもReadmeは表示されます。

  • 「setup.exe」を複数同時に起動することはできません。

  • サイレントインストール時にセットアッププログラムで使用する言語を切り替える場合は、「setup.exe」の実行時に「-L」パラメータを指定してください。インストール情報ファイルでは切り替えできません。