通信
- コネクションリトライ回数
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ソケット接続に失敗したとき、再接続を試みる回数を指定します。
“0”を指定した場合は、再接続を行いません。
- コネクションリトライ間隔
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ソケット接続に失敗したとき、再接続を試みるまでの待ち時間を秒単位で指定します。
- 自動再配信リトライ回数
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配信処理中に通信異常が発生した場合に、自動再配信を試みる回数を指定します。
“0”を設定した場合、自動再配信は行いません。
- ソケットリードタイムアウト
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ソケット通信中に相手ホストから応答がない場合のタイムアウト時間を、秒単位で指定します。タイムアウトした場合は、通信異常と判断して通信を切断します。ネットワークの異常を検知するための時間なので、ご使用のネットワークに適した値を設定してください。
- ソケット送信バッファサイズ
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ソケット通信を行うときの、送信サイズをバイトで指定します。
“0”または“4096”~“2147483647”の範囲で指定します。
“0”を指定すると、環境(OS)に設定されている値で動作します。
注意配信プロセス起動後に、OSの最大ソケットバッファサイズの上限値をHULFTのソケット送信バッファサイズより小さい値に変更した場合、配信処理が異常終了します。
- ソケット受信バッファサイズ
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ソケット通信を行うときの、受信サイズをバイトで指定します。
“0”または“4096”~“2147483647”の範囲で指定します。
“0”を指定すると、環境(OS)に設定されている値で動作します。
注意配信プロセス起動後に、OSの最大ソケットバッファサイズの上限値をHULFTのソケット受信バッファサイズより小さい値に変更した場合、配信処理が異常終了します。
- サービスコネクトタイムアウト
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他のホストからサービス要求を受け付けたとき、サービスコマンドと要求受付プロセスの接続までのタイムアウト時間を秒単位で指定します。サービス要求を大量に受け付けてタイムアウトエラーが頻繁に発生する場合は、この値を変更してください。
- HULFT Managerタイムアウト
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要求受付処理にて通信を行っているときに、HULFT Managerから応答がない場合、通信を切断するときのタイムアウト時間を秒単位で指定します。
- IPバージョン
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ソケット通信するときのIPプロトコルのバージョンを指定します。
- 4
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: 相手ホストへの接続はIPv4、接続の受け付けはIPv4のみ
- 4/6
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: 相手ホストへの接続は最初にIPv4にて行い、接続できなかった場合はIPv6、接続の受け付けはIPv4、IPv6どちらとも可能
- 6/4
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: 相手ホストへの接続は最初にIPv6にて行い、接続できなかった場合はIPv4、接続の受け付けはIPv4、IPv6どちらとも可能
- 6
-
: 相手ホストへの接続はIPv6、接続の受け付けはIPv6のみ
注意“4/6”、“6/4”、または“6”を指定する場合は、DNSまたはhostsファイルに自ホストのIPv6アドレスを登録してください。
- 接続待ち最大数
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配信、集信、要求受付プロセスが同時接続で受け付けることができる最大数を指定します。この値を超えて同時に接続が行われた場合、接続側でエラーが発生します。同時に通信ができる最大数ではないので注意してください。
指定した値の有効範囲はHULFTが稼動しているOSにより異なります。詳しくは各OSのマニュアルを参照してください。
- 電文転送タイプ
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データ転送方法を指定します。
- 異常検知優先
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: 配信および集信ともに、異常検知優先モードで動作します。データ転送方法、転送異常検知のタイミング、キャンセル受付のタイミングは、HULFT Ver.7未満のHULFTと同じです。
- 配信速度優先
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: 配信は転送速度優先モード、集信は異常検知優先モードで動作します。HULFT Ver.7未満の転送方法と比べ、配信時のリソースの使用率が変化し、転送異常検知のタイミング、キャンセル受付のタイミングが遅くなる場合があります。集信側のHULFTが転送速度優先モードでない場合は、異常検知優先モードが設定されます。
- 集信速度優先
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: 集信は転送速度優先モード、配信は異常検知優先モードで動作します。HULFT Ver.7未満の転送方法と比べ、集信時のリソースの使用率が変化し、転送異常検知のタイミング、キャンセル受付のタイミングが遅くなる場合があります。配信側のHULFTが転送速度優先モードでない場合は、異常検知優先モードが設定されます。
- 集配信速度優先
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: 配信および集信ともに、転送速度優先モードで動作します。HULFT Ver.7未満の転送方法と比べ、配信および集信のリソースの使用率が変化し、転送異常検知のタイミング、キャンセル受付のタイミングが遅くなる場合があります。相手側のHULFTが転送速度優先モードでない場合は、異常検知優先モードが設定されます。