SAN関連の詳細コード

SAN転送を使用したときの詳細コードを示します。

100

内容)

ボリューム定義ファイルのオープンに失敗しました。

対処)

ボリューム定義ファイルがbinntディレクトリに存在するか、正しいアクセス権が設定されているか確認してください。

101

内容)

ボリューム定義ファイルの読み込みに失敗しました。

対処)

ボリューム定義ファイルの内容を確認してください。

102

内容)

ボリューム定義ファイルのフォーマットが不正です。

対処)

ボリューム定義ファイルの内容を確認してください。

104

内容)

ボリューム定義ファイル内に該当するレコードが見つかりませんでした。

対処)

Mainframe側で設定されているボリューム情報が、ボリューム定義ファイル内に存在するか確認してください。

200

内容)

ファイルのベリファイ処理で配信ファイル側に余剰レコードが見つかりました。

対処)

配信側の場合、データセットのレコードが削除された可能性があります。集信側の場合、データセットのレコードが追加された可能性があります。他のプロセスがデータセットにアクセスしていないか確認してください。

201

内容)

ファイルのベリファイ処理で集信ファイル側に余剰レコードが見つかりました。

対処)

配信側の場合、データセットのレコードが追加された可能性があります。集信側の場合、データセットのレコードが削除された可能性があります。他のプロセスがデータセットにアクセスしていないか確認してください。

202

内容)

ファイルのベリファイ処理でレコードの差異がありました。

対処)

データセットのデータが更新された可能性があります。他のプロセスがデータセットにアクセスしていないか確認してください。

203

内容)

詳細ホスト情報にPROXYの設定があります。

対処)

SAN転送を行う場合は、PROXYの設定を行わないでください。

204

内容)

「ボリューム通番」が設定されていません。

対処)

Mainframe側の集信管理情報の「ボリューム通番」が正しく設定されているか確認してください。

205

内容)

配信ファイルのサイズが2GB以上です。

対処)

SAN転送ではファイルサイズが2GB以上のファイルの転送はサポートされていません。LAN経由でデータを転送してください。

206

内容)

「コード変換」が集信側に設定されています。

対処)

SAN転送を行う場合は、配信管理情報の「コード変換」に“配信側”または“無変換”を指定してください。

207

内容)

データセットに書き込むレコード長が長すぎます。

対処)

データセットのレコード長、配信ファイルのレコード長を確認してください。

208

内容)

相手ホストの「ホスト種」が不正です。

対処)

詳細ホスト情報に登録されている相手ホストの「ホスト種」が“汎用機”かどうか、確認してください。

209

内容)

相手ホストにHULFT-SAN(H)が導入されていません。

対処)

相手ホストにHULFT-SAN(H)が導入されているか確認してください。

210

内容)

FALに指定したサイズとデータセットに書き込んだサイズが一致しません。

対処)

集信側で十分なデータセットの領域が確保されているかどうか確認してください。