稼動形態

HULFTクラスタ対応機能は運用待機型で動作します。クラスタシステムを構成する複数のノードで、同時にHULFTを動作させることはできません。

クラスタシステムとして動作するHULFTは、通信先のHULFTから1台のサーバとして見えます。フェールオーバーが発生した場合でも、通信先のHULFTは同一のIPアドレスまたはホスト名でアクセスできます。これにより、接続先ノードは常に同じであり、相手ホストのユーザはサーバの切り替えを意識する必要がありません。

図1.2 稼動形態