フェールオーバー時のメッセージ出力処理
HULFTクラスタ対応機能は、配信や集信などの処理状況を逐次、処理状況格納ファイルに蓄積します。HULFTの動作中にクラスタソフトウェアが異常を検知してフェールオーバーした場合、処理状況格納ファイルの内容を元に異常発生時の処理状況がメッセージ(イベントログおよびコンソールログ)として出力されます。管理者はそのメッセージを元に復旧作業を行うことができます。
処理状況格納ファイルの件数(サイズ)は指定できます。処理状況格納ファイルのサイズが小さいとフェールオーバー時に処理状況を正しく表示しきれない場合があります。この場合、件数を増やす必要があります。
管理情報の設定によって変動しますが、1回の配信または集信あたり200バイト~約1KBのメッセージが、処理状況格納ファイルに出力されます。
= 備考 =
-
処理状況格納ファイルは2つあります。
書き込み処理で指定件数を超えると、もう一方のファイルをクリアし出力先が切り替わります。
-
出力されるメッセージについては「エラーコード・メッセージ」を参照してください。