ログ
- ログ切り替え値(logdelcount)
-
配信履歴、集信履歴、要求受付履歴、およびスケジューラ履歴を自動的に切り替える場合、その切り替えを行うタイミングを件数単位で指定します。
それぞれの履歴ファイルが指定件数に達した場合、履歴を切り替えます。
“0”を指定すると履歴の切り替えを行いません。
- コンソールログサイズ(logsize)
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コンソールログファイル(hulcon.log)のファイルサイズの上限値をKB単位で指定します。
コンソールログファイル(hulcon.log)が指定サイズになると、ファイルの内容がクリアされます。
- イベントログへの出力(eventlog)
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コンソールメッセージをイベントログに出力するかどうかを指定します。
メッセージレベルごとに指定可能で、4桁の“0”または“1”で指定します。“1”を指定した場合にはイベントログに出力を行い、“0”を指定した場合にはイベントログに出力を行いません。数値は左から「インフォメーション」、「ワーニング」、「軽度のエラー」、「重度のエラー」です。
- 0
-
: イベントログに出力なし
- 1
-
: イベントログに出力あり
上記のように指定すると、「インフォメーション」、「軽度のエラー」、および「重度のエラー」をイベントログに出力し、「ワーニング」をイベントログに出力しません。
注意メッセージレベルの種類については「エラーコード・メッセージ」を参照してください。
- コンソールログへの出力(consolelog)
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メッセージをコンソールログファイル(hulcon.log)に出力するかどうかを指定します。
メッセージレベルごとに指定可能で、4桁の“0”または“1”で指定します。数値は左からメッセージレベル「インフォメーション」、「ワーニング」、「軽度のエラー」、「重度のエラー」です。
- 0
-
: コンソールログファイルに出力なし
- 1
-
: コンソールログファイルに出力あり
上記のように指定すると、「インフォメーション」、「軽度のエラー」、および「重度のエラー」をコンソールログファイルに出力し、「ワーニング」をコンソールログファイルに出力しません。
注意メッセージレベルの種類については「エラーコード・メッセージ」を参照してください。
- コンソールログのバックアップ(backuplog)
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コンソールログファイル(hulcon.log)のファイルサイズがコンソールログサイズ(logsize)で指定した値になり、ファイルをクリアする前にコンソールログファイルをバックアップするかを指定します。
バックアップされたコンソールログは「hulcon.YYYYMMDDHHMMSS」(拡張子がバックアップされたときの日付および時刻)というファイル名で保存されます。日付は、システム動作環境設定の日付形式(datefmt)で設定した形式で表示されます。
- 0
-
: バックアップなし
- 1
-
: バックアップあり
- 操作ログ出力選択(oplselect)
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操作ログを出力するかどうか指定します。
- 0
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: 操作ログを出力しない
- 1
-
: ファイルアクセスログのみ出力
- 2
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: コマンド実行ログのみ出力
- 3
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: ファイルアクセスログとコマンド実行ログの両方を出力
- 操作ログユーザ指定文字(oplcharacter)
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同一環境に複数のHULFTが起動していた場合に、操作ログおよびトレースログがどのHULFTから出力されたのかを識別するための文字列を指定します。
8バイト以内の英大文字または数字で指定します。9バイト以上指定した場合、指定した文字は無効となり初期値(空白文字列)が設定されます。
省略した場合は何も表示されません。
- 操作ログユーザID出力形式(opluseridtype)
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操作ログユーザID(OS)の出力形式を指定します。
- 0
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: ダウンレベルログオン名
- 1
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: ユーザプリンシパル名(UPN)
“0”を指定した場合「NetBIOSドメイン名\ユーザ名」の形式で出力されます。
例)TEST_DOMAIN\User
“1”を指定した場合、「ユーザ名@DNSドメイン名」の形式で出力されます。
例)User@test_domain.hulft.com
ただしドメインユーザアカウントでない場合は、この形式が設定されていてもUPNが取得できないので“0”の形式で出力されます。
- 操作ログ自動切り替えサイズ(oplchangesize)
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操作ログファイルの最大サイズをMB単位で指定します。
操作ログファイルのサイズがこの値を超えた場合、それまでに出力されたファイルは名前を変えてバックアップされ、自動的に新しい操作ログファイルに切り替えられます。バックアップは、操作ログ出力先と同じフォルダに作成されます。
“0”を指定した場合は、操作ログの自動切り替えを行いません。
詳細は「操作ログの自動切り替え」を参照してください。
- 操作ログ切り替え世代管理数(oplgenerationcount)
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操作ログファイルを切り替えたときに、操作ログファイルのバックアップを何世代前まで残すかを指定します。操作ログの自動または手動切り替えによってバックアップファイル数がこの値を超えた場合、古いものから順に上書きされます。
操作ログ自動切り替えサイズ(oplchangesize)に“0”以外を指定した場合に有効です。
省略した場合は“9999”が設定されます。
詳細は「操作ログの自動切り替え」を参照してください。
- ログ縮小モード(logreduction)
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イベントログおよびコンソールログファイルへメッセージを出力する際、すべての項目を出力するか、共通ヘッダ部の項目だけを出力するかを指定します。
- 0
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: すべての項目を出力する
- 1
-
: 共通ヘッダ部分のみを出力する
- ログ出力バージョン(logver)
-
コンソールログファイルに出力するログのバージョンを指定します。バージョンによって共通ヘッダ部の形式が異なります。
- 84
-
: V8.4ヘッダを出力
- 8
-
: V8ヘッダを出力
共通ヘッダ部については、「エラーコード・メッセージ」を参照してください。