同期指定時のファイルトリガ情報制御待ち時間
ファイルトリガ情報制御では、ファイルトリガ情報の読み込みの完了を待つ(同期)モードと待たない(非同期)モードを選択できます。待つ(同期)モードで実行した場合、読み込み完了を待つ時間を設定する必要があります。
図4.10 ファイルトリガ情報制御待ち時間
1) ファイルトリガ情報制御コマンドは、自ホストの要求受付システムに対して、ファイルトリガ情報の再読み込みを要求します。
読み込みが完了するまで待ち状態になります。
2) 要求受付システムは、読み込み処理を実行します。
3) 要求受付システムは、処理の終了を待ちます。
4) 要求受付システムは、結果をファイルトリガ情報コマンドに通知します。
注意
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ネットワークの異常などで、無通信タイムアウト時間を経過しても要求受付から制御が戻らない場合、通信タイムアウトとなります。無通信タイムアウトについては、「無通信タイムアウト時間」を参照してください。
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ファイルトリガ機能は、以下のいずれかを導入している場合に使用できます。
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HULFT8のServerグレード
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HULFT8のEnterpriseグレード
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<指定方法>
HULFT for UNIX/Linux
- ファイルトリガ情報制御コマンド(utltriggerconf)
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コマンドのパラメータ
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-w 待ち時間 (秒)
上記指定がない場合は、システム動作環境設定のユーティリティ応答待ち時間を使用します。
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HULFT for Windows
- ファイルトリガ情報制御コマンド(utltriggerconf.exe)
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コマンドのパラメータ
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-w 待ち時間(秒)
上記指定がない場合は、システム動作環境設定のソケットリードタイムアウトを使用します。
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