ファイルトリガ機能 検知ジョブ待ち時間

ファイルトリガ情報で指定されたファイルに対する操作(作成、削除、または変更)を検知した場合、そのファイルトリガ情報に登録されているジョブが終了するまで、ファイルトリガ実行プログラムは待機します。

注意

ファイルトリガ機能は、以下のいずれかを導入している場合に使用できます。

  • HULFT8のServerグレード

  • HULFT8のEnterpriseグレード

図4.6 検知ジョブ待ち時間

1) ファイルトリガ実行プログラムは、ファイルに対する操作(作成、削除、または変更)を検知すると、登録されているユーザジョブを起動します。

そのジョブが終了するまで、ファイルトリガ実行プログラムは何もせず待ち状態となります。

2) ジョブの終了後、ファイルトリガ実行プログラムは、その結果を受け取ります。

 

ただし、2) でジョブの返事を待つための設定時間が短かった場合、ジョブ実行はジョブタイムアウトで終了します。

HULFT for UNIX/LinuxまたはHULFT for Windowsの場合、ジョブはタイムアウト時間経過後に強制終了されます。

2) のジョブのタイムアウト時間を、ジョブ待ち時間として設定します。

<指定方法>

HULFT for UNIX/Linux

要求受付

システム動作環境設定

  • ジョブ終了待ち時間(秒)(タグ名:jobwtimeout)

HULFT for Windows

要求受付

システム動作環境設定

  • ジョブタイムアウト(秒)(タグ名:jobwtimeout)