管理情報パラメータファイル生成コマンド

すでに登録済みの各管理情報から、管理情報バッチ登録(utliupdt)コマンドで使用するパラメータファイル(定義カード)を生成することができます。

管理情報パラメータファイル生成コマンド

utligen -f filename -i {snd|rcv|job|hst|tgrp|fmt|mfmt|trg} -id ID

パラメータ説明

-f filename

パラメータファイル名(省略不可)

256バイト以内の英数字で指定します。

絶対パスで指定してください。

-i {snd|rcv|job|hst|tgrp|fmt|mfmt|trg}

パラメータファイルを生成する管理情報を選択(省略不可)

snd

: 配信管理情報

rcv

: 集信管理情報

job

: ジョブ起動情報

hst

: 詳細ホスト情報

tgrp

: 転送グループ情報

fmt

: フォーマット情報

mfmt

: マルチフォーマット情報

trg

: ファイルトリガ情報

注意

ファイルトリガ情報はHULFT8のEnterpriseグレードを導入している場合に使用できます。

-id ID

生成対象のID(省略不可)

詳細ホスト情報以外のIDは、50バイト以内の英数字で指定します。

詳細ホスト情報のホスト名は、68バイト以内の英数字で指定します。

配信管理情報、集信管理情報、およびファイルトリガ情報のIDは、大文字、小文字の区別はありません。

アスタリスク(*)を使用して複数IDを指定できます。

“*”指定は全件、前方一致、または後方一致の指定が可能です。ただし、“*”を使用する場合は、ダブルクォーテーション(")で囲む必要があります(例 "ABC*")。

補足

「-i {snd|rcv|job|hst|tgrp|fmt|mfmt|trg} -id ID」を繰り返すことにより、複数のパラメータを生成することができます。

<記述例>

utligen  -f  /tmp/file01.file  -i snd  -id "s*"  -i  rcv  -id  rcv00001
utligen  -f  /tmp/fmtfile  -i  fmt  -id  "*"

注意

システム動作環境設定の高強度暗号強制モード(strongkeymode)の設定値を“1(有効)”から“0(無効)”に、または“0(無効)”から“1(有効)”に変更する場合、以下の手順でパラメータファイルの設定を見直してください。

  1. 高強度暗号強制モード(strongkeymode)の設定値を変更する前の状態でパラメータファイルを生成する。

  2. パラメータファイルの暗号キーを高強度暗号強制モード(strongkeymode)の設定値を変更後の状態で使用できる暗号キーに設定し直す。

  3. 高強度暗号強制モード(strongkeymode)の設定値を変更し、パラメータファイルを登録する。

上記の手順に従わず、高強度暗号強制モード(strongkeymode)の設定値を変更してパラメータファイルを生成すると、暗号キーに“%ERROR”と出力されます。