ファイルトリガ情報制御コマンド
ファイルトリガ情報制御を実行することで、要求受付を再起動することなく、動的にファイルトリガ情報を再読み込みします。そのとき、実行中のジョブが存在する場合は、ファイルトリガ情報制御コマンドはジョブが完了するまで待機します。ファイルトリガ情報制御コマンドが実行中の間に再度コマンドが実行されると、要求受付からすでに実行中であるというエラーが返ってきます。サービス名は「TRGCONF」です。
注意
ファイルトリガ情報制御コマンドはHULFT8のEnterpriseグレードを導入している場合に使用できます。
ファイルトリガ情報制御コマンド
utltriggerconf -r [-sync [-w time]]
パラメータ説明
- -r
-
ファイルトリガ情報再読み込み要求(省略不可)
- -sync
-
同期読み込み要求(省略可)
省略すると、非同期の要求となります。
- -w time
-
同期待ち時間(秒)(省略可)
ファイルトリガ情報読み込み時に処理結果を受け取るために同期をとる時間を、“10”~“259200”の範囲で指定します。
省略すると、システム動作環境設定ファイルのユーティリティ応答待ち時間で設定された値になります。
このパラメータを指定する場合は、「-sync」を指定する必要があります。