クラスタ環境へのリビジョンアップ
クラスタ環境を構築していないHULFTから、クラスタ環境下のHULFTへリビジョンアップを行う場合です。
クラスタシステムにおけるHULFTの運用系ノードと待機系ノードに、それぞれインストールを行います。以下にその手順を説明します。

図12.1 クラスタ環境へのリビジョンアップインストール
1) 運用系ノードへアップデートインストールを実施します。
2) 待機系ノードへアップデートインストールを実施します。
インストールは、「カスタムインストール」の手順に沿ってインストールを行います。
その際、以下の項目を選択してください。
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「アップデートインストール」
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運用系ノードへインストールする場合「クラスタ環境(運用系ノード)」を選択
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待機系ノードへインストールする場合「クラスタ環境(待機系ノード)」を選択
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注意
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クラスタ環境でHULFTを使用する場合に必要な製品およびグレードの詳細は、「クラスタ対応 マニュアル」を参照してください。
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この作業にはディスク容量として、ご利用いただいておりました既存のHULFTに相当する空き容量が別途必要となります。
パーティションの状態については、作業を行う前にdf コマンドなどによりあらかじめ確認してください。