高強度暗号強制モードを使用する場合の作業

高強度暗号強制モードを使用する場合、以下に示す条件を満たす必要があります。

  • HULFT 暗号オプション(AES)がインストール済み、かつシステム動作環境設定の暗号化方式(ciphertype)に“1(その他の暗号化)”を設定

  • システム動作環境設定の高強度暗号強制モード(strongkeymode)に“1(有効)”を設定

注意

プロダクトキー更新を行った場合、システム動作環境設定の高強度暗号強制モード(strongkeymode)は自動で変更されません。そのため、システム動作環境設定の高強度暗号強制モード(strongkeymode)を“1(有効)”に設定しているHULFTを、HULFT 暗号オプション(AES)がないプロダクトキーで更新すると、プロダクトキー更新後にHULFTが起動できなくなります。

 

プロダクトキー更新でHULFT 暗号オプションの有無を変更した場合は、ご使用の環境にあわせてシステム動作環境設定の高強度暗号強制モード(strongkeymode)の設定を変更してください。

 

高強度暗号強制モードを使用する場合

  1. システム動作環境設定の高強度暗号強制モード(strongkeymode)の設定内容を確認します。

    “0(無効)”に設定されている場合は、“1(有効)”に変更します。

  2. HULFTの各常駐デーモンを再起動します。

高強度暗号強制モードを使用しない場合

  1. システム動作環境設定の高強度暗号強制モード(strongkeymode)の設定内容を確認します。

    “1(有効)”に設定されている場合は、“0(無効)”に変更します。

  2. HULFTの各常駐デーモンを再起動します。

注意

HULFT 暗号オプション(AES)がインストールされていないHULFTで、システム動作環境設定の高強度暗号強制モード(strongkeymode)を“1(有効)”に設定すると、HULFTが起動できなくなります。


 

システム動作環境設定および高強度暗号強制モードの詳細は、「アドミニストレーション マニュアル」を参照してください。

HULFT 暗号オプションの詳細は、「暗号オプション マニュアル」を参照してください。