各項目の説明

以下に、インストール情報ファイルの各項目について説明します。

SERIAL

製品のシリアル番号を「-」(ハイフン)抜きの13バイトの数字で指定します。

= 備考 =

「XXX-XXXX-XXXXXX」の形式で「-」(ハイフン)入りの15バイトで指定することもできます。

PRODUCTKEY

http://www.hulft.com/から取得した製品のプロダクトキーを「-」(ハイフン)抜きの25バイトの英数字で指定します。

= 備考 =

「XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX」の形式で「-」(ハイフン)入りの29バイトで指定することもできます。

TERMLICENSEKEY

利用期間ライセンスキーを25バイト以内の英数字で指定します。

= 備考 =

「XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX」の形式で「-」(ハイフン)入りの29バイトで指定することもできます。

INSTALLATIONROUTE

インストール方法を、以下のいずれかの値で指定します。

EXPRESS

: 標準インストール

CUSTOM

: カスタムインストール

HULPATH

HULFT環境設定ファイル格納ディレクトリを200バイト以内の絶対パスで指定します。

HULEXEP

HULFT実行モジュール格納ディレクトリを200バイト以内の絶対パスで指定します。

CS4TRNSFR

ファイル転送に使用するコードセットを指定します。

EUC-JP

: EUC-JP

SJIS

: Shift-JIS

UTF-8

: UTF-8

GB18030

: GB18030

注意
  • ここで指定するコードセットは、システム動作環境設定の転送コードセット(cs4trnsfr)の初期値として設定されます。

  • ここで指定するコードセットは、システムのロケールに合わせて設定してください。

  • “GB18030”を指定すると、以下の言語は英語になります。

    • インストールログの内容

    • システム動作環境設定ファイルのコメント

HULLANG

HULFTの動作言語を以下のいずれかで指定します。

JPN

: 日本語

ENG

: 英語

新規インストール時は省略はできません。アップデートインストールの場合は省略可能です。

省略した場合、既存環境の設定値を引き継ぎます。

注意
  • ここで指定するHULFTの動作言語は、システム動作環境設定のHULFT動作言語(hullang)の初期値として設定されます。

  • ここで指定するHULFTの動作言語は、システムのロケールにあわせて設定してください。

    システムのロケールが日本語以外の場合は、“ENG(英語)”を設定してください。

INSTALLATIONTYPE

インストールタイプを指定します。省略すると“NEW”が設定されます。

NEW

: 新規インストール

UPDATE

: アップデートインストール

KEYUPDATE

: プロダクトキー更新

MYHOSTNAME

サイレントインストールを実行するホスト名を68バイト以内の英数字で指定します。

新規インストールで使用します。アップデートインストールおよびプロダクトキー更新では使用されません。

TMPDIR

一時ファイル作成パスを200バイト以内の絶対パスで指定します。

一時ファイル作成パスに指定したディレクトリは、システム動作環境設定の以下の項目の初期値になります。

  • ワークファイル作成パス

注意

HULFTを複数同時に起動する場合、一時ファイル作成パスには他のHULFTのワークファイル作成パスと重複しないパスを指定してください。

DATEFMT

日付形式を、以下のいずれかで指定します。省略すると"1”が設定されます。アップデートインストールの場合は使用されません。

1

: YYYY/MM/DD

2

: MM/DD/YYYY

3

: DD/MM/YYYY

INSTALLNODE

クラスタ対応機能を使用する場合のインストールノードを指定します。この項目に値を指定しない場合、クラスタ対応機能は使用されません。

指定なし

: クラスタ対応機能を使用しないインストール

ACTIVE

: 運用系ノードとしてインストール

STANDBY

: 待機系ノードとしてインストール

TRACEOUTPUTROUTE

トレースログの出力方式を、以下のいずれかで指定します。省略すると”N”が設定されます。

N

: どちらにも出力しない

T

: トレース出力ファイルのみ出力

S

: syslogのみ出力

B

: トレース出力ファイルとsyslog両方出力

ここで設定した値は、システム動作環境設定のトレースログへの出力(tracelog)システムログへの出力(syslog)の設定値となります。

システム動作環境設定の各項目の詳細は、「アドミニストレーション マニュアル」を参照してください。

PIDDIR

pidファイル作成パスを200バイト以内の絶対パスで指定します。「INSTALLNODE」に“ACTIVE”を指定した場合は省略不可、それ以外の場合は使用されません。