疎通テスト前の作業

HULFTのインストールが正常に終了したかどうかの確認を行うために、基本的な動作テストを自マシン内で行う際の手順を説明したものです。

疎通テストでは、主に以下の内容を確認します。

  1. 「管理情報の登録」

  2. 「配信要求(配信側起動のファイル転送)」

  3. 「履歴の確認(配信側起動のファイル転送)」

  4. 「送信要求(集信側起動のファイル転送)」

  5. 「要求状態の確認(集信側起動のファイル転送)」

  6. 「履歴の確認(集信側起動のファイル転送)」

= 備考 =

クラスタ環境でHULFTを使用する場合は、それぞれの運用系ノードで疎通テストを行ってください。

注意

クラスタ環境でHULFTを使用するためには、「HULFT8 for UNIX-Enterprise」、「HULFT8 for Linux-Enterprise」、または「HULFT8 for zLinux-Enterprise」を導入する必要があります。

運用時の通信トラブルを防ぐためにも、疎通テストを行うことをお勧めします。

図6.1 配信要求の関連イメージ

図6.2 送信要求の関連イメージ