配信プロセスの詳細コード

200  Opening of the Send work file failed.

内容)

配信ワークファイルのオープンに失敗しました。

対処)

システム動作環境設定の「ワークファイル作成パス(tmpdir)」とそのパーミッションを確認してください。

201  Opening of the Send file failed.

内容)

配信ファイルのオープンに失敗しました。

対処1)

配信管理情報の「配信ファイル名」および配信ファイルとそのパーミッションを確認してください。

対処2)

簡易転送の場合、配信要求時に指定した「配信ファイル名」および配信ファイルとそのパーミッションを確認してください。

202  Opening of the Format Information file failed.

内容)

フォーマット情報ファイルのオープンに失敗しました。

対処)

配信管理情報の「フォーマットID」およびフォーマット情報を確認してください。

203  Opening of the message log file failed.

内容)

メッセージログファイルのオープンに失敗しました。

対処)

メッセージログファイルのパーミッションなど環境の確認をしてください。

204  Opening of the send child process management file failed.

内容)

配信子プロセス管理ファイルのオープンに失敗しました。

対処)

「ワークファイル作成パス(tmpdir)」の設定に誤りがあると考えられます。環境の確認をしてください。

205  Reading of the Send file failed.

内容)

配信ファイルの読み込みに失敗しました。

対処1)

配信管理情報の「配信ファイル名」および、配信ファイルとそのパーミッションを確認してください。

対処2)

簡易転送の場合、配信要求時に指定した「配信ファイル名」および配信ファイルとそのパーミッションを確認してください。

206  Opening of the Format Information file failed.

内容)

フォーマット情報ファイルのオープンに失敗しました。

対処)

配信管理情報の「M/フォーマットID」および、配信管理情報の登録内容を確認してください。

207  Reading of the Send work file failed.

内容)

配信ワークファイルの読み込みに失敗しました。

対処)

ファイルシステム、OSの異常などが考えられます。環境の確認をしてください。

208  Reading of the communication socket failed.

内容)

通信ソケットの読み込みに失敗しました。

対処)

ソケットストリームの異常が考えられます。環境の確認をしてください。

209  Reading of the Send file failed.

内容)

配信ファイルの読み込みに失敗しました。

対処)

ファイルシステム、OSの異常などが考えられます。環境の確認をしてください。

210  An error occurred during output to the message log file.

内容)

メッセージログファイルへの出力に失敗しました。

対処)

ファイルシステム、OSの異常などが考えられます。ディスク容量など環境の確認をしてください。

211  A failure in writing of the communication file of the Send daemon and the Send process.

内容)

配信デーモンと配信プロセスの通信ファイルの書き込みに失敗しました。

対処)

ファイルシステム、OSの異常などが考えられます。システム動作環境設定ファイル(hulenv.conf)のタグを確認し、そのパーミッションと環境の確認をしてください。

212  Writing of the communication socket failed.

内容)

通信ソケットの書き込みに失敗しました。

対処)

ソケットストリームの異常が考えられます。環境の確認をしてください。

213  An error occurred in the socket or the pipe.

内容)

ソケットまたはパイプに異常が発生したと考えられます。

対処)

環境を確認し、再度転送を行ってください。

215  A memory error during format conversion.

内容)

フォーマット変換時のメモリーエラーです。

対処)

他のアプリケーションを終了するなどして再実行してください。

216  A memory error during data compression.

内容)

データ圧縮時のメモリーエラーです。

対処)

他のアプリケーションを終了するなどして再実行してください。

217  A block memory set error.

内容)

ブロック用メモリーセットエラーです。

対処)

他のアプリケーションを終了するなどして再実行してください。

220  Clearing or deletion of the Send file failed.

内容)

配信ファイルのクリアまたは削除に失敗しました。

対処)

ファイルの有無、パーミッション、ロック状態を確認してください。

221  Opening of the Multi Format Information file failed.

内容)

マルチフォーマット情報のオープンに失敗しました。

対処)

配信管理情報のM/フォーマットIDおよびマルチフォーマット情報を確認してください。

222  The key of the multi format data does not match.

内容)

マルチフォーマットデータのキーが一致しません。

対処)

マルチフォーマット情報のキーとデータの内容を確認してください。

223  Opening of the custom character table expansion file failed.

内容)

外字テーブル展開ファイルのオープンに失敗しました。

対処)

外字テーブルの環境を確認してください。

224  Opening of the EBCDIC user table file failed.

内容)

EBCDICユーザテーブルファイルのオープンに失敗しました。転送コードセットの組み合わせによりEBCDICユーザテーブルが利用できない可能性があります。

対処1)

EBCDICコードセットおよびEBCDICユーザテーブルの内容を確認してください。また、以下の転送コードセットがEBCDICユーザテーブルを利用できる組み合わせであることを確認してください。

  • 詳細ホスト情報の「転送コードセット(KCODETYPE)」に設定されている相手ホストのコードセット

  • システム動作環境設定の「転送コードセット(cs4trnsfr)」

対処2)

簡易転送の場合、以下の転送コードセットがEBCDICユーザテーブルを利用できる組み合わせであることを確認してください。

  • 相手ホストのシステム動作環境設定の「転送コードセット(cs4trnsfr)」

  • 自ホストのシステム動作環境設定の「転送コードセット(cs4trnsfr)」

225  HULFT on the receiving host cannot receive a file of 2GB or larger.

内容)

集信側ホストのHULFTが2G以上のファイルを受信することができません。

対処)

ファイルを分割して再度転送を行ってください。

226  Unable to send because the version of the receiving host is old.

内容)

集信側ホストのHULFTが下位バージョンのため送信できません。

対処)

転送ブロック数×転送ブロック長の値を32760以下に設定してください。

227  Unable to send because the version of the receiving host is old.

内容)

集信側ホストのHULFTが下位バージョンのため送信できません。

対処)

配信管理情報の「シフトコードの扱い(SHIFTTRANSACT)」を“Y(シフトコードを付加する)”に設定してください。

228  Unable to send because the version of the receiving host is old.

内容)

集信側ホストのHULFTが下位バージョンのため送信できません。

対処)

マルチフォーマット転送以外を設定してください。

229  Unable to send because the version of the receiving host is old.

内容)

集信側ホストのHULFTが下位バージョンのため送信できません。

対処)

次のすべての条件を満たす場合、CSV変換は出来ません。

  • 「パック・ゾーン変換(pschg)」が”S(モードS)”

  • 「ASCII用符号部(psascii)」が“2”

  • 集信側ホストのHULFTのバージョンがVer.6未満

  • 「コード変換(KJCHNGE)」が“S(配信側)”

230  The length of one record exceeds the maximum value.

内容)

1レコードのデータ長が最大値を超えました。

対処)

コード変換により、1レコード(改行まで)の最大値32768バイトを超えたと考えられます。そのレコードを含むファイルはHULFTでは扱えません。ファイルレイアウトを変更してください。

231  The data length of one record exceeds the maximum value.

内容)

1レコードのデータ長が最大値を超えました。

対処)

圧縮により、1レコードの最大値32768バイトを超えたと考えられます。圧縮を行わないで配信を再実行してください。

260  An error occurred in accessing the Send Control file (sddsendlist.dat).

内容)

配信制御ファイル(sddsendlist.dat)アクセスで異常が発生しました。

対処)

配信制御ファイル(sddsendlist.dat)が破損しているか、またはHULFTが不安定な状態の可能性があります。HULFTの再起動を行ってください。

261  An error occurred in the connection to the receiving host.

内容)

集信側ホストへの接続エラーが発生しました。

対処)

コネクトなど、ソケット関連の動作でエラーが発生したと考えられます。ネットワーク環境を確認してください。指定したホスト名、ポートNo.に誤りがないか確認してください。

262  A proxy Server connection error occurred.

内容)

プロキシサーバへの接続エラーが発生しました。

対処)

プロキシサーバへの接続エラーが発生しました。プロキシサーバの状態や、ポート番号などの指定を確認してください。

263  A local net proxy server connection error occurred.

内容)

他ネットプロキシサーバへの接続エラーが発生しました。

対処)

他ネットプロキシサーバへの接続再試行に失敗しました。他ネットプロキシサーバの状態や、ポート番号などの指定を確認してください。

270  A trace log file open error occurred.

内容)

トレースログファイルのオープンエラーが発生しました。

対処)

トレースログへの出力、トレース出力ファイル名を確認してください。

271  Transfer of the Send file ended, but the last termination processing failed. 

内容)

配信ファイルの転送は終了しましたが、最後の終了処理で失敗しました。クラスタ対応版の場合は、フェールオーバー後自動再配信は行われません。

対処)

集信側は全てデータを受信していない可能性があります。再度転送を行ってください。