クラスタ対応のHULFTとして必要とされる機能

HULFTクラスタ対応機能は、クラスタ構成システム下で動作するHULFTの、システムの可用性をより高めるため、以下の機能を提供します。

(1) フェールオーバー後の自動再配信

高可用性システムとして、配信時および集信時にフェールオーバーが発生した場合、フェールオーバー後に自動で転送が再開される必要があります。

HULFTクラスタ対応機能では、データ転送中に異常が発生した場合、フェールオーバー後に、フェールオーバー後自動再配信(配信側)、およびフェールオーバー後自動再配信(集信側)ができます。

(2) システム動作環境設定の動的反映(システム動作環境設定の問い合わせ機能および再設定機能)

HULFTのデーモンおよびプロセスを停止せずに、設定値を変更できます。